有名どころですし、自分でも知っているつもりになっているビールを
改めて飲む機会も増えてきました。
今回は世界第2位のシェアを占める世界的なビールであるオランダの「ハイネケン」。
とは言え、正直今回初めて世界第2位というのを知りました!!
もちろん馴染みのあるビールですが、オランダのビールが第2位だなんて意外でした。
栓を開けた瞬間に広がるホップの香りはコクがあって、とても特徴的。
飲み口は甘みのある麦芽を感じ、それでいてさっぱりとしています。
今まではそんなに思っていませんでしたが、じっくり飲んでみるととても個性があります。
それでいて飲みやすいという、絶妙なバランスのあるビール。
ビールのスタイルとしては「ヘレス」に分類されます。
「ヘレス」という言葉は「淡いビール」を意味する「Hellbier(Helles Bier)」の略からきたもの。
以前「デュンケル」を紹介しましたが、それは逆に「暗い」の意味から付けられたビールのスタイルの一つで、
どちらとも作り方や場所にしたものではなく、その色味から出来たスタイルなんですね(ふむふむ)。
今では世界170ヶ国以上で販売され、100ヶ国に醸造工場を持っている(!)という
どでかいビール会社であるハイネケンが創立されたのは1863年のこと。
一番有名なハイネケン・グリーンボトルが出来たのは1873年で、その歴史の深さを感じます。
ハイネケンと言えばシンボルマークの星が思い浮かびますが、
その星の角の一つ一つに意味があるそうです。
4つの角は4つの材料で、「麦芽」「水」「ホップ」「ハイネケン・オリジナル・Aイースト」。
そして5つ目の角は「知られざる、醸造の魔法」を表していたんだそうな。
でも今はその5つ目の角は、強いこだわりのある「クラフトマンシップ」を表すようになりました。
「もうハイネケンは魔法には頼らない」ということですが、
私からするとその経緯にも魔法のような不思議な力を感じます(ビールは魔法!)。
日本ではサッポロビールさんも星がシンボルマークですし、
ビールに限らずですが、そのマークに潜んだ力や思いの深さと広がりを感じずにはいられません。
星には夢がある…ということは、ビールには夢があるんです!!
私の中では今まさにそれを見出している最中ですし、
より多くの人とその夢を共有できれば幸せだなぁ思うに至るのであります!!
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