愛煙家の多事総論

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定期的な動物CMブーム

2007-11-25 19:55:27 | 国内情勢
CM業界では、定期的に「動物ブーム」が来ると言われている。まあ代表的なのが犬で、ドッグフードのCMの犬がカッコいいと流行ったり、ヤクザ・・・じゃなかった消費者金融に出てくるチワワが可愛いと流行ったり、そんな感じで、割と定期的にブームが訪れる。んで、今年はソフトバンクのCMの犬。何故か犬が父親というコミカルな設定が受け、ソフトバンクのCMは人気が高い。が、動物ブームに必ず付随する「ペットブーム」には、今回はならなかったようだ。

ソフトバンク犬、CM好感度ランクトップも人気なし

都内のペットショップ青山ケンネルでは「CMを見ての問い合わせ? 全くありません。いま人気があるのはトイプードルやテリア系など小型犬です」と話し、他のショップでも同様の答えが返ってきた。

 別名・アイヌ犬とも言われる北海道犬は戦前に天然記念物に指定され、全国で2000頭を切る希少犬種。衰退の一途にあるが、飼い主に忠実で寒さに強く、1902年には八甲田山の雪中行軍での遭難者の捜索活動で活躍した。最近では今年8月、長野県伊那市が熊の駆除のために10頭の北海道犬を採用するなど狩猟能力の高さでは抜きんでている。

 北海道犬保存会の高橋隆会長は「武士は二君に仕えずで、知らない人にはなつかない忠実な性格。狩猟犬でありながら熊や鹿、狼などから家族を守る護衛犬でもあります。雑種犬や柴犬などとも違う野性味があり、田舎の山奥で暮らしている素朴な感じがいいんです」と話す。

 そんな魅力ある北海道犬だが、市場での人気は今ひとつ。相場も3-5万円と決して高くはない。ペットの通信販売「犬曜日」の豊永園子店長は、室内で飼いやすい小型の愛玩犬に人気が集中するなか、北海道犬の手強さゆえの不人気ぶりを嘆く。

 「北海道犬は全く知名度がない上に、性質、身体能力が高く心も強い犬ですから、生半可なしつけでは怖いと感じることもあるでしょう。チワワやプードルなら飼い方に失敗しても『うちの子わがままなのよ』で済みますが、北海道犬はシャレにならない。でも衰退させるには惜しいすばらしい犬種なんです」

 かつて、大型犬で人気を博したシベリアンハスキーがブームが去ると捨てられ、飼い主のモラルが問われたこともあった。「どうぶつ健保」を運営するアニコムクラブ広報の塩沢みちさんは「昨年の動物愛護法改正で飼い主の責任を果たしましょうという啓蒙(けいもう)活動もだいぶ浸透してきた。アクセサリーではなくペットも家族の一員としてちゃんと考えられるようになってきたのではないか」と、飼い主側も一過性の人気に左右されなくなってきたと指摘する。




へ~、あれって北海道県だったんだ。
何となく精悍な顔立ちなのに可愛いのが良いですな。

ま、それはともかく・・・。
単にペットとしての魅力を感じなかったのか、中型犬だから敬遠されたのか、それとも本当に飼い主のモラルが上がったのかは分からんが、今回は「北海道犬ブーム」とまではならなかったようだ。
ペット業界としては寂しい限りかもしれないだろうが、自分はこれで良かったと思う。


かつてコラムニストの友人に同行して、30匹以上のチワワが保健所に収容されてるのを見ちまったらなぁ・・・。
ペットブームなんて起こらない方が嬉しい。




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