Always Autumn

Letter from Perth

ロイヤル・ショー

2007-10-01 18:31:55 | この国とかパースのお話
ふう・・・
やっと肩が楽になりました



ついこの間、冬休みが終わったばかりだと思いきや、もう春休み

先週末からの日が続いています。

土曜日(9月29日)から、春休み恒例のロイヤルショーというのが始まりました

これは、簡単に言えば、農業祭りです。

始まりは1894年。

地方の人々が、都市部の人々に各地の産業を紹介したり
情報を交換し合ったりする場として定着したようです。

現在も変わらず、パース市民には人気があるイベントです
初日の土曜日は4万人が訪れたそうですが
今日は祝日なので、もっと人が入っているそうです。

ここで、今日の“祝日”についてちょっと説明。

今日は何の祝日かと言えば
「クイーンズ・バースデー・西オーストラリア版」とでも言うのかな。

エリザベス女王のお誕生日は4月21日なのですが
オーストラリアの他州では、6月の第2月曜日をその祝日にしています
(どうしてかはちょっと・・・)。

ところが西オーストラリアは、6月の第一月曜日が州立記念日になっているので
2週も休みが続くのもなんだから(って想像ですけど)

春のロイヤルショーに合わせて
10月の第一月曜日(もしくは9月の最終月曜日)を
クイーンズ・バースデーとして、祝日にしたそうです。
―以上、どうでも良いことですが、インターネットでお勉強してみました


我が家では、子供達が小さい時は、ほぼ毎年、ショーに出かけていました。
私は結構、こういうの好きなんですよ
最近は、子供達は友人同士で行くようになったので、私はお留守番です

ただ、昨年は、亡父の友人様が丁度この時期にいらしていたので
ご案内させていただきました。

昨年はショー初めての試みで、日本からの参加があったのです。
日本館では、ホ○ダのア◎モ君ロボットが大人気で
パフォーマンスが始まる20分前から、長蛇の列でした。


都市に住む子供達にとって、動物達に触れ合える良い機会でもあります。

広いグラウンドの周りに常設されてあるパビリオンでは
など、様々な動物の品評会が開かれます。

羊毛の品質を競ったり、の毛並みを競う部門もあります。

通りでは、いろいろなストリート・パフォーマンスが技を披露します。
手品や曲芸などは、子供からお年寄りまで、人気があります。

中心に位置するグラウンドでは、時間によって様々な催し物が開かれます。

楽隊の演奏。
乗馬。
シープドックの競技。

そのシープドッグの競技が、面白いんですよ
時間内にどれだけスムーズに、犬が羊を柵に入れるかを競うのですが
本当に上手に誘導するもんだなぁ~って感心します

ところが、去年、そのお客様と見ていた時に
短気を起こしたシープドッグがおりまして

なかなか柵に入ってくれない羊たちに
“早く入れってばっ”と言わんばかりに、飛び掛ってましたよ

『・・・ありゃ~~~』呆然とした私。

「・・・ああいうのってよくあるの?」とお客様。

いやいや、私も初めて見ましたからね

まあ、犬も人間と同じなんでしょうね。
羊ってちょっとおバカなところもあるから(羊好きの方がいたらすみません)。
ぶっち切れる時もあるわなぁ。

男の子に人気のトラクターの競争はド迫力です。
あと、車の曲乗りもすごく楽しい。

亡くなった父が、まだ元気だった頃
今頃の時期にパースに来たことが2回ほどあって
お祭り好きな父を、ロイヤルショーに連れて行きました。

父が好きだったのは、丸太の早切り競争でした。

筋肉ムキムキのお兄さんやおじさんが
斧でバコバコ丸太を切って行くのですが
そのあまりの豪快さに、呆れるやら感心するやら。
競技中ずっと、くすくすと肩を揺らして笑っていた父親なのでした。



ロイヤルショーの一日は、打ち上げ花火で終わります

ショーは平均50万人を動員して、今週末まで開かれます。

これが終わると、パースにも本格的な春がやって来るのです









Comments (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

トリップアドバイザー

トリップアドバイザー様にお勧めブログとして認定されました☆ オーガスタ
旅行口コミ情報