Always Autumn

Letter from Perth

楽しい小包♪

2008-08-06 18:06:00 | この国とかパースのお話
一昨日の午後。

東京都にお住まいの亡父のご友人であるMr.T様から、小包が届きました。

中身を開ければ・・・

おお~っ
これはこれは、また何とも嬉しい物がたくさんっ



お菓子は子供たちのリクエストです。
鈴カステラは私の永遠の好物の一つ。

ワカメもおちゃも・・・
戸隠のお蕎麦もたくさんっ。

オーストラリアは食べ物の検疫が厳しいので、日本から何かを送る時には
私でさえ、ハラハラどきどき気を使います。

今回「お蕎麦は引っかかるかも・・・」と郵便局の方に言われたそうですが
めげずに気合いで送って下さったMr.Tさんの勇気に感謝です。


ちなみに送ってはいけない物。

銃刀類、麻薬、爆発物。

――念のために書いておきます(笑)

ミカン箱のような生鮮食品が入っていた箱。

――こちらに来たばかりの頃。
ある日、郵便局の小包集荷所から電話がかかって来ました。

「渡せないものがあるので、取りに来て下さい」。

「えっ」・・・渡せない物?
渡せない物とは何だろうと焦って、その頃まだ健在だった母に電話をして
何を送ったか聞いてみれば

「顆粒の健康食品とか服を入れといたんだけど・・・。
あらやだっ 
あんな高価な健康食品、もったいない
やっぱり送らなきゃ良かったわ

母の脳内では、既に健康食品が“取り上げられた”ことになっていたらしいです。

結局、何が悪かったのかと言うと・・・

母が使った箱がミカン箱だったから

「虫の卵とか付いていると、オーストラリアの生態系に問題を起こしますので」との
説明がありました。

あのですね・・・。
そうならそうと先に言って下さいよっ

代わりの箱を持って行ったからさぁ(笑)

細々と箱に一杯入っていた母の愛情がこもった品物の数々。
小さな物はビニール袋に詰め替えて、洋服類は抱えて車に。
エラク苦労したっけ。

卵類

――干麺でも卵の入った物はダメ。

“のりたま”などのふりかけもダメ(こちらの店でなら買える)。

自家製梅干し

いつぞやの梅干しの話に出た、父の自信作→
http://blog.goo.ne.jp/bellanr36/e/c568b80e270f6b68e5aadfbf7905ed14

この梅干しを500グラムも没収されたことがあるのですよっ

小包の中に検疫所からの通知が入っていたので、梅干しを取られたことを知った私。
旦那が即、電話をして検疫所に抗議しました。

向こうの回答:

「あれは種が入っていますから。
芽が出る可能性があるので、ダメなんです。」

旦那:

「芽っ
芽、だって
あんな物から芽が出るわけないだろっ

あなたはあれを食べたことが、あるのか
度の高い酒に漬物にされて、何度も日干しにされた、世にもしょっぱくて
でも白いご飯と食べるとものすごくおいしい梅の漬物だぞ
義父がせっかく苦労して作ったんだ、返せっ
・・・ってもう、支離滅裂な抗議(笑)

その訴えも空しく、幻の梅干しとなってしまいました

何でも、市販の物で真空パックになっているようなものならば、大丈夫だったそうなのです。
でも、自家製だからおいしいのに

その後、父はわざわざ梅干しの種を取って送ってくれました。
その時は種なしだったので無事に届き、おいしく食べることができました


あの時のことを思い出すと、今でもちゃぶ台をひっくり返したくなるほどに
悔しい気持ちがします










Comments (15)
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