Always Autumn

Letter from Perth

息子とのお買い物話…?

2008-10-30 20:23:00 | Weblog
前回と前々回の記事は、パース市内の公園の鳥たちの話でしたが
あの写真の長髪少年(=息子)と、どんな買い物をしたのかという
ぷちリクエストがありましたので(笑)
ちょこっと書いてみます。

あの水鳥親子の写真を撮った日(10月13日)は、学校の春休みの最後の日でした
(月曜日だったのですが、先生方の準備があるので生徒たちの登校日は翌日の火曜日から)。

事の起こりはその前日。
いよいよ休みも終わるという12日の日曜日、息子が私に言ったのです。

「なんか、英語の先生が指定した本を買わなきゃいけなかったみたい…」

「何それ、来学期の授業で使うやつ?」

「I guess…」(“と、思う…”)

「そういうこと、早く言わないとだめじゃない 先生に、いつ言われたの

「…休みが始まる前?」

「あれ。…じゃあ、それひょっとして 休み中に読むはずの本じゃないの

「May be… 」(“多分…”)

「まだ買ってないじゃない どうするの

「Well,I don't know 」(“さあ、知らねぇ”)

お~い、もしもぉ~しっ
なに“I don't know”とか呑気なことを言ってるの

って言うか、他に返事の仕方がないんかい

ま、そんな訳で早速翌日、お買い物へ出発しました

水鳥の写真を撮ってから、市内中心地へ出て、まず第一の目標物
William Golding(ウィリアム・ゴールディング)
「Lord of the Flies」(“蠅の王”)というその課題図書を探し始めました。

3軒ほどの大手の本屋を歩き回りました。

本探しの途中で、私は「William Goldman(ウィリアム・ゴールドマン)」という作家が書いた
「マラソンマン」を見つけましたが、そのウィリアム・ゴールドマン氏は
息子が探しているウィリアム・ゴールディング氏だと思いこみまして。

…実は今の今まで勘違いをしており、この記事を書くために
スペルを調べようと検索した際に初めて、気が付いたのでした


どうりであの時、息子との会話がかみ合わなかったわけだ…

回想シーン:
―――

私が、手にゴールドマン氏の「マラソンマン」の本を持って

「ねえねえ、その作家(ゴールディングと思いこみ中)ってさ、これを書いたんだね   
これの映画もあって、ダスティン・ホフマンが主演したんだよ」と言うと、息子はじっとその本を見ながら

ゴールディングを探してるんだよ…?」と、怪訝そうな顔。

そんな息子の言うことは、まるでスルーな私。

「あれさ、凄い痛そうな怖い拷問シーンがあるんだよぉ
そういうのを高校の英語の授業で使って、大丈夫なのかねぇ

激しく思い込みをしたまま、勝手に脳内脱線中の私に、息子がぽつりと

「…だから、マラソンマンを読むわけじゃないんだけど…?

―――
あ~
今思い出してみれば何だか、あの時は息子がキョトンとしていたわ

参った、参った。
あ~~はっはっはっは……  

いやいや、名前が似過ぎている方が悪いっ


ところが結局、その日は本が見つからず。

その代りに(?)スポーツ店で息子のお気に入りブランドシューズを買いました。

Etnies(エトニーズ)というブランドの、スケートボードシューズらしいです。

これから夏だからと、息子は、白でこんな感じのデザインを選びました。

       

向こう側の靴は、私が日本で買った西○ストアーブランド物(笑)
サイズは普通の24cmです。

息子の足はこちらサイズでメンズの12。
日本サイズで30cmだって


お昼は、息子と日本食店でラーメンを食べました
珍しく美味しいラーメンを出してくれる日本食店が開店したのは最近のこと
ら~めんの写真を撮りたかったのですが、息子に
「恥ずかしい、頼むから止めてくれ」と、阻まれました


課題図書を忘れていた長髪息子のおかげで出かける羽目になりましたが

ついでに鳥のヒナを見れたから、良しとします(…良いのか、それでっ


後日談:

その本は、授業でも必要なもの。

買わなかった生徒も結構いたので、学校側がまとめて注文。
息子も無事に、ちゃんとした“ゴールディング”氏の本を購入出来ました(笑)

現在、猛スピードで読書ちぅの様子です




Comments (8)
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