ベリーズ生活探検 Days in Belize

中米ベリーズで2012年10月~2016年10月暮らした。ベリーズは、自然が豊かでおもしろく、ちょっと不気味な国でした。

水たまりの水が赤い理由

2015-06-23 | 日々の記録 Diary

土曜日の朝、バルコニーで洗濯物を干していて(この集合住宅14軒で洗濯物を外に干すのは、うちだけ)、ふと見ると、ノーザン・ハイウエィの同じ側の向こう隣りの水路に車がはまり込んでいるのが見えた。

うちの横の3差路は、本当に事故が多い。私たちが、来てから2年半だが、10件以上。

「またか」という気持ちだった。

出かけるときに横を通ったら、比較的新しいトヨタの車で、緑のナンバープレイト(タクシー)だった。どういうはまり方をしたのか、前のタイヤが、2本とも外側に開いていて、横の窓ガラスも割れていた。変だなあとは思った・・・。

 

日曜日の午前に散歩に出かけ、横を通ったら、車はすでに撤去されていた。水路は、その部分だけかなり形を変えて、水たまりになっていたのだが、とても新鮮な赤!気になって、うちの集合住宅の門番さんに聞いてみた。

事故は、金曜日の夜中12時ごろおこったのだそうで、ノーザン・ハイウエイを北から走ってきた車が、うちのコンパウンドの玄関より手前で、コントロールを失って、水路に突っ込み、ジャンプして、次の溝でまた、飛び上がって向こうの壁にぶつかっったのだそうだ。

思ったよりはるかに、大事故!水たまりの赤は、血だという!うひゃ~

酔っ払い運転で、かなりのスピードで来たんだと思う。同乗者は、3人いたけど、怪我したのは、運転手だけだったという話だった。

車の中で怪我してどうして、水たまりの水が、血に染まるのか理解できなかったが、こういう話は、苦手なのでそこで、話は打ち切られた。酔っ払い運転は、自業自得だけど、この量の出血なら、大怪我だろうと思った。

 

月曜日プリンセスホテルのタクシーに乗ったら、事故にあったのはプリンセスホテルに所属するタクシーだったので、もっと詳しく知っていた。同乗者は、2人でプリンセスホテルのガードさん。この二人は、シートベルトしてたので怪我はなかった。ということは、運転手は、シートベルトしてなかったのか?車は、ジャンプしただけでなく、ひっくり返ったのだそうで、運転手は上半身が、車から出てしまって、車の下敷きになったらしい。それで、水たまりの血のわけがわかったけど・・・恐ろしい!

月曜日の朝には、退院したというから、驚きだけど・・・日本と違って、長くは、居れないのかもしれない。

ベリーズは、最近急速に車社会になりつつあるところで、道路その他も整備されておらず、運転も未熟、自転車や歩行者もまだ、車社会の教育がきちんとできてない。日本も昔こういう時期があった。

 

事故の跡は、結構はっきり道路に残っていた。私は、ヨガに行くとき、コンパウンドの前でバスを待つのだが、危ないのは認識していたので、いろいろ場所を変えて試していた。でも、今回の事故跡を見たら、どちらに立っていても、轢かれてた。今回のは、スピードの出し過ぎだけでなく、酔っ払い運転だった。私は、夜中にあそこに立つことはないけど・・・。バスを待つ場所を変えることにした。