バリ記 

英語関係の執筆の合間に「バリ滞在記」を掲載。今は「英語指導のコツ」が終了し、合間に「バリ島滞在記」を連載。

表面の下は英語の世界

2019-11-08 11:29:21 | 私の英語講習
今日から「私」をやめて「ぼく」を使います。それの方が普段っぽいので。英語は I だけですから便利です。
英語の場合、 I You He she We They などの人称代名詞には重きをおいています。 誰が、誰に、誰をとか、誰に、何を、どうした、と明確に言わなければなりませんが、日本語は「 よう、元気? どこまで」と言っても話し相手を見ていたら何を言ってるのかわかるので、端折ってしまうのが得意です。

話を聞いていて、イライラすることがあります。喋っている本人はわかっているのですが、伝わらないのです。ついイラッとして、「誰がー」「誰にー」「何をー」「誰をー」と合いの手を入れてしまいます。その点、英語は厳格です。

 さて、みなさん google はご存じですよね。apple も当然知っています。 普通の人が使うにはgoogle はとても寛大です。地図を見るのも、検索するのも、翻訳するのも無料です。
 ところがgoogle を利用してつまりgoogle のプラットフォームであるアンドロイド。ここで、ひとつ商売でもやってみようと思ったとします。ぼくは思って、実行したのでした。お金が吸い上げられていくシステムはアンドロイドで稼ごう、iOS(これはアップルのものです)で稼ごうと思うとよくわかります、吸い上げシステムが実に地球を覆っています。つまり、この2つなくしてスマホもタブレットも動かず、これを使わずして、スマホの便利さは享受できないのです。ぼくはここでお金のことを言いたいのではありません。

 アプリを作るとします。完成すればそれをAndroid Developer に入って登録してきます。ここからが英語の嵐なわけです。「デフォルト言語」ってわかります? 「カスタマイズしてください」(設定を必要に応じて変更してください)eligibility (適格性)、console、 バカスカ英語カタカナや英語そのものが出てくるわけです。ITの世界はすっかり英語が支配しているわけでして、プログラミングにしたって、もうちゃんとプログラミングのノウハウというかマニュアルまでできていて、その部品をAndoroid は全部無料で使わせてくれるわけですが、世界にいくためには英語は絶対に必要ですね。マイクロソフトをはじめ、のちあらわれたGAFAの世界支配に対して覇権争いのように抵抗しているのが中国ですね。なにせ、ん14億人の消費者がいますから。日本はこの世界では三周、四周遅れで、この二十年の間で、国民の資産まで減ってしまいましたからね。ぼくは数十年前に家を買いましたけど、そのときは尾鷲市でも3000万円しましたよ。今、土地代だけでもいくらだ、と訊いたら、300万円って言ってました。一坪100万円していた商店街の店舗や家はいまや70坪で40万円とかお金を払ってでももらってくれる人はいないか探している始末です。

 話がそれてしまいました。ようするにAndroid やiOSの世界に入り込んでいけばその言語は英語だということです。
 日本人なんだからきちんと日本語ができてから英語を習えばいいんだよ、なんていう人がいますが、もう世界が違うのです。これからの人の多くにとって必要不可欠な言語だということです。

 英語が聞けて、話せる。つまりコミニュケーションがとれるということは大切なことです。世界がひとつ、地球に言葉としての境界がなくなっていくということでもあります。

 来週から「日本語と英語の違い」に入っていきます。