Beer & I

ビール好きによる、ビール好きの為のビール記とあれこれ。

ビール検定2級合格

2021-11-24 18:00:00 | ビールと私

先週、ビール検定の2級の試験に初挑戦しました!
前から受験してみようと思っていたのですが、去年はコロナの影響で試験が開催されず、その代わりに今年は年2回行われる事になったと知ったのが6月の1回目が終わった8月頃。
2回目の試験は11月開催と知り、今回はまず挑戦してみる事を決心してエントリーしたのが9月の事。
テキストは持っていたので、2か月かけてじっくり勉強しようと思っていたのですが、物事はそんなにうまく行かないもので、そのタイミングで仕事が多忙になり勉強に割く時間が全然取れずに焦りました。
試験日の数日前にもなると自分の勉強不足を自覚するしかなかったので、とにかくベストを尽くして今の実力を測ってみようという当たって砕ける気持ちで気持ちで挑みました。

結果は何と、合格!!
ビール検定は3級・2級はパソコンでの試験で、その日時で問題も違うのですが、受験後すぐに結果が分かります。
(因みに1級は筆記で問題も決まっているので、結果が分かるのに日にちがかかる様です。)
合格ラインすれすれの点数(合格は70点以上)でしたが、「合格」の文字の何と嬉しかった事か!!
会場を出て思わずガッツポーズ!
まさか合格するとは思わなかった。でもそれもありのままの実力なんだとも思います。
本格的に試験に向けて勉強を始めたのは今回エントリーしてからの事ですが、今まで培ってきた知識がとても後押しになりました。

勉強すればするほど、これまでの知識の点点が繋がっていく感じがまたとても楽しかったです。
それはビールに関する物だけではなく、歴史や地理・政治はたまた自然科学などあらゆる分野の物が繋がる繋がる。
元々勉強は好きだし、好奇心旺盛な性質も手伝って、「もっと知りたい」が今でも続いています。

「試験」を受けた事自体、かなーり久方ぶりの事でしたがこういうのも偶にはいいなぁと思いました。
客観的な点数を与えられるのも知識を広めるのも深めるのも、自分の実力を試してみるのも、多少のプレッシャーに身を置いてみるのも…。

終わってからは喜びと開放感に溢れていましたが、昨日からまた勉強を再開。
過去問をいくつか解いた中に1級の問題もあったのですが、1級の壁は高そうです。
でもやっぱり次は1級も合格したい!!
何にせよ初挑戦で合格、今年は良い年越しが出来そうです^^



 

製麦~発酵

2021-11-09 18:00:00 | ビールの作り方
今回はビールのお勉強、ブログでは初の「ビールの作り方」についての記事です。
ビールが造られる基礎の基礎、製麦(せいばく)から発酵までの過程について。
ビールの原材料はの一つである麦(大麦・小麦)ですが、麦そのものからはお酒は出来ません。
まずは麦を発芽させて「麦芽」にすることで、麦の中に含まれるデンプンとタンパク質から「酵素」が出来ます。
この過程を「製麦」と呼びます。
 
デンプンからは「アミラーゼ」、タンパク質からは「プロテアーゼ」という酵素が出来るのです。
そして次は「仕込み」。
この工程で「アミラーゼ」の働きによってデンプンが「糖」に分解され、「プロテアーゼ」の働きによってタンパク質が「アミノ酸」に分解されます。
 
その後に「発酵」します。
よく耳にする単語ですが、発酵とは酵母によって糖がアルコールに変換される事を言います。
なので、アルコールを作るために糖は不可欠なんです。
だからデンプンをまず酵素によって糖に分解して、そこから糖をアルコールに変換するんですねー。
そしたら大好きな(笑)お酒が誕生!!
酵母を加える事によって、糖が「アルコール」と「炭酸ガス」に分解され、アミノ酸は更にその酵母の栄養源となってビールが造られていくのであります。


 

ベルギービールウィークエンド2021 in 豊洲

2021-11-08 18:00:00 | ビールのイベント記
昨日11月7日に毎年恒例の『ベルギービールウィークエンド』に行って来ました!
今年はコロナ禍で、7月に開催された名古屋以外は延期の上に開催が危ぶまれていました。
この豊洲もギリギリになって開催が決定、残念ながら大阪・日比谷・横浜は中止となってしまいました(涙)
でも豊洲での開催が決まって、私は御の字です!
 
数日前は雨の予報でしたが当日は時々晴れ間も差す心地よい陽気。
自他共に認める晴れ女パワーがここでも発揮されたみたいです^^
 
ベルギービールウィークエンドはまず「スターターセット」を購入します。
毎年デザインの変わるグラスとコイン10枚で3100円。
今年からはコインの仕様も変わっていました。
私は今回で8年連続!でも手元に残っているグラスは6個(2個は割ってしまいました;;)です。

 
日曜日だったのでピークは夕方かなと思っていましたが、お昼過ぎでも結構人出がありました。
それでも密を避ける為に、前売り券は日にち指定になってます。
ビールは購入したグラスに注いでもらうのですが、ビールによってコインの枚数が違って3枚から5枚。
フードは1枚からバリエーションがあって、今回から種類も多くなっていました。
私達は定番のフリッツを。これでSサイズですがおつまみには十分^^
 
私は大抵ビールイベントで最初に飲むのは白ビール。
その中で日本初入荷の『ブロンシュ・ド・リエージュ』をチョイス。
明るい黄色が綺麗で、小麦の甘みと柑橘系の香り。甘さもちゃんとありますが飲み口はすごくスッキリ、サラッとしてて飲みやすい白でした。
友達は小麦のIPAと珍しい『アンティゴーン・ウィートIPA』を。私も気になってました。
確かに香りは小麦の甘みよりもホップ感が強く、泡も豊か。
小麦由来の甘さとホップの苦みが不思議なマッチでした。
 
次に選んだのはフルーツビールの中でも4.5%と高めの『ロゼ・マックス』。
これも樽生では初登場らしく、木苺のフルーツビール。
ベリーの果実感がしっかりあって甘みも思ったより強くなく、これもスイスイと飲めました。
友達は『ドゥシャス・デ・ブルゴーニュ』、ワインの様なネーミング通り味わいも赤ワインぽく樽感もあります。
酸味と炭酸がビールの要素的な、これも個性的な6.2%のレッド・ビールでした。
 
悩みに悩んで今回最後の1杯はスペシャル・ビールから『チャールズ・クイント・ルビーレッド』。
8.5%とアルコール度数は高いのですが、思ったよりアルコール感は控えめ。
特徴的なカラメルの味わいがコックリと飲みごたえがあります、が個人的には甘さが重くて飲み切るのに時間がかかりました。
まあ、最後の一杯だしサンセットを眺めながらだったのでシチュエーションはばっちりでした。
友達もスペシャル・ビールの中から『デュベル666』。
麦芽の豊かさとホップ感、そこにハーブやスパイスなどが効いていて独特な味わいでした。


豊洲でのベルギービールウィークエンドは来週の11日~14日も開催されます。
会場で初めて知ったのですが、12月8日~12日に新宿住友ビルで追加開催が決定されたそうです!
冬なのでベルギービールウィークエンドでは初?のインドアでの開催の様。
短い会期なので行けるかどうか難しいですが、今回行けなかった方がいれば是非足を運んでみては^^