



警察署の留置所は夜でもやっているので、
夜に接見に伺う弁護士は、とても多いです

ただし、
一般の方の免許関係などの業務は夕方に終わるので、
夜に行くと目立ちます


まず、警察署の入り口のところに、
大概、棒を持った警察官がいて、止められます。
新人の時は、自分は悪くない、接見に来ただけだと強く思っており、
まさかこの善良な弁護士の女の子を止めるはずはないと、
突破しそうになりました。
「弁護士の接見です

・・・と


中に入れてもらいます

(何か来たぞ!!!)
入り口のカウンターのあたりにおられる警察官の方々の視線が、一瞬集まります。
「弁護士です~。接見です~~

身分証を見せて、
受付簿に、入った時間などを書いて、入館証のようなものをいただいて、首にかけます

接見が終わったときは、
同じように声をかけて、入館証を返還します



弁護士の出入りは、入り口でもきっちりチェックされています
