弁護女子。~越谷の女性弁護士の日々~

越谷市の弁護士(離婚・親権・面会交流・養育費・財産分与・不貞問題等を主に扱っております)の生井澤葵の日々を綴ります。

もう一文字お願いします!

2019-09-25 | 弁護士のお仕事(V版)。

我が一族あるある・・・なのですが、

「生井」さんと呼ばれる、書かれる、印刷されることが時々あります。

宅配便の送り状であったり、

結婚式の席次であったり、

「生井  澤〇」

このように、

苗字2文字、名前2文字に区切ると・・・しっくり???



・・・そうなると、

あおい先生ではなく、

さわあおい先生?

う~~ん・・・さわき先生?たくき先生???




熊谷の裁判所では、

ほぼ確実に「なまいざわ先生」と呼んでいただけるのですが、

某、裁判所では、

いつも、いつも、「なまい先生」と呼ばれています。

書記官さんが代わっても、「なまい先生」なので、

ふりがながそうなっているのかしら???




弁護士  生井澤 葵(なまいざわ あおい)

◆プロフィール◆

埼玉弁護士会所属

埼玉県熊谷市の弁護士 中央大学法科大学院兼任教員

JADP認定夫婦カウンセラー資格取得 埼玉弁護士会司法修習委員会セクハラ相談窓口

離婚問題、不貞問題についての相談を多くいただいております。

詳細なプロフィールはこばと法律事務所 弁護士生井澤葵 HP









お子さんがいる人との婚姻(ステップ・ファミリー)。

2019-09-25 | 【離婚問題について】

お子さんがいる人との婚姻についてです。

イメージに上がりやすいのは、

女性が前の夫との子を連れて、新たに再婚をするケースでしょうか。

色々なケースがありますが、

今回はそれをまとめて、

ステップ・ファミリーと呼ぶことにします。

さいたま市であった事件がメディアに大きくとりあげられているので、

少し書いてみたいと思います。


    *     *     *


離婚が珍しくない現代、

ステップ・ファミリーも同時に珍しくなくなっている筈です。

一方で、

私が仕事柄必要になり、調べた限りの印象ですが、

ステップ・ファミリーについてのガイドが少ない印象です。



お子さんの年齢や、前婚の破綻原因等にもよると思いますが、

再婚により、新たに親子になる(つまり血のつながりがない親子)、

親と子の関係がすんなり上手くいかないことがあり得ることは、

想像に難くありません。

親には親の悩み。

子には子の悩み。

あって当然です。



私はどうしても「親」側からの悩みを伺うことが多いのですが、

多くの方が、努力も覚悟もしていたものの、

上手くいかないという様子です。

「好きになった人に、前婚で生まれた子がいた」

「子がいると知っていたけど、好きになった」

基本はこういうケースです。

「子の親になりたいと思って、その親と結婚した」

・・・こちらは、あまり見かけません。

そして、

子のことも大事にしよう!と決意して婚姻した手前、

悩みを他人に打ち明ける機会を失っておられ、孤立していることが多い印象です。


「子供がいるって分かって結婚したんだから、

 当然でしょ???」


この響きの、酷さを感じざるを得ません。

時に、配偶者(つまり子を連れて再婚した側。子と血のつながりがある)にも、

「自分と結婚した以上、当然でしょ?」と、責められていることもあります。


自分が生んだ子供であっても、

子育ては「こんなはずじゃなかった」の連続と聞きます。

ステップ・ファミリーだって、

「こんなはずじゃなかった」の連続で不思議はないと思います。

子育ての悩みを打ち明ける場があるように、

ステップ・ファミリーの悩みを気軽に打ち明ける場所がより増えることを祈っております。


あとはやはり、

もっと文献が欲しいです。




弁護士  生井澤 葵(なまいざわ あおい)

◆プロフィール◆

埼玉弁護士会所属

埼玉県熊谷市の弁護士 中央大学法科大学院兼任教員

JADP認定夫婦カウンセラー資格取得 埼玉弁護士会司法修習委員会セクハラ相談窓口

離婚問題、不貞問題についての相談を多くいただいております。

詳細なプロフィールはこばと法律事務所 弁護士生井澤葵 HP