Beer & I

ビール好きによる、ビール好きの為のビール記とあれこれ。

ギネス・エクストラスタウト

2020-05-01 18:00:00 | ヨーロッパのビール

黒ビールと言われて真っ先に思い浮かぶと言っても過言ではないギネスビール!
でも飲んだのはかなり久しぶり、改めて「ギネス・エクストラスタウト」を頂きました^^

グラスに注ぐと、向こう側が見えないくらい濃い黒い色が、初めて見た時は驚きでした。
香ばしい焦げた麦芽の香りと甘みが鼻腔をくすぐります。
もっと甘みが強いイメージを持っていましたが、久しぶりに飲んでみるとまろやかさを感じ、
すっと抜ける酸味が飲みやすさを引き出していました。
私も場数を踏んだのか(笑)思っていたほどクセはなく、それでいて残る苦みが美味しい黒ビール。


 

ギネスビールは1759年にアーサーギネスが創業したビール醸造会社です。
創業者であるアーサー氏は、当時使われなくなった醸造所を、年45ポンドの対価で
なんと9000年間の契約で借り受けているそう!!
9000年って…西暦10759年までっ?!
ギネスビールは認可に基づいて世界各地で生産されていますが、それぞれのビールは違いがあるそうです。
例えばナイジェリアで作られているものはアフリカの気候で流通や保存をされるので、
アルコール度数が8%と高く、「アフリカのギネス」として本国アイルランドに逆輸入されているそうな。
因みに今回私が飲んだものはアイルランド産で、アルコール度数5%でした。
今はキリンビールが販売していますが、2009年まではサッポロビールで販売されていました。

大麦の一部を蒸して挽き割りにし、焦がすことで、黒ビールの色と特徴的な味を加えているギネスビール。
意外と低カロリーというのも、嬉しい情報です!
使われる水はウィックロー山地の井戸から取っていて、大麦はアイルランド産というこだわり。
発酵前のホップを加えた麦芽汁抽出物がアイルランドの首都であるダブリンから送られ、
地方で醸造されたビールとブレンドされるのだそうな。
同じギネスビールでも、土地によって味わいが違うんだから…。
やっぱりそれぞれを飲み比べてみたいと思う私でありました。





 


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