Beer & I

ビール好きによる、ビール好きの為のビール記とあれこれ。

オリオンビール・いちばん桜

2021-03-22 18:00:00 | オリオンビール
買ったのはちょっと前ですが、桜の季節に温存していたオリオンビールの限定醸造「いちばん桜」を頂きました^^
桜と言えば春なので、私の気持ちとしては今の時期に丁度いいと思っていましたが、
調べてみると沖縄での桜の時期はとても早いのでこのビールは冬の風物詩となっているそうです。
限定醸造をおススメしようと思っていたのに、もうあまり店頭では見かけないという結果に^^;;
先に下調べしておくべきでした;;
 
「ほんのり赤い色」と書いてありましたが、思った以上に赤みが強く、琥珀色と言ってもいいくらい。
オリオンビールの特徴的な爽やかさを感じる麦芽の香りの上に、桜の華やかさが乗ります。
香りよりも口に含んだ時の方がより桜の味わいがありました。
後味はやっぱりオリオンビール、さらっとしていて軽やか。
そこに春めきを感じさせてくれる特別なビールでした^^
 
先述したように、季節限定のこのビール、桜とは言えど発売は11月4日と春どころか冬先でした。
桜の花びらを原料に使っていて、赤い色は沖縄の寒緋桜をイメージしているのだそう。
(因みに私は俳句も嗜んでいたりもするので、こういう花の名称がすぐ思いつくようにもなりました^^)
「いちばん桜」が誕生したのは2002年。
私もビールの事を勉強しだしてまだ浅いにせよ、全然知りませんでした(汗)。
まだまだだなぁと思いつつ新しい発見が嬉しくもあります。
日本一早く開催される桜まつりにちなんで、短い冬を楽しむ商品として登場したそうです。
同じ日本の中で、季節感もそれぞれにありつつそれが土地によって違うというのもとても面白いですねー。

当時のパッケージは国内初のラミネート缶として話題を集めたという「いちばん桜」。
最初はデザイン缶だけの違いだったのが、2005年からは「桜の味」にも展開。
沖縄の初春を祝う冬の顔となった、という私には不思議な感覚の楽しいビールでありました。






オリオンビール・75BEER・IPA

2020-09-06 18:00:00 | オリオンビール

前回オリオンビール初のプレミアムクラフトビール『75BEER』を紹介したきっかけで、
『75BEER・IPA』が沖縄限定で販売されている事を知ったわけですが、
近所のスーパーに何と沖縄限定のはずの『75BEER・IPA』が売っていたので勿論即購入しました!

きめ細かな泡、こちらも『75BEER』と同じく赤みが強い琥珀色。
多層的なホップとシークァーサーの香りがします。
苦みもしっかりとあって飲みごたえもありますが、後味にシークァーサーの果実感が爽やかに残ってバランスが良かったです。
アルコール度数も6%と普通のビールより少し高め。

 
このビールは、名護産シークァーサーとこだわりの5種のアメリカ産ホップを使用することで、
「思わずクセになる鮮烈な苦旨と香り」を実現しています。
やはり『75BEER』と同様に、ホップの投入は醸造家が最適なタイミングを見極めて手作業で行っているそうです。
今年8月に名護市が市政50周年を迎えるにあたり、大切な節目を共に盛り上げるため、
まずは名護市内で「名護市政50周年ラベル」で先行発売され、その後沖縄全域で販売されています。
土地を盛り上げるための企画がビールだなんて、素敵すぎる。
それにしても手に入らないと思っていたので、ありつけて本当に嬉しいです。
近所のスーパー…侮れません。

オリオンビール・75BEER

2020-09-04 18:00:00 | オリオンビール

結構前にチェックしていたオリオンビールの「75BEER(ナゴビール)」にようやくありつきました^^
オリオンビールが造られている名護発祥のオリオンビール初のプレミアムクラフトビールです!

赤みの強い琥珀色、深みを感じるホップの中に柑橘系んお香りが混ざり合います。
コクのある飲み口で苦みも残りますが、爽やかな香りと酸味があって飲みやすいです。
炭酸も効いているので、さっぱりと飲めるビールでした。

 

この75BEERは、5年の歳月をかけて醸造技術を磨き上げ、誕生したビール。
ビール職人さんたちの「世界に誇れるような美味しいビールをつくりたい」という思いの結晶です!
香りと苦みを作り出すホップに注目し、名護名産のシークァーサーを思わせるような香りを作り出すために、
オーストラリアの特定農園でのみ作られている希少なアロマホップを使用しているそうです。
その上通常の3倍のホップを使っているので、ホップの心地よい苦みを醸し出しているんですね。
また、そのホップを入れるタイミングも醸造家の方が手作業で行っているのだそう!
これはオリオンビールでは75BEERでのみ行っている製法。
一つ一つのビールにまさかそんな手間がかかっているなんて、考えただけで驚きです!!

元々は2019年に沖縄限定で発売されていたようですが、無事こうして手に入れる事が出来て感謝。
合わせて夏限定の「75BEER―IPA」も新しく販売されていたんですが、それはまだ沖縄限定みたいで断念…。
…していたら!今日偶々行ったお店に販売されていたので、即購入!!うわーい!!
早速今夜、頂きたいと思います(今日はすごく暑くなったし丁度良いかも)。



 

オリオンビール

2020-05-09 18:00:00 | オリオンビール

いつも行ってるスーパーで、ビールのよりどり2本セールをやっていたので、
今回は沖縄のビールと言えばこれ!の「オリオンビール」をチョイスしました^^

きめ細かな泡(私の注ぎ方が上手くなったかも!とも思いつつ)、
軽やかでほんのり甘みを感じるホップの香り。
飲み口はもう一言…爽快!!
流石にそれを謳っているだけだけあって、その言葉に尽きます!!
ゴクゴク飲めるクセのなさは、いくらでも飲めてしまうような爽やかさ。
こうして改めて飲んでみると、本当にその爽快さが際立って感じました。


オリオンビールは1957年に沖縄初のビール企業として誕生。
沖縄全島に販売を開始されたのは1959年、首都圏でも販売されるようになったのは1990年のことなので、
こうして日本各地で気軽に飲めるようになったありがたみを感じます(感謝っ!)。
当初は他のビール会社がドイツ風のビールを作っていたため苦戦を強いられていたようですが、
沖縄の気候を考えてアメリカ風のビールに切り替えた結果(色んな努力を経て)、
県内1位のビールになったという、地域に根差したビールなのであります。
名護工場で開発されたということもあり「名護ぬ水小(なぐぬみじぐわー)=名護の水」と呼ばれているそう。

2002年にアサヒビールと提携関係を結び、オリオンビールが沖縄で売られているアサヒスーパードライの一部商品を作って、
アサヒビールが沖縄県外のオリオンビールの一部商品を作る、という素敵なバランス(?)が保たれています。
日本の大手ビール会社(アサヒキリンサッポロサントリー・オリオン)の中のシェアは0.9%ですが、
沖縄県内シェアはなんと55~56%というのですから、その独自性は計り知れません!!
九州生まれ九州育ちですが、実はまだ一度も沖縄に行った事がない私。
沖縄で行きたい場所は色々ありますが…。
オリオンビールの名護工場に「オリオンハッピーパーク」なるものがあると知り、
なお一層沖縄への想いを深くするのでありました。

因みにイオン系のスーパーでは、オリオンビールの限定商品をよく見かけます。
先週も丁度「シークァーサーのビアカクテル」を飲んだ所でした。
ちょっと前に見かけていた「75ビール」、飲んでおけば良かったなぁ(涙)。