バリ記 

英語関係の執筆の合間に「バリ滞在記」を掲載。今は「英語指導のコツ」が終了し、合間に「バリ島滞在記」を連載。

英語指導のコツ15 ひとかたまりの規則

2019-11-06 11:57:55 | 私の英語講習
これまで習った規則以外にもひとかたまりの規則をつけることができるものもあります。いくつか紹介しましょう。
 この辺までくると、「暗記」となってきますが、役立つ「暗記」です。

1.ost の o は「オウ」(oʊ) と名前読みする。
   ghost post host most
2. ld nd の前の母音は名前読みする
   old cold child mild kind binder
3. 母音のない単語の語尾の yは 母音 i (アイ)という。
cry  dry  sky  my
4. y が唯一の母音ではなく、アクセントが y にないときは y は i
(イ)という。
   candy happy baby
5. v は v で終わることはない。必ず ve で終わる。 ve=v と考える。
   live have curve 
6. ou は u(ʌ)の音と同じ読み方をするときもある。
   young couple country
7. all の aは au, aw の 「オー」と同じ。
   all ball fall small tall
8. ea は e と同じ読み方をするときもある。
  head bread breakfast heavy
9. ie は ie(アイ)以外に語の途中では 「イー」と読む。
  Chief field piece
10. wa は wの働きにより a が au, aw (オー)の音と同じになる。
  water walk wash (waʃ )
11. ough augh は (オー)と読む
   brought throught brought taught caught


まとめると覚えやすくなります。
 すべての単語がフォニックスで読み方がわかれば便利でよいと思いますが、言語というのは長い歴史の中で混じり合い、融合しています。日本語も和語と漢語が混じり、和語もいろいろな言葉が混じっているようです。日本の漢字も
読み方は複雑です。朝 を「アサ」「チョウ」とも読みますし、「トモ」とも読みます。言語とはそんなもんだと思ったらいいのです。

今日はこれで終わります。