愛煙家の多事総論

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活字離れ、イクナイ

2007-11-29 21:44:42 | 国内情勢
最近、以前にも増して若者の活字離れが叫ばれるようになった。新聞も読まず、本も読まず・・・。確かに、時代の流れというものもあるのかもしれない。「マスゴミの新聞なんて読みたくねえ!」と言っている人がいるのも分かる。でも、やっぱり本ってのは様々な知識や、他人が思っていることを看取するのに役に立つから読んでほしいなぁ。

「日本の若者の活字離れは文化の崩壊を予言」

日本最大手の学術出版社・岩波書店に40年間勤務し、うち6年間は社長を務めたベテラン編集者・大塚信一氏(68)が来韓した。大塚氏は2003年に社長を退いた後、新聞社・出版社関係者と活字文化推進委員会を設立、児童・生徒の朝読書や子ども読書奨励運動に携わっている。


 大塚氏は「“考える力を抹殺するテレビやインターネットは何としてでも子どもに近付けてはならない”というノンフィクション作家・柳田邦男氏の主張に全面的に共感する」と語った。


 「携帯電話・インターネット・テレビに取りつかれた日本の若者の活字離れ現象は、文化の崩壊を予言するもの。このような没落の道を韓国が辿らないことを望んでいる」 


 大塚氏は40年間にわたる編集者としての経験を書き綴った『理想の出版を求めて』(ハンギル社)の韓国出版に合わせ、28日に懇談会を開いた。同書には「パンツのゴムを買ってきて」と作家に言われ、町をさまよった「小僧」時代のエピソード、日本人大学助教授の情報まで要求してくる英オックスフォード大学出版部の緻密な仕事ぶりなどを綴っている。


 大塚氏は「出版の本領は人類の知的な遺産を伝達・継承・発展させることにある。金儲けだけを考える出版社、自己啓発・財テク書ばかりを求める一般大衆など、最近の風潮が心配だ」と語った。




小学生時代から今の今まで、毎日本を読む習慣を続けている自分としては、若者が本から離れていくのは悲しい。
そりゃ、漫画とかゲームとかアニメとか、そういったものだって面白いかもしれないれど、漫画やゲームやアニメと違い、「言葉」だけを頼りにしなければならない、登場人物の姿かたちや思いを自分で「創造」する楽しみってのが本にはあるのに。

んで、そうやってそれを少しずつ実生活にも取り入れて、円満な人間関係、優れた人間性が形成されると思うわけで。

まあ、長年本を読んでいる俺が、ちっとも優れた人間性を形成していないことは秘密だが。

だからこの人が心配するとおり、自分も若者にはもっと本を読んで欲しいと思う限りでございます。

ただ

>「携帯電話・インターネット・テレビに取りつかれた日本の若者の活字離れ現象は、文化の崩壊を予言するもの。このような没落の道を韓国が辿らないことを望んでいる」 

いや~・・・韓国は日本とどっこいどっこい・・・どころか、インターネットに関してはもう手遅れだろ。と、思ふ。



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