GODZILLA 54th.！

ゴジラ！54周年おめでとうございます！！！！！

『ゴジラ(1954年/日/監：本田猪四郎)』の公開が1954年11月3日だってことで、調度2008年11月3日で54年です！

神保町の古本まつりを終え、そのまま徒歩で有楽町のゴジラ像まで参拝に行きました。
荷物が大変に重く、背中のリュックや手提げ袋の紐がピキピキ言ってたんだが、
どうも歩いて向かわずにはいられない。
要するに、卿士はこの種の妄想にどっぷりつかり、来る日も来る日も思索に耽ったので、
脳味噌がからからに干からび、ついには正気を失ってしまったのである。※注1
そのようなわけで、ドゥルシネーア・デル・トボーソ…じゃなかった、
吾等が破壊神に久々にまみえるため、この寒いのに汗かきながらフラフラ夜の街を散歩して行ったのである。
アホですな。

　　
こんばんわー。
　
女性ファンにはゴジラの後姿と言うのが人気らしい。
力強いくせどこか哀愁が漂っていて、父親的な印象を受けるから、という考察も聞いたことがあるが、
確かに背中で語れる俳優である。

銀座は和光の時計台は現在改修中だ。
　
というのもこれが、
"「キーンコーンカーン……」と爽やかに鳴り出"すと、
"けげんな顔で、これをのぞきこんだゴジラは、
 「ワオーッ」
 一声鋭く叫ぶと、いきなり時計台に、
 「ガリーッ!!」
 とむしゃぶり付いた"からである。※注2


うむ。
やっぱりゴジラはいいもんだ。

Japanese Godzilla Trailer 1954
伊福部昭、やるんなら観ませうね。
志村喬、いいねぇ。平田昭彦も。
何気に国会議員役で菅井きんが出てたりします。

上陸後の東京の、病院のシーンとかがやたら真に迫ってて怖い…
電車の中で普通に「あ～ぁ、また疎開かぁ」なんて話してたり。

BLOG内LINK：
・GODZILLA 53rd.！　

※注1：一応断っておくが、この一文はセルバンテス『ドン・キホーテ』のパロディ。
　　　　　ついつい怪獣熱に浮かれてしまうのは確かだが、
　　　　　元々私は、自転車より電車より車より、歩く方がたいへん好きなので、
　　　　　ここでも実際には「折角だから歩きたいなぁ」と歩くことそのものを楽しんでいる。

※注2：『ゴジラ東京編』　香山滋：著 (島村出版, 1955)
　　　　{ 『ゴジラ』　　香山滋 　(筑摩書房,　2004)　に収録}　より。

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