太った中年

日本男児たるもの

マハティールが語った

2012-05-22 | weblog

マハティール元首相、日本の政治にもの申す。消費増税と原発再稼働をやめ研究開発投資を

上記JBpressのマハティール元首相インタビュー記事は論旨が明快で読みごたえがあった。

但し非常に長いので転載は割愛。以下はマハティール語録の抜粋。

・国民の声が直接リーダーに届く制度に変えることを検討してもいいのではないですか。国民が日本をどうしたいのかをはっきりと示し、そのうえで政治家の意見を聞いて、この人はと思う人に首相になってもらう。

・とにかく、日本は米国の顔色ばかりうかがっていては豊かになれません。もっと日本自身のことを考えないと。

・私からすると、日本は米国を富ますことに熱心に見えます。そろそろそんな考えは捨てて、日本自身を富ますことを考えるべきではないでしょうか。

・そして優れた日本製品が買いたくても買えなくなった国もあるということを日本は知るべきです。円を切り上げたことでそうした国の豊かささえ犠牲にしたことになるんです。

・私が首相であった時代には、原発の導入は全く考えませんでした。それは、原子力に対する知識が未熟だからです。マレーシアが未熟というのではなく、人類という意味でです。

・今日、ある国が(第2次世界大戦のような)戦争を起こすことは不可能でしょう。戦争である国を征服することはできるかもしれないが、その国を支配し続けることはできないのです。それが歴史の教えです。

とまあこんな感じで日本の抱える問題にズバズバ切り込んでいく。面白かった。ではまた。