じゅうたん爆撃

2009年12月27日 04時22分01秒 | 日記
下の娘の大学が冬休みになったと言うので、駅前の大丸デパートに行って来た。

私の誕生日祝いに好きな物を、皆で買ってくれると言う。

そこで私は遠慮せずに、前から欲しいと思ってたリュックを買っってもらうことにした。

なぜ、リュックかと言うと、最近健康のため、なるべく歩くようにしている。

長い時間バッグを提げているのは、苦痛に感じる このころだから、リュックが有っったら良いな~と思ってた。

たいそうなものではなく、中に水と、ハンドタオル、ティッシュ、小銭入りさいふ、エコバッグ、携帯、それとカメラ・・・。

その位のものが入ればいいかなと・・・。

だから、大きすぎず、小さすぎず・・・。

バッグとしての機能が欲しいので、あまり安っぽくなく、スポーティにもなりすぎず・・・。

なんて希望を出したら 「お母さん、何でもいいと言う割には、難しいね~」と、娘から、クレームがつき、

休みになったら、一緒にショッピングに行こうと、なっていたのである。

いざ、行ってみたら、歳末と言う事もあり、ひどい混雑・・・。

こうなったら、今日はリュックのみと言うことで案内コーナーに行き、必要な階のみ、教えてもらう。

所が、案外リュックは何処のメーカーも扱ってない。

2,3件、廻った所で、

そうしたら、娘が、「よし、お母さん、じゅうたん爆撃をやろう」 と 私の手を、むんずと、捕み、

混雑する人の波をかいくぐり、メーカーのみ、廻り、 「ない」 「次!」と言う感じで、どんどん テナント巡りをはじめた。


結局、コーチの黒い革製のを買うことで帰ってきた。

それもやはり店舗にはなくて お取り寄せなので、写真で見ただけで、実物は手にしてない。

それにしても、爆撃だなんて、物騒な言葉を使っていたが、そう言う言葉が実際にあるらしい。


じゅうたん爆撃とは 『ある地域にじゅうたんを敷きつめるように、すきまなく一面に爆撃すること。』 と 言う意味らしいが 

今の子は ネット上で必要な事柄や、品物を選ぶとき、隙間なく、埋め尽くすように、調べたりするとき、普通に使うらしい。

そこには、戦争の持つ、陰気臭さも、過激さも、不愉快さもない。

言葉の持つ意味とは違う、合理性さえ感じる。

便利で 言葉だけでその事柄が、イメージでき、何ともリズム感が良くて、現代っ子の勝利と言うべきか、 かしこい。