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『グランド・ファンク』(グランド・ファンク・レイルロード)

2023-01-31 23:16:15 | albums

グランド・ファンク Grand Funk

【歌・演奏】

  グランド・ファンク・レイルロード/Grand Funk Railroad

【リリース】
  1969年12月29日

【録音】
  1969年10月10日~1969年10月21日 クリーヴランド州クリーヴランド・レコード・カンパニー

【プロデューサー】
  テリー・ナイト/Terry Knight

【レーベル】
  キャピトル・レコード/Capitol Records

【録音メンバー】
 ☆グランド・ファンク・レイルロード
   マーク・ファーナー/Mark Farner(guitars, keyboards, harmonica, vocals)
   メル・サッチャー/Mel Schacher(bass)
   ドン・ブリューワー/Don Brewer(drums, vocals)     
     

【収録曲】(★シングル=「ミスター・リムジン・ドライヴァー」)
 side:A
  ① ゴット・ディス・シング・オン・ザ・ムーヴ 4:38
    Got This Thing on the Move(Mark Farner)
  ② プリーズ・ドント・ウォリー 4:19
    Please Don't Worry(Don Brewer, Mark Farner)
  ③ ハイ・ファルーティン・ウーマン 3:00 
    High Falootin' Woman(Mark Farner)  
  ④ ミスター・リムジン・ドライヴァー 4:26
    Mr. Limousine Driver(Mark Farner)
    ★1969年週間シングル・チャート最高位 アメリカ97位、カナダ92位
  ⑤ イン・ニード 7:52
    In Need(Mark Farner)
 side:B
  ⑥ ウインター・アンド・マイ・ソウル 6:38
    Winter and My Soul(Mark Farner)
  ⑦ パラノイド 7:50 
    Paranoid(Mark Farner)
  ⑧ 孤独の叫び 9:31
    Inside Looking Out(John Lomax, Alan Lomax, Eric Burdon, Chas Chandler)

【チャート】
 1970年週間アルバム・チャート 
   アメリカ(ビルボード)11位 日本26位 オーストラリア13位 カナダ9位
 1970年年間アルバム・チャート
   アメリカ(ビルボード)18位

【メ  モ】
  グランド・ファンク・レイルロードのセカンド・アルバム。
  バンドにとって初めてのRIAA公認のプラチナ・アルバムである。デビュー・アルバム(『グランド・ファンク・レイルロード登場』)はゴールド・アルバムを獲得しているが、これは『グランド・ファンク』のヒットによって売れたためである。


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『グランド・ファンク・レイルロード登場』(グランド・ファンク・レイルロード)

2023-01-31 17:23:47 | albums

グランド・ファンク・レイルロード登場 On Time

【歌・演奏】

  グランド・ファンク・レイルロード/Grand Funk Railroad

【リリース】
  1969年8月25日

【録音】
  1969年4月~1969年6月 クリーヴランド州クリーヴランド・レコード・カンパニー

【プロデューサー】
  テリー・ナイト/Terry Knight

【レーベル】
  キャピトル・レコード/Capitol Records

【録音メンバー】
 ☆グランド・ファンク・レイルロード
   マーク・ファーナー/Mark Farner(guitars, piano, harmonica, vocals)
   メル・サッチャー/Mel Schacher(bass)
   ドン・ブリューワー/Don Brewer(drums, vocals)


     
     

【収録曲】(★シングル=「タイム・マシーン」「ハートブレイカー」)
 side:A
  ① アー・ユー・レディ 3:28
    Are You Ready?(Mark Farner)
  ② エニーバディズ・アンサー 5:16
    Anybody's Answer(Mark Farner)
  ③ タイム・マシーン 3:44 
    Time Machine(Mark Farner)
    ★1969年週間シングル・チャート最高位 アメリカ48位、カナダ43位
  ④ ハイ・オン・ア・ホース 2:54
    High on a Horse(Mark Farner)
  ⑤ T.N.U.C. 8:41
    T.N.U.C.(Mark Farner)
 side:B
  ⑥ イントゥ・ザ・サン 6:28
    Into the Sun(Mark Farner)
  ⑦ ハートブレイカー 6:34 
    Heartbreaker(Mark Farner)
    ★1970年週間シングル・チャート最高位 アメリカ72位、カナダ58位
  ⑧ コール・ユアセルフ・ア・マン 3:04
    Call Yourself a Man(Mark Farner)
  ⑨ キャント・ビー・トゥー・ロング 6:33
    Can't Be Too Long(Mark Farner)
  ⑩ アップス・アンド・ダウンズ 5:01
    Ups and Downs(Mark Farner)

【チャート】
 1969年週間アルバム・チャート 
   アメリカ(ビルボード)27位 日本44位 オーストラリア14位 カナダ34位
 1970年年間アルバム・チャート
   アメリカ(ビルボード)68位

【メ  モ】
  グランド・ファンク・レイルロードのデビュー・アルバム。
  RIAA公認のゴールド・アルバムを獲得している。


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ジンジャー・ベイカーズ・エア・フォース

2023-01-08 13:57:06 | band

ジンジャー・ベイカーズ・エア・フォース Ginger Baker's Air Force


活動期間
  1970年~1971年


メンバー
  ジンジャー・ベイカー/Ginger Baker(drums, percussions, vocals)在籍1970.1~1971.1

  フィル・シーメン/Phil Seamen(drums, percussions)在籍1970.1~1970.5
  レミ・カバカ/Remi Kabaka(percussions, drums)在籍1970.1~1970.5
  アラン・ホワイト/Alan White(drums, piano)在籍1970.3~1970.5
  ロッキー・ジゾルヌ/Rocky Dzidzornu(percussions)在籍1970.5~1970.9
  ニーモイ・アクアイ/Neemoi "Speedy" Acquaye(percussions, drums)在籍1970.9~1971.1
  ガスパー・ラワル/Gasper Lawal(percussions)在籍1971.1
  デニー・レーン/Denny Laine(guitar, piano, vocals)在籍1970.1~1970.5
  ケン・クラドック/Ken Craddock(guitar, organ, piano, vocals)在籍1970.9~1971.1
  スティーヴ・ウインウッド/Steve Winwood(organ, bass, vocals)在籍1970.1~1970.3
  リック・グレッチ/Ric Grech(bass, violin)在籍1970.1~1970.5
  ハロルド・マクネアー/Harold McNair(sax, flute)在籍1970.1~1970.5
  クリス・ウッド/Chris Wood(sax, flute)在籍1970.1~1970.3
  グラハム・ボンド/Graham Bond(sax, organ, piano, vocals)在籍1970.1~1971.1
  コリン・ギブソン/Colin Gibson(sax, bass)在籍1970.3~1971.1
  スティーヴ・グレゴリー/Steve Gregory(sax, flute)在籍1970.9~1971.1
  バド・ビードル/Bud Beadle(sax)在籍1970.9~1971.1
  ジネット・ジェイコブス/Jeanette Jacobs(vocals)在籍1970.1~1970.5
  ダイアン・スチュワート/Diane Stewart(vocals)在籍1970.3~1971.1
  エレノア・バルーシアン/Eleanor Barooshian(vocals)在籍1970.3~1970.5
  キャスリーン・ジェイムス/Catherine James(vocals)在籍1970.5~1970.10
  アリキ・アシュマン/Aliki Ashman(vocals)在籍1970.9~1971.1
  ジョニー・ハーストラップ/Johnny Haastrup(vocals)在籍1971.1


     



 ジンジャー・ベイカーが結成したジャズ・ロック・グループ。
 結成当初は、3人の打楽器奏者と3人の管楽器奏者を含む10人の大編成であった。
 ジャズのフォーマットやアフリカン・ビートなどを大胆に導入した、いわば最初期の「フュージョン・グループ」とも言える存在である。


 「スーパー・グループ」として名を馳せたブラインド・フェイスが1969年10月に解散すると、ジンジャー・ベイカー(drums)は自らの主導で、1969年の終わり頃に新たなグループを結成する。
 「ジンジャー・ベイカーズ・エア・フォース」と名付けられたこのグループは、1970年1月に活動を開始。
 当初の陣容は、
  ジンジャー・ベイカー(drums)
  フィル・シーメン(drums)
  レミ・カバカ(percussions)
  スティーヴ・ウインウッド(organ, vocal)
  デニー・レイン(guitar, vocal)
  リック・グレッチ(bass, violin)
  グラハム・ボンド(alto-sax)
  クリス・ウッド(tenor-sax, flute)
  ハロルド・マクネアー(tenor-sax, flute)
  ジネット・ジェイコブス(vocal)
 の10人で、3人の打楽器奏者と、3人の管楽器奏者を抱えていた大編成バンドであった。


 「ブラインド・フェイス」からはベイカーのほか、リック・グレッチとスティーヴ・ウインウッドが参加している。フィル・シーメンはイギリスを代表するジャズ・ドラマーのひとりで、1960年代初頭にベイカーを指導していたことがある。またウインウッドとクリス・ウッドは「トラフィック」でのバンド・メイトだった。そのウッドと1969年に結婚したのがジネット・ジェイコブスである。ジェイコブスは女性ボーカル・グループ「ケイク」の元メンバーで、1970年3月にエア・フォースに加わったエレノア・バルーシアンはケイク時代の同僚だった。
 そのほかグラハム・ボンドはイギリスのR&Bあるいはブルース・ロックの世界では知らない者がいない重要ミュージシャンであり、ベイカーは彼のバンド「グラハム・ボンド・オーガニゼイション」のメンバーだったこともある。
 またデニー・レインは元ムーディ・ブルースなどのメンバーで、「Balls」というバンドとエア・フォースの両方で活動していた。彼はのちポール・マッカートニーのバンド「ウィングス」のメンバーになったことで知られている。


     


 こうした錚々たるメンバーが集結して始動したエアフォースは、1970年1月15日、ロンドンのロイヤル・アルバート・ホールでライヴを行ったが、この時の模様を収録したのが、1970年3月に発表されたエアフォースのファースト・アルバム『ジンジャー・ベイカーズ・エアフォース』である。
 エア・フォースは、ジャズのフォーマットを取り込んだ即興主体の演奏や、アフロ・ビートなどを吸収したユニークな音楽性を前面に押し出し、独自の世界を作り上げた。


 エア・フォースはメンバーが流動的だったため、ベイカーの企図する音楽を実現するためのセッション・グループ的性格が強くなっていった。1970年12月には早くもセカンド・アルバム『ジンジャー・ベイカーズ・エア・フォース 2』を発表したが、ベイカーがさらなるアフリカン・ミュージックへの接近を図っていたことなどが原因で、1971年初頭に解散した。

 解散後のベイカーは、フィル・シーメンら複数のドラマーにコーラスを加えて1971年に「ドラム・クワイアー」を結成したのち、翌72年にはバド・ビードル(sax)、バークリー・ジョーンズ(guitar)、ジョニー・ハーストラップ(vocal, percussion)、ラオル・エイキンズ(african-drums)、スティーヴ・グレゴリー(tenor-sax, flute)らと「ジンジャー・ベイカー & ソルト」を結成して、アフリカン・ミュージックへの傾倒を強めてゆくことになる。


 2015年、ベイカーは「ジンジャー・ベイカーズ・エア・フォース 3」の名で2016年にワールド・ツアーを行う予定があることを発表した。しかしベイカーは2016年になって心臓疾患のための治療が必要となり、「ジンジャー・ベイカーズ・エア・フォース 3」のツアーはキャンセルを余儀なくされた。
 2019年10月6日、病のためベイカーは80歳で他界した。


     


【ディスコグラフィ】
 <アルバム>
  1970年 ジンジャー・ベイカーズ・エア・フォース/Ginger Baker's Air Force(全米33位、全英37位)*Live
  1970年 ジンジャー・ベイカーズ・エア・フォース 2/Ginger Baker's Air Force 2
  2010年 Live in Offenbach, Germany 1970(recorded at 1970)*Live
  2015年 Do What You Like(recorded at 1971)*Live+studio outtakes
 <シングル>

  1970年 マン・オブ・コンスタント・ソロウ/Man of Constant Sorrow(全英86位)


【メンバー変遷】
 #1 1970.1~1970.3
  ジンジャー・ベイカー(drums)ex. ブラインド・フェイス
  フィル・シーメン(drums)
  レミ・カバカ(percussions)
  スティーヴ・ウインウッド(organ, vocal)ex. ブラインド・フェイス →トラフィック
  デニー・レイン(guitar, vocal)ex.エレクトリック・ストリング・バンド
  リック・グレッチ(bass, violin)ex. ブラインド・フェイス
  グラハム・ボンド(alto-sax)ex.グラハム・ボンド・オーガニゼイション
  クリス・ウッド(tenor-sax, flute)ex.トラフィック →トラフィック
  ハロルド・マクネアー(tenor-sax, flute)
  ジネット・ジェイコブス(vocal)ex.ケイク

 #2 1970.3~1970.5
  ジンジャー・ベイカー(drums)
  フィル・シーメン(drums)→ドラム・クワイアー
  アラン・ホワイト(drums)→イエス
  レミ・カバカ(percussions)
  デニー・レイン(guitar, vocal)→ウィングス
  リック・グレッチ(bass, violin)→トラフィック
  コリン・ギブソン(sax, bass)
  グラハム・ボンド(alto-sax)
  ハロルド・マクネアー(tenor-sax, flute)
  ジネット・ジェイコブス(vocal)
  ダイアン・スチュワート(vocal)
  エレノア・バルーシアン(vocal)ex.ケイク

 #3 1970.5~1970.9
  ジンジャー・ベイカー(drums)
  ロッキー・ジゾルヌ(percussions)
  コリン・ギブソン(sax, bass)
  グラハム・ボンド(alto-sax)
  ダイアン・スチュワート(vocal)
  キャスリーン・ジェイムス(vocal)

 #4 1970.9~1970.10
  ジンジャー・ベイカー(drums)
  ニーモイ・アクアイ(percussions, drums)
  ケン・クラドック(guitar, organ, piano, vocal)
  コリン・ギブソン(sax, bass)
  グラハム・ボンド(alto-sax)
  スティーヴ・グレゴリー(sax, flute)
  バド・ビードル(sax)
  ダイアン・スチュワート(vocal)
  キャスリーン・ジェイムス(vocal)
  アリキ・アシュマン(vocal)

 #5 1970.10~1971.1
  ジンジャー・ベイカー(drums)
  ニーモイ・アクアイ(percussions, drums)
  ケン・クラドック(guitar, organ, piano, vocal)
  コリン・ギブソン(sax, bass)
  グラハム・ボンド(alto-sax)
  スティーヴ・グレゴリー(sax, flute)
  バド・ビードル(sax)
  ダイアン・スチュワート(vocal)
  アリキ・アシュマン(vocal)

 #6 1971.1
  ジンジャー・ベイカー(drums)→ドラム・クワイアー
  ニーモイ・アクアイ(percussions, drums)
  ガスパー・ラワル(percussion)
  ケン・クラドック(guitar, organ, piano, vocal)
  コリン・ギブソン(sax, bass)
  グラハム・ボンド(alto-sax)
  スティーヴ・グレゴリー(sax, flute)→ジンジャー・ベイカー & ソルト
  バド・ビードル(sax)→ジンジャー・ベイカー & ソルト
  ダイアン・スチュワート(vocal)
  アリキ・アシュマン(vocal)
  ジョニー・ハーストラップ(voval)→ジンジャー・ベイカー & ソルト


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