一杯の水

動物であれ、人間であれ、生命あるものなら誰もが求める「一杯の水」。
この「一杯の水」から物語(人生)は始まります。

サティ考――地橋秀雄著『ブッダの瞑想法』(春秋社)を読む(1)

2006年06月03日 21時09分36秒 | インド哲学&仏教
パーリ語「サティ(念)」は、サンスクリットの「スムリティ」に対応する。 「サティ」という用語は、八正道の「正念」などとしても用いられるが、自分にとっては分かりにくさの伴う用語である。 ここ十数年来、南方上座部(タイ、ミャンマー、スリランカ等)の「ヴィッパサナー瞑想」が、瞑想を志す多くの方々に受け入れられ、実践されている。この「ヴィパッサナー」は、「止観」の「観」にあたり、「サティ(念)」は「ヴィ . . . 本文を読む
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