※当ブログは基本的にネタバレありで書いてるので注意してください。

たぶん、映画連作最終章「時をかける少女」です。
正直、まったくノーチェックでした。
たぶん「ゲド戦記」がおもしろかったら観てなかったかと。
あまりにアレだったんで、このまま終わるのは後味悪い。
締めにやっぱいいモノを観たい、と。
で、ことら・こじか共にほぼ同時期に「時をかける少女」の評判を聞きつけてました。
ことらは色々な口コミから。
こじかはYahooの映画情報から。
ゲドとは違い、かなりおもしろい御様子。
どうやら観て損はなさそう。
批判的コメントもほとんど無いし。
そうなれば話は早い。
さっそく上映館を探しました。
ところが…。
大阪では一カ所しか上映してない!
しかもミニシアター。
評判に反して「んお?」みたいな。
おまけにCMも見たことがない。
そういえば某NHKでこの夏のアニメ映画3作を取り上げた番組があって、その中で細田監督が「大々的な宣伝はあえて打ってません。」って言ってたな…。
それだけ作品に自信があったんだろね。
しかし口コミの力はすごい。
狙ってた時間はすでに満席で入れず。
うちらが観た時間も満席超えて立ち見状態。
…客層は若干独特だったけどね…男女比率は9:1くらいだったかな…
キャラクターデザイン:貞本義行ってことで納得したり。。
それはともかく、とにかく作品に引き込まれました。
原作の小説は、もう40年も前に発表されたそうで。
原田知世版が1983年。
それだけ前の作品となると「時代に合ってるのか?」なんて思ったりもするけど、そこはそれ。
タイトルとアイデアは原作から取ってるけど、中身はほぼオリジナルでした。
…って、これ書いてることらは原作も原田知世版も知らないんだけども。
とにかく作風が明るい!!
出るキャラ出るキャラすべてが活き活きしてました。
それこそちょっと出るだけの脇役でさえ。
シンプルな絵も良かったし、声優もものすごくはまってました。
あと音楽も。…入り込みすぎて、音楽の印象ほとんど無いんだが…これは「デスノート」にも言えたけど。
冒頭は若干スローテンポ。
主人公たちの日常生活を淡々と描いてる。
ところがそれが、全部後半の複線なんですね~。
計算ずくの淡々さでした。これにはちょっと驚き。
後半は一気に展開していきます。
小気味よいテンポで。
笑えて泣けて感動して、見終わったあと「ホンマ、ええもん観せてもぉたなぁ~。」と思える作品でした。
観てたみんなが上映中、微動だにしなかったってのが、このことを証明してるかと。
立ち見のおぢさんは最後拍手してたな。
ことらも思わず拍手しそうになりました。
これって「ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還」以来だわ。
こじかは最後号泣しかけてたし。
ミニシアターで口コミだけで「知る人ぞ知る」で終わらせるには、あまりにもったいない!
この作品こそ色々な人に観てもらいたいです。
「ゲド戦記」は、やっぱジブリの名前のおかげか、老若男女いろんな年齢層の方が観に来てました。
「時をかける少女」は、どうやら今のところは、限られた年齢層の人しか観に来てないようです。
これこそ老若男女が楽しめる作品だと思うんだが…。
上映館は順次拡大中ってことなんで、もっと大きな劇場で上映されることを期待してます。
うちら的にはこの夏一番のお勧め作です!。
…ちなみに、作品の舞台になる街は長ーい坂の途中に踏切があるという、とても危険な街です。(ようやくネタバレ)
【8/15追記】
本日2回目の鑑賞に行ってきました。
ストーリーは知ってるはずなのに、やっぱり「泣いた。笑った。感動した。」
前回に比べるとお歳を召した方々、またお子様が増えてるのが印象的でした。
だいぶ一般の方々に広まってきたかな~。
でも、大阪では8/19からは朝一と最終のみの上映となるようです。
まだの方、観やすい今のうちに劇場へ急げ~

たぶん、映画連作最終章「時をかける少女」です。
正直、まったくノーチェックでした。
たぶん「ゲド戦記」がおもしろかったら観てなかったかと。
あまりにアレだったんで、このまま終わるのは後味悪い。
締めにやっぱいいモノを観たい、と。
で、ことら・こじか共にほぼ同時期に「時をかける少女」の評判を聞きつけてました。
ことらは色々な口コミから。
こじかはYahooの映画情報から。
ゲドとは違い、かなりおもしろい御様子。
どうやら観て損はなさそう。
批判的コメントもほとんど無いし。
そうなれば話は早い。
さっそく上映館を探しました。
ところが…。
大阪では一カ所しか上映してない!
しかもミニシアター。
評判に反して「んお?」みたいな。

おまけにCMも見たことがない。
そういえば某NHKでこの夏のアニメ映画3作を取り上げた番組があって、その中で細田監督が「大々的な宣伝はあえて打ってません。」って言ってたな…。
それだけ作品に自信があったんだろね。
しかし口コミの力はすごい。
狙ってた時間はすでに満席で入れず。
うちらが観た時間も満席超えて立ち見状態。
…客層は若干独特だったけどね…男女比率は9:1くらいだったかな…

キャラクターデザイン:貞本義行ってことで納得したり。。

それはともかく、とにかく作品に引き込まれました。
原作の小説は、もう40年も前に発表されたそうで。
原田知世版が1983年。
それだけ前の作品となると「時代に合ってるのか?」なんて思ったりもするけど、そこはそれ。
タイトルとアイデアは原作から取ってるけど、中身はほぼオリジナルでした。
…って、これ書いてることらは原作も原田知世版も知らないんだけども。

とにかく作風が明るい!!
出るキャラ出るキャラすべてが活き活きしてました。
それこそちょっと出るだけの脇役でさえ。
シンプルな絵も良かったし、声優もものすごくはまってました。
あと音楽も。…入り込みすぎて、音楽の印象ほとんど無いんだが…これは「デスノート」にも言えたけど。
冒頭は若干スローテンポ。
主人公たちの日常生活を淡々と描いてる。
ところがそれが、全部後半の複線なんですね~。
計算ずくの淡々さでした。これにはちょっと驚き。
後半は一気に展開していきます。
小気味よいテンポで。
笑えて泣けて感動して、見終わったあと「ホンマ、ええもん観せてもぉたなぁ~。」と思える作品でした。
観てたみんなが上映中、微動だにしなかったってのが、このことを証明してるかと。
立ち見のおぢさんは最後拍手してたな。
ことらも思わず拍手しそうになりました。
これって「ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還」以来だわ。
こじかは最後号泣しかけてたし。

ミニシアターで口コミだけで「知る人ぞ知る」で終わらせるには、あまりにもったいない!
この作品こそ色々な人に観てもらいたいです。
「ゲド戦記」は、やっぱジブリの名前のおかげか、老若男女いろんな年齢層の方が観に来てました。
「時をかける少女」は、どうやら今のところは、限られた年齢層の人しか観に来てないようです。
これこそ老若男女が楽しめる作品だと思うんだが…。
上映館は順次拡大中ってことなんで、もっと大きな劇場で上映されることを期待してます。
うちら的にはこの夏一番のお勧め作です!。

…ちなみに、作品の舞台になる街は長ーい坂の途中に踏切があるという、とても危険な街です。(ようやくネタバレ)

【8/15追記】
本日2回目の鑑賞に行ってきました。

ストーリーは知ってるはずなのに、やっぱり「泣いた。笑った。感動した。」
前回に比べるとお歳を召した方々、またお子様が増えてるのが印象的でした。
だいぶ一般の方々に広まってきたかな~。
でも、大阪では8/19からは朝一と最終のみの上映となるようです。
まだの方、観やすい今のうちに劇場へ急げ~
