fantasia*diapsida

とりとめのないメモの山

freetalk 090716:

2009-07-16 00:00:00 | essai-?

関東ではすでに梅雨明けしたそうだが、
何気に関西ももうとっくに梅雨明けてるんじゃなかろうか、ってぐらい、
暑チィ。

もっとも瀬戸内気候ってのはそんなに降水が多いわけでもなく、さほどムシムシしたもんでもないので、
去年までの″熱帯でもないのにいきなりスコールが降ってくる″状態から比べれば幾分マシだ。
マシ、なはずなのだが、西岸海洋性気候ってこういうとき羨ましいのぅなんて
ふと思ってしまうから怖い。
(…いや、最近周りの人々がよくヨーロッパに行ってるもんでねぇ。)
でも一度人生で亜熱帯モンスーン気候に数年暮らした身からすると、
にゃにを、日本の夏なんて湿気も口ほどじゃねぇし、激烈なスコールもないしなぁ!なんて面白がってみたりもする。
だいたい、年中微温っこいとメリハリがつかんと思うんですよね、
そもそも俺、夏好きだし。

暑いのは一向構わないんだが小生、寒いのは大変苦手であって、
マイナス何℃となればもう奇声を発して踊り狂いそうになる。
(動いてないと関節は痛むわお腹は痛いわ…)
冷たい!寒い!というのはやっぱり生物にとって良くないとおもうのだね。
何を隠そうついこの間-80℃の冷凍庫(分子生物学用のサンプルはこういうところに保存する)をいじってたときに
ついうっかり気付かずに、手が凍傷になってしまってしばらく痛かったのである。
凍傷って怖いね。
氷に閉じ込められたマンモスとかアイスマンとかサタンとか逆ゴジの気持ちが思いやられますね。
スノーボール・アースなんかになったら終わりですよ、アナタ。
現代からイキナリ全球凍結みたいなことになったらどうなるんだろうなぁ。
ノトセニアが超勢力拡大したりするんだろうか。
四足動物で生き残りそうなのいないよな…。
と思いきや、代謝の低っく~いトゥアタラ(ムカシトカゲっていう呼び名はまるでトカゲみたいなので封印することにした)
なんかが生存したりしてね。
ヤツメ(ヤツメウナギっていう呼び名はまるでウナギみたいなので封印したいが代替名が見つからない)
なんかもちゃっかり達者でやっていそうだな。

そう、やっぱり俺、そういうしぶとそうな奴好きなのね、
"生きている化石"を地で行くような、そのまんま中生代・古生代のジオラマに放っても
そう違和感なくマッチしそうな奴らがね。
つまり、
何が言いたいかというと、
イシノミと遊びたいわけです。
夏の暑さ、セミの声、じゃあ昆虫のシーズンじゃないですか。
時間を見つけて、山にでも行きたいものです。
海もね。
川もね。
博物館もね。
古本屋もね。



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2 Comments

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Unknown (memento)
2009-07-16 06:29:38
関西でも普通の化石を発掘できる場所があるようなんですが・・場所がわかりません。

>マイナス何℃となればもう奇声を発して踊り狂いそうになる。

↑うけました(爆)
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Unknown (LOKI:(fantasia*diapsida))
2009-07-17 09:24:21
やっぱり丹波竜の丹波篠山がブームですかね…。
あとは古琵琶湖層群のある伊賀盆地とか。
でも実は一番有名なのは、
瀬戸内海の海底かもしれません(笑)。
新生代の地層が浸食されて露出しており、
底引き網などでナウマンゾウの歯や牙がひっかかることがちょいちょいあるという、
珍しい地域なんですよ。
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