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スプーキー・トゥース

2022-10-07 16:07:57 | band

スプーキー・トゥース Spooky Tooth


【活動期間】
  ①1967~1970
  ②1972~1974
  ③1998~1999
  ④2004
  ⑤2008~2009


【メンバー】
  ①1967~1974
   マイク・ハリソン/Mike Harrison(vocal, keyboards)在籍1967~1970
   ゲイリー・ライト/Gary Wright(vocal, keyboards)在籍1967~1970
   クリス・ステイントン/Chris Stainton(keyboard, guitar, bass)在籍1970
   ジョン・ホウケン/John Hawken(keyboards)在籍1970
   ルーサー・グロヴナー/Luther Grosvenor(guitar)在籍1967~1970
   ヘンリー・マッカロク/Henry McCullough(guitar)在籍1970
   グレッグ・リドリー/Greg Ridley(bass)在籍1967~1969
   マーク・グリフィス/Mark Griffiths(bass)在籍1969
   アンディ・リー/Andy Leigh(bass)在籍1969~1970
   アラン・スペナー/Alan Spenner(bass)在籍1970
   スティーヴ・トンプソン/Steve Thompson(bass)在籍1970
   マイク・ケリー/Mike Kellie(drums)在籍1967~1970

  ②1972~1974
   マイク・ハリソン/Mike Harrison(vocal, keyboards)在籍1972~1974
   ゲイリー・ライト/Gary Wright(vocal, keyboards)在籍1972~1974
   マイク・パトゥ/Mike Patto(vocal, keyboards)在籍1974
   ミック・ジョーンズ/Mick Jones(guitar)在籍1972~1974
   イアン・ハーバート/Ian Herbert(bass)在籍1972~1973
   クリス・スチュワート /Chris Stewart(bass)在籍1973~1974
   キース・エリス/Keith Ellis(bass)在籍1974
   ヴァル・バーク/Val Burke(bass, vocal)在籍1974
   ブライソン・グラハム/Bryson Graham(drums)在籍1972~1973、1974
   マイク・ケリー/Mike Kellie(drums)在籍1973~1974
   
  ③1998~1999
   マイク・ハリソン/Mike Harrison(vocal, keyboards)在籍1998~1999
   ルーサー・グロヴナー/Luther Grosvenor(guitar)在籍1998~1999
   グレッグ・リドリー/Greg Ridley(bass)在籍1998~1999
   マイク・ケリー/Mike Kellie(drums)在籍1998~1999

  ④2004
   マイク・ハリソン/Mike Harrison(vocal, keyboards)在籍2004
   ゲイリー・ライト/Gary Wright(vocal, keyboards)在籍2004
   ジョーイ・アルブレヒト/Joey Albrecht(guitar)在籍2004
   マイケル・ベッカー/Michael Becker(bass)在籍2004
   マイク・ケリー/Mike Kellie(drums)在籍2004

  ⑤2008~2009
   マイク・ハリソン/Mike Harrison(vocal, keyboards)在籍2008~2009
   ゲイリー・ライト/Gary Wright(vocal, keyboards)在籍2008~2009 
   スティーヴ・ファリス/Steve Farris(guitar)在籍2008~2009
   シェム・フォン・シュローク/Shem von Schroeck(bass)在籍2008~2009
   マイク・ケリー/Mike Kellie(drums)在籍2008~2009
   トム・ブレフテリン/Tom Brechtlein(drums)在籍2009年





 「スプーキー・トゥース」はイングランド出身のロック・バンド。
 マイク・ハリソンとゲイリー・ライトという、ふたりの強力なヴォーカリスト兼鍵盤奏者を擁するユニークな編成で、ブルースを基調にしたヘヴィなサウンドが特徴である。とくに初期はサイケデリックな雰囲気を持ちながらもアメリカン・ロックへ接近するなど、多様な音楽性を包含したバンドである。
 スプーキー・トゥースに在籍した歴代メンバーは、その後のブリティッシュ・ロック界にも足跡を残したミュージシャンの名が多く見られる。その意味でも、1960年代後半~1970年代前半にかけてのブリティッシュ・ロック界における重要な存在だと言える。


◆ラムロッズ
 「ラムロッズ」(The Ramrods)は、マイク・ハリソン(vocal)とジミー・ヘンショウ(guitar)を中心として、1960年にイングランド北西部の町カーライルで結成されたスキッフル・バンドである。1963年、ラムロッズにハリスンのバンド仲間のグレッグ・リドリー(bass)が加入し、翌64年にはバンド名を「ヴィップス」(The V.I.P.'s)に改めた。これがスプーキー・トゥースの原型である。


◆V.I.P.’s
 V.I.P.'sの活躍に目をとめたのが、当時キンクスのマネージャーだったラリー・ペイジである。
 1964年10月、ペイジの力添えでV.I.P.'sはシングル『Don't Keep Shouting At Me』をリリース、メジャー・デビューを果たす。この曲は本国イギリスで注目されることはなかったが、フランスではシングル・チャート2位を記録する大ヒットとなった。
 V.I.P.'sは間もなくペイジとは袂を分かつが、1965年にはアニマルズのマネージャー、マイク・ジェフリーズの紹介で西ドイツに渡り、ハンブルグのスター・クラブに出演している。
 V.I.P.'sの大きな将来性に目を留めたのが、アイランド・レーベルの創設者のクリス・ブラックウェルである。ブラックウェルはすぐにV.I.P.'sと契約し、1966年10月に「Vipps」名義でシングル『I Wanna Be Free』をリリースした。このシングルもイギリスでは不発に終わったが、フランスや西ドイツなど本国以外でまたも大ヒット。とくに西ドイツではチャート1位を獲得している。
 またこの頃のことであるが、1966年9月に初めてイギリスに来たジミ・ヘンドリックスともセッションする機会があった。この時ジミのマネージャー、チャス・チャンドラー(元アニマルズ)はV.I.P.'sの演奏を気に入り、V.I.P.'sに「ジミのバック・バンドにならないか」と声をかけたそうである。V.I.P.'sはこれを断り、ジミは後日ノエル・レディング、ミッチ・ミッチェルとトリオを組むことになる。


 1966年、西ドイツから帰国後に、V.I.P.'sは大幅なメンバー・チェンジを行う。

 まずウォルター・ジョンストーンの代わりにスティーヴ・ウインウッドの推薦で1966年12月にマイク・ケリー(drums 元ロコモーティヴ)が、そしてキーボード奏者としてキース・エマーソンが加入したが、「ラムロッズ」結成時からバンドを支えてきたジミー・ヘンショウが脱退。1967年初頭にはフランク・ケニオンの代わりとしてルーサー・グロヴナー(guitar 元ディープ・フィーリング)が加入する。
 こうしてV.I.P.'sのラインナップは、1967年初頭には、マイク・ハリソン(keyboard, vocal)、ルーサー・グロヴナー(guitar)、グレッグ・リドリー(bass)、マイク・ケリー(drums)、キース・エマーソン(keyboard)の5人となった。しかし間もなくエマーソンは「ナイス」結成のためバンドを離れた。


 ◆アート
 サイケデリック・ムーヴメントの勃興期だった当時の背景と、バンドの方向性から、1967年4月にはバンド名を「アート」(Art)と改める。
 アートはこの年7月、アルバム『Supernatural Fairy Tales』とシングル『What's That Sound?』を発表。これは一般受けはしなかったものの、アンダーグラウンド・シーンで注目された。
 1967年10月、ツアー先の西ドイツで、留学のため渡欧していたアメリカ人シンガー兼キーボード奏者のゲイリー・ライトと出会う。クリス・ブラックウェルの提案でバンドはライトをメンバー加え、これを契機として新たに「スプーキー・トゥース」と名乗ることになる。


 ◆スプーキー・トゥース(1967~1970)
 1968年1月、スプーキー・トゥースはゲイリー・ライトのオリジナル曲『Sunshine Help Me』で、アイランド・レーベルからシングル・デビューを果たした。同年8月には、当時トラフィックやローリング・ストーンズなどを手掛けていたジミー・ミラーのプロデュースによって、デビュー・アルバム『イッツ・オール・アバウト』を発表。このアルバムは、サイケデリックな空気を持ちつつも、アメリカン・ロックからの影響も伺わせる内容で、評価は好意的なものだった。
 この年秋にはザ・バンドの名曲「ザ・ウェイト」のカヴァーをシングルとしてリリースし、アメリカン・ロックへの接近をより明確にするとともに、好意的な評価を得た。


 1969年5月、セカンド・アルバム『スプーキー・トゥー』を発表。これはスプーキー・トゥースの最高傑作と言われているものである。
 プロデューサーは前作に続きミラーが担当。サイケデリックな空気感、アメリカン・ロックへの接近、ブルージーでヘヴィな音楽性がバランスよく抽出されており、母国イギリスではデビュー作同様セールス的には振るわなかったものの、A&Mレコードから発売されたアメリカ盤は全米アルバムチャートで最高44位を記録(全米トップ50アルバムしたバンド唯一の作品)したほか、ヨーロッパ諸国でも好評で、オランダのアルバム・チャートでは最高4位の大ヒットを記録している。
 ちなみにこのアルバムは佳曲がそろっており、シングル・カットされた『Better by You、Better than Me』は、後年「ジューダス・プリースト」がアルバム『ステンド・グラス』(1978年)の中でカヴァーしている。また「Evil Woman」におけるグロヴナーの弾くハード・ロック的アプローチのギター・ソロは高く評価されている。そのほか『I've Got Enough Heartache』にはスティーヴ・ウインウッド(piano)が、『Feelin' Bad』にはジョー・コッカー(backing-vocal)が参加しているのも注目される。
 しかしベースのリドリーはアルバム完成直後の1969年2月に脱退して「ハンブル・パイ」の結成に参加したため、『スプーキー・トゥー』はオリジナル・ラインナップによる最後のアルバムとなった。
 名手リドリー脱退後は、短期間在籍したマーク・グリフィス(のちマシューズ・サザン・コンフォート)を経て、アンディ・リーが加入。





 『スプーキー・トゥー』の高評価に後押しされて順調に活動を続けるスプーキー・トゥースがさらに大きな飛躍を期待されて制作したのが、サード・アルバム『セレモニー』(1969年12月発表)である。
 このアルバムは、ゲイリー・ライトがイニシアティヴを取ったものであった。
 ライトが試みたのは、彼が敬愛する現代音楽家ピエール・アンリ(Pierre Henry)とスプーキー・トゥースのコラボレーション、つまり前衛音楽とロックの融合だったが、これには賛否両論が起こった。
 アンリの母国フランスでは「ミュージック・コンクレート」の下地ができていたこともあって評価は好意的だったが、英米では一部で「ロック史上に残る大失敗」とまで言われるほどの酷評を受け、アルバム・チャートも全米92位と低迷、『スプーキー・トゥー』で上昇気流に乗りかけたバンドの勢いに水を差す結果になってしまった。
 ライトはのちに「これはスプーキー・トゥースのアルバムというよりひとつのプロジェクトだった。つまりわれわれは演奏しただけであり、『セレモニー』はピエール・アンリのアルバムだったのだ。しかしアルバム完成時にレーベル側は『これは素晴らしいアルバムである。スプーキー・トゥースの新作としてリリースするつもりだ。』と言った。それに対してわれわれは『これはバンドの方向性とは合わないアルバムだ。もしわれわれの新作としてリリースするならば、スプーキー・トゥースのキャリアを損なうだろう。』と言った。そしてまさにその通りになったのだ。」と述べている。


 『セレモニー』でファンやメディアを失望させる結果になったライトは、他のメンバー、とくにハリソンとの主導権争い、あるいは感情的な対立が原因で、1970年にバンドを脱退してソロ活動に入った。続いてアンディ・リーも脱退し、サザン・コンフォートに加入する。
 残ったハリソン、グロヴナー、ケリーは3人は、かつて共演したことのあるジョー・コッカーのバック・バンド「グリース・バンド」のメンバー(ヘンリー・マッカロクguitar、クリス・ステイントンkeyboard、アラン・スペナーbass)を迎えて、「Spooky Tooth Featuring Mike Harrison」名義で4枚目のアルバム『ザ・ラスト・パフ』を制作したが、アルバム発表前にバンドは解散してしまった。ただし、『ザ・ラスト・パフ』は、これをスプーキー・トゥースの最高傑作と推す声も一部であがっているほどの力作に仕上がっている。
 このアルバムからはビートルズの作品である『アイ・アム・ザ・ウォルラス』がシングル・カットされ、ヨーロッパでヒットを記録してた。





 スプーキー・トゥースは解散したが、1970年の秋に、ハリソン、グロヴナー、ケリー、ジョン・ホウケン(keyboard 元ナッシュヴィル・ティーンズ~ルネッサンス)、スティーヴ・トンプソン(bass 元ジョン・メイオール&ブルース・ブレイカーズ)というラインナップで、ヨーロッパ・ツアーのためにだけいったん再結成し、ツアー後に改めて解散した。
 解散後、マイク・ハリソンとゲイリー・ライトはそれぞれソロ活動を始める。ルーサー・グロヴナーはソロ・アルバムを発表後、「スティーラーズ・ホィール」に参加。マイク・ケリーは「スリー・マン・アーミー」を経てピーター・フランプトンの「フランプトンズ・キャメル」に参加して活動を続けた。
 グリース・バンドの3人(ヘンリー・マッカロク、クリス・ステイントン、アラン・スペナー)は、1971年に英国スワンプ・ミュージックの傑作とも言われているアルバム『Grease Band』を発表している。なかでもマッカロックは1972年から73年にかけてポール・マッカートニーの「ウィングス」に参加して一躍名を上げた。





 ◆スプーキー・トゥース(1972~1974)
 1972年夏以降になると、ゲイリー・ライトとマイク・ハリソンの関係は修復され、ふたりはスプーキー・トゥースの未来について話し合うようになっていた。その結果、同年秋にハリソン、ライト、ミック・ジョーンズ(guitar 元ワンダーホィール)、イアン・ハーバート(bass 元ジャンクヤード・エンジェル)、ブライソン・グラハム(drums 元メインホース)というラインナップでスプーキー・トゥースの再結成が実現したのである。なお、ベースは間もなくクリス・スチュワート(bass 元ロニー・レーンズ・スリム・チャンス)と交替した。
 新生スプーキー・トゥースは1973年5月に通算5作目となるアルバム『ユー・ブローク・マイ・ハート・ソー・アイ・バステッド・ユア・ジョウ』を発表。この直後にドラマーがオリジナル・メンバーのマイク・ケリーに交替したが、古くからのファンはケリーの復帰を歓迎した。
 新作『ユー・ブローク・マイ・ハート』はメディアからの反応も良く、バンド側も同年11月には矢継ぎ早に6枚目のアルバム『ウィットネス』をリリースした。
 『ユー・ブローク・マイ・ハート・ソー・アイ・バステッド・ユア・ジョウ』『ウィットネス』の2作は、かつてのアルバムのようにライトのオリジナル曲を中心として制作されおり、全盛期を思い起こさせるような充実した仕上がりとなっている。
 しかしこの頃にはハリスンとライトの間でバンドの主導権を巡っての対立が生じており、これによって1974年春にはハリソン、ケリー、スチュワートの3人が相次いで脱退してしまったのである。
 ゲイリー・ライトとミック・ジョーンズは、ハリソンの後任としてマイク・パトゥー(keyboard, vocal 元パトゥー)を迎える。またベーシストにはキース・エリス(元ジューシー・ルーシー)が起用されたが、短期間でさらにヴァル・パークと交替している。そしてケリーの代わりとしてブライソン・グラハムが呼び戻された。このメンバー(ライト、ジョーンズ、パトゥー、パーク、グラハム)で1974年に発表したのが、通算7枚目のアルバム『ザ・ミラー』であるが、セールスは全く振るわず、結局これがスプーキー・トゥースのラスト・アルバムになった。
 結果、ライトはソロ活動のためまたもバンドを離れ、1974年11月にスプーキー・トゥースは活動を停止した。


 その後、マイク・ハリソンとゲイリー・ライトはソロとして活動する。なかでもライトのシングル『夢織り人』(Dream Weaver)は1976年のビルボード・シングル・チャートで2位、同タイトルのアルバムは同年のビルボード・アルバム・チャートで7位の大ヒットを記録した。
 ミック・ジョーンズは「フォリナー」を結成し、大成功を収めた。
 パトゥーは「ボクサー」を結成、3枚のアルバムを残すが、1979年3月に36歳で死去した。エリスも「ボクサー」の結成に参加して再びパトゥーとバンド・メイトとなったが、1978年12月に32歳の若さでこの世を去っている。
 ケリーは1970年代後半に「ジ・オンリー・ワンズ」へ参加。グラハムはセッション・ドラマーとして活躍した。


 ◆スプーキー・トゥース(1998~1999, 2008~2009)
 1998年、ライトを除く4人のオリジナル・メンバー(ハリソン、グロヴナー、リドリー、ケリー)で再結成し、25年ぶりにニュー・アルバム『Cross Purpose』を発表した。
 再結成ライヴは、2001年に『Live In Europe』としてリリースされている。


 2003年11月19日、グレッグ・リドリーがスペインのアリカンテで肺炎とその合併症のため56歳で死去。


 2004年6月、ハリソン、ライト、ケリーはジョーイ・アルブレヒト(guitar)とマイケル・ベッカー(bass)を加えて「スプーキー・トゥース」として活動を再開させ、ドイツでライヴを行った。この模様はDVD『Nomad Poets』(2007年)に収められている。
 2008年2月、ハリソン、ライト、ケリーをフィーチャーしたスプーキー・トゥースが再始動。Mr.ミスターのギタリストであるスティーヴ・ファリスと、シェム・フォン・シュローク(bass)を伴い、ヨーロッパでツアーを行った。
 2009年5月29日、ハリソン、ライト、アルブレヒト、ベッカー、そしてケリーの代わりにトム・ブレフテリンを加え、シェパーズ・ブッシュ・エンパイアで行われたアイランド・レコード50周年記念コンサートで演奏した。


 2017年1月18日、マイク・ケリーが69歳で死去。
 2018年3月25日、マイク・ハリソンが72歳で死去。
 2023年9月4日、ゲイリー・ライトが80歳で死去。





【ディスコグラフィ】
 ◆アルバム
  1968年 イッツ・オール・アバウト/It's All About
  1969年 スプーキー・トゥー/Spooky Two(全米44位)
  1969年 セレモニー/Ceremony(全米92位) *with Pierre Henry
  1970年 ザ・ラスト・パフ/The Last Puff(全米84位)
      *クレジットは「Spooky Tooth featuring Mike Harrisom」
  1971年 タバコ・ロード/Tabacco Road(全米152位)
      *『イッツ・オール・アバウト』の「Too Much of Nothing」を「The Weight」に差し替えて再発
  1973年 ユー・ブローク・マイ・ハート・ソー・アイ・バステッド・ユア・ジョウ/You Broke My Heart So I Busted Your Jaw(全米84位)
  1973年 ウィットネス/Witness(全米99位)
  1974年 ザ・ミラー/The Mirror(全米130位)
  1999年 Cross Purpose
  2001年 Live In Europe
  2007年 Nomad Poets-Live In Germany 2004

 ◆シングル
  1968年 ザ・ウェイト/The Weight
  1968年 サンシャイン・ヘルプ・ミー/Sunshine Help Me(全米 [キャッシュボックス] 126位)
  1968年 ラヴ・リアリー・チェンジド・ミー/Love Really Changed Me
  1969年 ザット・ワズ・オンリー・イエスタデイ/That Was Only Yesterday(オランダ13位)
  1969年 サン・オブ・ユア・ファーザー/Son Of Your Father
  1969年 フィーリン・バッド/Feelin' Bad(全米 [Bebbling Under] 132位)
  1970年 アイ・アム・ザ・ウォルラス/I Am The Walrus (オランダ38位)
  1973年 オール・ソウン・アップ/All Sewn Up

  1974年 Two Time Love
  1975年 Fantasy Satisfier



【メンバー変遷】

 #1  1967~1969
   Mike Harrison(piano, vocal)
   Gary Wright(keyboard, vocal)
   Luther Grosvenor(guitar)
   Greg Ridley(bass)→ Humble Pie
   Mike Kellie(drums)

 #2 1969
   Mike Harrison(piano, vocal)
   Gary Wright(keyboard, vocal)
   Luther Grosvenor(guitar)
   Mark Griffiths(bass)→ Steve Gibbons Band
   Mike Kellie(drums)

 #3 1969~1970
   Mike Harrison(piano, vocal)
   Gary Wright(keyboard, vocal)→ solo, Wonderwheel
   Luther Grosvenor(guitar)
   Andy Leigh(bass)→ Matthews Southern Comfort

   Mike Kellie(drums)

 #4 1970
   Mike Harrison(piano, vocal)
   Chris Stainton(keyboard)*ex The Grease Band

   Luther Grosvenor(guitar)
   Henry McCullough(guitar)*ex The Grease Band
   Alan Spenner(bass)*ex The Grease Band

   Mike Kellie(drums)

 #5 1970
   Mike Harrison(piano, vocal)→ solo
   John Hawken(keyboards)*ex Renaissance
   Luther Grosvenor(guitar)→ solo, Stealers Wheel
   Henry McCullough(guitar)*ex The Grease Band
   Steve Thompson(bass)*ex John Mayall's Bluesbreakers → Stone The Crowes
   Mike Kellie(drums )→ ThreeMan Army


 #6 1972~1973
   Mike Harrison(piano, vocal)*ex Junkyard Angel
   Gary Wright(keyboard, vocal)*Wonderwheel
   Mick Jones(guitar)*Wonderwheel
   Ian Herbert(bass)*ex Junkyard Angel
   Bryson Graham(drums)*Mainhorse, Wonderwheel

 #7 1973
   Mike Harrison(piano, vocal)
   Gary Wright(keyboard, vocal)
   Mick Jones(guitar)
   Chris Stewart(bass)*Ronnie Lane's Slim Chance
   Bryson Graham(drums)→ Spooky Tooth#10

 #8 1973~1974
   Mike Harrison(piano, vocal)
   Gary Wright(keyboard, vocal)
   Mick Jones(guitar)
   Chris Stewart(bass)
   Mike Kellie(drums)

 #9 1974
   Gary Wright(keyboard, vocal)
   Mike Patto(keyboard, vocal)*Patto
   Mick Jones(guitar)
   Keith Ellis(bass)*ex Juicy Lucy → Boxer
   Mike Kellie(drums)→ The Only Ones

 #10 1974
   Gary Wright(keyboard, vocal)→ solo
   Mike Patto(keyboard, vocal)→ Boxer
   Mick Jones(guitar)→ Foreigner
   Val Burke(bass)
   Bryson Graham(drums)→ The Only Ones
 
#11 1998~1999
   Mike Harrison(piano, vocal)
   Luther Grosvenor(guitar, vocal)
   Greg Ridley(bass, vocal)
   Mike Kellie(drums)

#12 2004
   Mike Harrison(piano, vocal)
   Gary Wright(keyboard, vocal)
   Joey Albrecht(guitar)
   Michael Becker(bass)
   Mike Kellie(drums)

#13 2008~2009
   Mike Harrison(piano, vocal)
   Gary Wright(keyboard, vocal)
   Steve Farris(guitar)
   Shem von Schroeck(bass)
   Mike Kellie(drums)

#14 2009
   Mike Harrison(piano, vocal)
   Gary Wright(keyboard, vocal)
   Steve Farris(guitar)
   Shem von Schroeck(bass)
   Tom Brechtlein(drums)


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