太った中年

日本男児たるもの

孔明の妻

2009-12-31 | weblog

United We Soar

 

諸葛孔明の妻

人は見かけによらぬもの

三国志で有名な天才軍師諸葛孔明は、風采も堂々とした体つきのたくましい八尺男であった。しかし、孔明の妻は歴史にも名だたる醜女であって、その醜さは、史書に記され、その結婚を冷やかす歌が歌われていた。

孔明の妻となる黄氏は、恩師の黄承彦(こうしょうげん)の娘で、最初二人の結婚は、当時の人々の笑いの種となり、郷里では「孔明の嫁選びを真似るなかれ、阿承(黄承彦)の醜い娘をもらうはめになるぞ」と言う諺が流行ったと言う。

黄夫人は色黒で赤毛の醜い女だが、奇人孔明との相性は抜群で才能に満ち溢れた人物で、孔明が初めて彼女に出会った時からその天才的な才能は、現されていたという。

ある日、孔明はご挨拶に黄府へ行った。扉を開けた途端、2匹の獰猛な犬が面と向かって飛びかかり孔明をびっくりさせた。黄府の女中がすぐに犬の頭をたたき、2匹の獰猛な犬は直ちに動かなくなった。よく見ると、2匹の精巧に創られた木のからくり犬だったのだ。 

孔明は、このからくり犬の独創的な発想を大賞賛した。恩師の黄承彦は微笑みながら「これは、うちの娘が暇な時、遊びに作ったものにすぎない」と言った。そして孔明は大広間の壁にかかっている『曹大家宮苑授読図』というきわめて精緻な絵を目にして賛嘆を禁じ得なかった。すると、黄承彦はまた「これも娘が自分流に描いた下手な作品だ」と言った。このような多芸多才な黄氏に孔明は深く心服せずにはいられなかったのだろう。

黄氏が諸葛孔明に嫁いだ後、家の中の事は全て一手に引き受けていたので、諸葛孔明は何の心配もなく、国事に専念することができた。彼女は物事を適切に処理し、人に接する時とても親切で優しかった。孔明の友たちも彼の家で暖かい接待をよく受けた。月日がたつにつれて、彼女に抱いた『醜い女性』との印象は尊敬の気持ちに切り換わり、みんな諸葛孔明の非常に優れている目に敬服し、聡明で才徳兼備な良い妻をめとったことに羨望するようになった。

范成大『桂海虞衡志』によると、黄氏は突然大勢の客が訪れても待たせないで食事を速やかに準備することができたという。その俊敏な身のこなしに驚いた客は、調理場に行ってのぞき見すると、いくつかの木のからくり人形が手伝っていたのだ。後に、彼女のこの発明が、孔明の大きな助けとなったという。この技術に基づいて発明された『木牛流馬』という新たな輸送手段は、なんと十何万の大軍の食糧を運ぶ問題を解決でき、孔明が自ら兵を率いて魏を攻める北伐の時にはさらに、『連弩』という殺傷力の最も高い新兵器を発明し、魏国将軍の張部もこの武器に撃ち殺されたと言われている。

黄氏は主人の孔明に対しても非常に配慮をし、孔明が夏に南方に出征した時は恐ろしい伝染病に出会うことを心配して、万一病気にかかった時に備えて『諸葛行軍散』と『臥龍丹』という薬も調合したという。

人は見かけによらぬもの、諸葛孔明の妻、醜いどころか、美しく感じる。人の美しさは外見ではなく内面にあるのではないだろうか。こんなにも聡明で賢く美しい妻、今まで見たところでは、諸葛孔明賢者とお似合いの女性は彼女しかいないのでは。

「孔明の妻は歴史にも名だたる醜女」、大晦日を飾るに相応しい衝撃的ニュースだ。でも、女房にするなら見た目よりも気立てつーからね。あと、ブスでも健康でセックスがよければそれでいいんじゃないのかな。

そんなワケで奥さん、今年一年太った中年に付き合ってくれてありがとう。

 

100兆円超の需要創造=成長戦略、400万人を新規雇用-政府(時事通信) - goo ニュース

政府は30日、臨時閣議を開き、鳩山政権の新たな経済成長戦略「輝きのある日本へ」の骨格となる基本方針を決定した。2020年までに環境、健康、観光の3分野で100兆円超の需要を創造して400万人以上の新規雇用を創出する目標を提示。基本方針の冒頭で、政治的リーダーシップで新成長戦略を実行する決意を「新需要創造・リーダーシップ宣言」として掲げた。

今後、目標達成に必要な施策の具体化作業を進め、実行計画となる行程表を作成。複数年度予算を視野に入れた中期財政フレームの策定と合わせて来年6月をめどに新戦略をまとめる。

鳩山由紀夫首相は、臨時閣議に先立って開いた成長戦略策定会議で「日本はこの道を進めば大丈夫だという自信、希望を(国民に)持っていただく。『人間のための経済』に変えていかないといけない」と述べた。

新戦略は、地球温暖化、少子高齢化という二つの課題を解決する対策を、需要と雇用を生み出す機会と位置づけた。日本の技術やシステムを輸出してアジアの経済成長を後押しし、外需を獲得していく方針も示した。その上で、「環境・エネルギー」のほか、「健康」「アジア」「観光・地域活性化」「科学・技術」「雇用・人材」を戦略分野と位置付け、20年までの達成目標と主な施策の方向を示した。

経済成長率については、年平均で名目3%、物価変動の影響を除く実質で2%以上を実現し、20年度の名目GDP(国内総生産)を現在の1.3倍超の650兆円程度へ高めることを目指す。国民の「幸福度」を表す新たな指標も開発する。

今年最後のニュース。

で、今年最後の噛みつき亀

 

「失われた20年」が終わる - 池田信夫 blog

 

やはり鳩ポッポに噛みついていた。

 

【Web】蓮舫議員のサイトがツイッターそっくりに(産経新聞) - goo ニュース

民主党の蓮舫参院議員の公式サイトがツイッターそっくりのデザインに“衣替え”した。淡い水色と緑色、白を基調としたサイトの中央に、日誌風の書き込みがある。プロフィルなどへのリンクもツイッター風に掲載。蓮舫議員はネット系ニュースサイトの質問に対し自身のツイッター上で「Twitterと真面目に向かい合いたい」と動機をつぶやいている。年内だけ試験的に実施。本人のツイッターには2万人を超えるフォロワーがいる。

蓮舫のホームページ 

これは冴えている。池田信夫blogも噛みついているだけでなく、少しは見習ったほうがいい。


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