愛煙家の多事総論

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安倍さんが拾う前に小学生が拾う前に

2007-06-08 20:42:15 | 国内情勢
安倍さんが拾う前に小学生が拾う前に、多摩川のゴミは一応散歩仲間と一緒に拾ってるんですが。

「安倍がゴミ拾い」のためにゴミ戻す (ゲンダイネット)

アララ、安倍首相のゴミ拾いパフォーマンスのために、小学生らがしかられちゃった――安倍首相は3日午前、地元小学生らに交じり、丸川珠代ら参院東京選挙区候補者と東京・世田谷区の多摩川河川敷でゴミ拾いの清掃活動に参加した。

 冒頭、「美しい日本をつくっていくため、きれいな日本をつくっていくことが大切だ」と得意満面で挨拶した首相だが、安倍首相が作業を始めるとゴミがない……。河川敷は先日も清掃したばかりで、しかも先に作業した人たちがゴミを拾ってしまっていた。それに気付いた関係者が「ダメだよ拾っちゃ! ここは総理が拾うところだ!」と絶叫。拾った人は渋々ゴミを袋から地面に戻した。

 安倍首相の当日の姿はシャツと革靴。参加者の中には首相のやる気を疑問視する声もあった。ゴミ拾いに挑戦してゴミをまいてきた小学生たちは、首相が叫ぶ「美しい国」をどうとらえるのだろうか。




そもそも、「ゴミ拾い」の場所に多摩川を選定したのが気に入らねぇ。これでも、二子玉川~多摩川駅間のゴミは、毎日といわないまでも、散歩がてらにせっせと拾ってますがな、散歩仲間と。
別に、「俺って凄いだろ!」と自慢したいわけではなく、そうやってゴミ拾いをしているのに、「ゴミが落っこちていそうな場所」と認識されたのが悲しい。
それに、ボランティアで毎週片付けに来ている人たちだっている。多摩川河川敷は、結構綺麗なのだ。
クソガキどもの花火のゴミを片付けたり、タバコの吸殻拾ったり、空き缶集めたり・・・とまあ、地域の努力なんていう地下の地下の地下の人間のやったことなんて、安倍首相みたいなえら~い、すばらし~い、天の人からすればどーーでも良いことなのかも知んないけどさぁ。


つーか、「世田谷区の多摩川」ってなったら、実際自分がいつも散歩しているルートのどっかだと思うのだけれど、一体どこら辺でやったんだろ?
多摩川駅を越えたら大田区に入るし、二子玉川をちょっと越えたら狛江市だ。そう考えると、自分の散歩ルートとどうしても重なるんだよなぁ・・・。


で、その散歩ルートにはホームレスのおっちゃんたちが暮らしているわけで・・・。安倍首相の目に、ブルーシートやダンボールで作られた家が入らなかったとは思えない。それらの家を見て、何か感じたのかどうか聞いてみたいもんだ。

何も感じていないようだったら、もうダメだろうな。





記事中のようにマッチポンプ的なゴミの片づけを本当にしていたのだったら、余りにも酷い。
人としても酷いし、政治家としても酷過ぎる。つーか、日頃からせっせと片付けている人に対しても失礼だろ・・・。

つか、行政の人間ならば、そうやっておためごかしのゴミ拾いをしてくれるよりも、国交省をせっついて草刈やってくれたほうがはるかに嬉しいし、頼もしいんだがな。


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