ただ今夜勤中@恵比寿の某スタジオなおらっちです。こんばんにょ。
今日は午後7時過ぎからこのスタジオで作業をしてるんですが、今日中に帰れそうです。ヤッピー♪
…ヤッピーとか言うな33歳。
9日の夜…つうか10日の朝だけど…に頑張って作業したおかげで、順調に進んでおりまして、とりあえず歌入れは終わりました。といってもおらっちの歌入れではないんですがね。おらっちはソファにふんぞり返って、その様子を眺めて、気になるところにダメ出ししたり、「こういう風に歌ってみたら?」なんてアドバイスしたりするんですね。エラソーに…。
そうやって曲を組み立てていくんですよ。
その様子を見ながら、自分の目指す方向性だとか、自分が進んできた道の回顧だとかを再確認することができてとてもスバラシイ。
おらっちはこの作業では完全に裏方に徹してるんですね。
ゆくゆくCDになったとしても、ミュージシャンクレジットに名前が載らないかもしれない。
でも、それでも得る物は大きくて、それが自分の糧となり、財産になるのならば、寝る間を惜しんで作業する意義があるってものですよ…お金ももらえるしね(爆)!!
みなさんも、お気に入りのアーティストのCDに付いている歌詞カード、最後まで目を通してみて下さい。
ギタリストやドラマーなどのミュージシャンはもとより、プロデューサー、ミキシングエンジニア、アシスタント、プロモーター、マネージャー、ヘアメイクさん、衣装さん、フォトエンジニア、etc…と、様々な人の力によって1枚のCDが完成するんです。
もちろん、歌詞カードにクレジットされている人の名前はほんの1部に過ぎません。
が、ざっと目を通しただけでも、どれだけの人の才能と努力が集結して1枚の作品に仕上がっているのかがよくわかると思います。
おらっちはまだ「プロのミュージシャン」ではないです、正直。でも、「アマチュアミュージシャン」でもないわけで、まあいわゆる「セミプロ」的な位置にいると思います。
この仕事の現場で、よくアーティストたちと話をするんですが、「1枚の作品に携わる人への感謝を忘れるな!」ってよく言うんです。
今まで約4年ほどこの仕事をしてきた中で、その気持ちを失って天狗になって大失敗してきたアーティスト・グループを何組も見てきています。
その逆で、ブレイクして世に出てからも、その気持ちをずっと胸に秘めて前進し続けているアーティストも知っています。
一昔前であれば、「アウトローなイメージで、わがままで、自分勝手で…でもギターを弾かせりゃ右に出る奴はいない」的なスタンスで仕事をしているミュージシャンもたくさんいたようです。一匹狼チックで、孤独で、社会に馴染めず、でも音楽に関しての才能はピカイチっていう人たちね。
昔はそれでよかったんです。そういう人々を受け入れる「受け皿」が音楽業界にあったから…。
でもね、最近のミュージックシーンで、そんなやつは確実にはじかれます。
「社会不適合」な人を抱えるリスクを、レコード会社は背負いたくないからです。
だって、考えてもみてくださいよ!
ギターを触ってたった2週間っていう人でも、ネット環境が整ってさえいれば、自作の曲をネット上にアップロードして、全世界に配信できる世の中なんですよ。
それなりにお金があれば、ちゃんとレコーディングをして、CDを焼いて販売する事だってできる世の中なんですよ。
ちゃんとしていない人間は、すぐにボロが出るんです。
ちゃんとコミュニケーションができない人間は、「孤独」っていう音色がCDに焼かれてしまうんです。
いや、コミュニケーションをとった上でのワガママは、ある程度は許容できるんですよ。それはアーティストとしての「譲れないライン」なんでしょうから…でも、何一つ他人を受け入れず、ただ寡黙に自分の世界観だけに固執してしまう人は、「じゃあ、勝手にやってれば?」って思われてしまうのがオチなんですね。
だから、このブログを読んで下さっている皆さんの中に(特に若い方で)、これからミュージシャンを目指しているという方がいらっしゃるなら、これだけは覚えておいて下さい。
「回りへの気配りだけは忘れるな!」
これはどんな会社に入っても必要なことです。
そう、つまりは、社会で通用する人間になりつつ、自身の音楽性を向上させて行って下さいってことです。
「俺には『音楽』があるから、就職とか考えずに音楽に没頭するんだ!腕を磨くんだ!」なんて人は相手にされません。ましてや、「この音源聴けば、俺のすごさがわかるから!」なんて自信満々でデモテープを渡しても、聴いてももらえません。
何故なら、そんな面倒くさいやつを相手にしているより、ネット上に氾濫するアマチュアの作品の中から、ダイヤモンドの原石を発掘する作業をした方が、より手っ取り早いからです。
上質な人間性の上に成り立つ、上質な音楽を志してください。
セミプロの立場でおこがましいですが、最近、仕事をする上で「困ったちゃん」と多数遭遇するので、あえて言わせていただきました。
でも、今一緒に仕事しているバンドのメンバーはいい奴ばかりですよ!
あ~、名前とか公表してやりたい!!
それじゃあまたね!バイバ~イ!!
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今日は午後7時過ぎからこのスタジオで作業をしてるんですが、今日中に帰れそうです。ヤッピー♪
…ヤッピーとか言うな33歳。
9日の夜…つうか10日の朝だけど…に頑張って作業したおかげで、順調に進んでおりまして、とりあえず歌入れは終わりました。といってもおらっちの歌入れではないんですがね。おらっちはソファにふんぞり返って、その様子を眺めて、気になるところにダメ出ししたり、「こういう風に歌ってみたら?」なんてアドバイスしたりするんですね。エラソーに…。
そうやって曲を組み立てていくんですよ。
その様子を見ながら、自分の目指す方向性だとか、自分が進んできた道の回顧だとかを再確認することができてとてもスバラシイ。
おらっちはこの作業では完全に裏方に徹してるんですね。
ゆくゆくCDになったとしても、ミュージシャンクレジットに名前が載らないかもしれない。
でも、それでも得る物は大きくて、それが自分の糧となり、財産になるのならば、寝る間を惜しんで作業する意義があるってものですよ…お金ももらえるしね(爆)!!
みなさんも、お気に入りのアーティストのCDに付いている歌詞カード、最後まで目を通してみて下さい。
ギタリストやドラマーなどのミュージシャンはもとより、プロデューサー、ミキシングエンジニア、アシスタント、プロモーター、マネージャー、ヘアメイクさん、衣装さん、フォトエンジニア、etc…と、様々な人の力によって1枚のCDが完成するんです。
もちろん、歌詞カードにクレジットされている人の名前はほんの1部に過ぎません。
が、ざっと目を通しただけでも、どれだけの人の才能と努力が集結して1枚の作品に仕上がっているのかがよくわかると思います。
おらっちはまだ「プロのミュージシャン」ではないです、正直。でも、「アマチュアミュージシャン」でもないわけで、まあいわゆる「セミプロ」的な位置にいると思います。
この仕事の現場で、よくアーティストたちと話をするんですが、「1枚の作品に携わる人への感謝を忘れるな!」ってよく言うんです。
今まで約4年ほどこの仕事をしてきた中で、その気持ちを失って天狗になって大失敗してきたアーティスト・グループを何組も見てきています。
その逆で、ブレイクして世に出てからも、その気持ちをずっと胸に秘めて前進し続けているアーティストも知っています。
一昔前であれば、「アウトローなイメージで、わがままで、自分勝手で…でもギターを弾かせりゃ右に出る奴はいない」的なスタンスで仕事をしているミュージシャンもたくさんいたようです。一匹狼チックで、孤独で、社会に馴染めず、でも音楽に関しての才能はピカイチっていう人たちね。
昔はそれでよかったんです。そういう人々を受け入れる「受け皿」が音楽業界にあったから…。
でもね、最近のミュージックシーンで、そんなやつは確実にはじかれます。
「社会不適合」な人を抱えるリスクを、レコード会社は背負いたくないからです。
だって、考えてもみてくださいよ!
ギターを触ってたった2週間っていう人でも、ネット環境が整ってさえいれば、自作の曲をネット上にアップロードして、全世界に配信できる世の中なんですよ。
それなりにお金があれば、ちゃんとレコーディングをして、CDを焼いて販売する事だってできる世の中なんですよ。
ちゃんとしていない人間は、すぐにボロが出るんです。
ちゃんとコミュニケーションができない人間は、「孤独」っていう音色がCDに焼かれてしまうんです。
いや、コミュニケーションをとった上でのワガママは、ある程度は許容できるんですよ。それはアーティストとしての「譲れないライン」なんでしょうから…でも、何一つ他人を受け入れず、ただ寡黙に自分の世界観だけに固執してしまう人は、「じゃあ、勝手にやってれば?」って思われてしまうのがオチなんですね。
だから、このブログを読んで下さっている皆さんの中に(特に若い方で)、これからミュージシャンを目指しているという方がいらっしゃるなら、これだけは覚えておいて下さい。
「回りへの気配りだけは忘れるな!」
これはどんな会社に入っても必要なことです。
そう、つまりは、社会で通用する人間になりつつ、自身の音楽性を向上させて行って下さいってことです。
「俺には『音楽』があるから、就職とか考えずに音楽に没頭するんだ!腕を磨くんだ!」なんて人は相手にされません。ましてや、「この音源聴けば、俺のすごさがわかるから!」なんて自信満々でデモテープを渡しても、聴いてももらえません。
何故なら、そんな面倒くさいやつを相手にしているより、ネット上に氾濫するアマチュアの作品の中から、ダイヤモンドの原石を発掘する作業をした方が、より手っ取り早いからです。
上質な人間性の上に成り立つ、上質な音楽を志してください。
セミプロの立場でおこがましいですが、最近、仕事をする上で「困ったちゃん」と多数遭遇するので、あえて言わせていただきました。
でも、今一緒に仕事しているバンドのメンバーはいい奴ばかりですよ!
あ~、名前とか公表してやりたい!!
それじゃあまたね!バイバ~イ!!
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