中日が優勝したわけだが

中日が見事日本シリーズを制し、53年ぶりの日本一に。が、自分は中日ファンではないので、別に大した感慨は無い。むしろ、日本ハムが負けた事が腹立たしい。だって、日本ハム製品が安くならないわけだし。

＜中日＞東海３県の百貨店やスーパーなどで優勝記念セール

　プロ野球の中日ドラゴンズの５３年ぶりの日本一を祝う優勝記念セールが２日、東海３県の百貨店やスーパーなどで始まった。名古屋・栄の松坂屋本店では午前１０時の開店前に約４５００人が行列をつくった。店ではセールを８日まで７日間の予定で開催し、期間中６億円の売り上げを見込んでいる。



経済効果低～～～・・・。

巨人や阪神が優勝すればとりあえず世間一般が盛り上がるし、日本ハムが勝てばスーパーで大安売りが始まるし、ヤクルトが勝てばヤクルトの乳製品全般が安くなるし、ロッテが勝てばロッテ製品が安くなるし、西武が勝てば百貨店が盛り上がるものだが・・・。

今日仕事帰りに百貨店やスーパーを覗いてみたけど、一つとして優勝セールをやってなかったなぁ。
まあ親会社がマスコミな上に、巨人と違って格別の人気があるわけでもないし、こんなもんだろう。

とはいえ、寂しすぎるぜ。

毎年優勝セール時に色々なものを安く買い叩くのが大好きな自分としては、日本ハムに優勝して欲しかった・・・。
日本ハムに勤めている友人のコネで社内割＋優勝セールで、通常の半額近くの値段で色々なもんを買い漁れた去年が懐かしい・・・。




そう言えば、日ハムのヒルマン監督が今期限りで退団する。

ヒルマン監督、別れの時　来季は米大リーグ監督

選手、ファンに愛された指揮官に別れの時が来た。シリーズ連覇はならず、日本ハムのヒルマン監督は日本での最後の試合を終えた。「今季は選手たちが奇跡的な活躍をしてくれた。恥じることはない」と胸を張った。
　実力、人気ともに低迷する球団改革の一役を期待され、２００３年に迎えられた。当初は日本の野球、文化に戸惑ったが「適応」をモットーに掲げて選手、スタッフを信頼。働きやすい環境づくりを整えた。昨年は４４年ぶりの日本一を達成し、今季は球団史上初のパ・リーグ連覇へと導いた。
　０４年、チームの本拠地が東京から北海道に移ると、指揮官は球団の顔としてファンサービスに努めた。「ヒルマン監督でなければ、わずか５年でここまでチームは成長しなかった」と当時の球団社長、小嶋武士氏は言う。
　来季は米大リーグ、ロイヤルズの監督となる。「素晴らしい仲間、ファンに囲まれて、素晴らしい仕事を成し遂げられた」。日本の野球史に名を刻み、惜しまれながら日本を後にする。




時の流れとは不思議なものだ。
日ハムがまだ後楽園を本拠地としていたころ、日ハムは万年下位チームだった。とにかく弱かった。人気も無かった。試合前にダフ屋がうろつくこともなかった。そもそもチケットは余ってばっかだった。

それが、北海道に本拠を移し、ヒルマンを招聘し、僅か数年・・・。
気づけば、日ハムは押しも押されぬ強豪チームへと変貌していた。

勿論選手の頑張りもあったが、やはりここまでの急成長を成し遂げた一番の力はヒルマンにあるだろう。
そのヒルマンが去る・・・。

日ハムがまた来年から弱小球団にならないか心配だ。

ことに、日本シリーズでの貧打の山と、ダルビッシュ頼みの貧弱な投手陣を見てしまうと・・・。