Always Autumn

Letter from Perth

ジャカランダ

2007-11-14 00:19:43 | 花や木や鳥の話
服装がすっかり半袖仕様になる11月。

市内のあちこちで、ジャカランダという木の花の
鮮やかな紫色が目を楽しませてくれます

この写真は、旦那が仕事へ行く途中の通りで、例の新しいを使って撮った物です。

亜熱帯など温暖な気候を好むこの木は、南アメリカ原産。
この国でも多く見られます。
実際に我が家の庭にも、ジャカランダの古い大木がありましたが
4年前の建て増しの時に、残念ながら切らなければなりませんでした

でも、庭掃除をする側としては、この木は自宅の庭に植えるものじゃない。
綺麗なんですよ、お花はね。
それはそれは、もう。

ところが、おとなしく花だけ咲いていれば良いのに~。
花以外の季節が、ホント、やっかいなのです。

細かな葉(長さ8ミリぐらいの)が、もさもさ落ちて
それも、雨季に落ちるから雨どいを詰まらせ、旦那が掃除に苦労をし
細っこい枝がばさばさ落ちて、掃き掃除に今度は私が苦労したものだった。

でもまあ、綺麗なお花が咲けばうっとりさせられ
お花が終われば、落ちた花で地面一面が紫色になって
それはそれで、苦労を忘れるほどに風流。

しかし
そこで気を抜いてはいけない。
今までの苦労を忘れた頃に、直径5cmほどの硬~い殻の容器(?)に入った種が
ぼとぼと落ち始めるのです

今は裏庭のお家のジャカランダの巨木が、花の季節は目を楽しませてくれますが。
我が家の裏庭を、一年中散らかしてくれています
自分の庭の木じゃないのになぁ

裏庭に常時置いてあるトランポリンの上に、葉っぱや小枝や花を振り撒き
子供達にとっても、ちょいと厄介な木なようです。
荒れた天気の後は、庭にどど~んと大きな枝が落っこちてて、ぎょっとしたりね

だけど・・・。
友人達とも、この木に関してはお互い同じような文句を言いつつ
「それでも、花が咲くと全部許せちゃうんだよね」と言う結論に達してしまう。

私もそう。
この木が庭にあった頃は、一年中庭が散らかって大変でした。
でも、花が咲けば、見事に綺麗だったので自慢の木でもあったのです

何だかんだ言っても、市民に愛されるジャカランダ。
手のかかる子は可愛い、と申しますからね

この国では「ジャカランダが咲くとクリスマスはもうすぐそこ」と言われてます。









Comments (2)
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