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うちらのひとりごと。

酒と映画をこよなく愛する、多趣味な男(ことら)ときまぐれ女(こじか)のブログです。

時をかける少女(アニメ版)

2006-08-12 22:15:29 | 映画
※当ブログは基本的にネタバレありで書いてるので注意してください。




たぶん、映画連作最終章「時をかける少女」です。

正直、まったくノーチェックでした。
たぶん「ゲド戦記」がおもしろかったら観てなかったかと。

あまりにアレだったんで、このまま終わるのは後味悪い。
締めにやっぱいいモノを観たい、と。

で、ことら・こじか共にほぼ同時期に「時をかける少女」の評判を聞きつけてました。
ことらは色々な口コミから。
こじかはYahooの映画情報から。
ゲドとは違い、かなりおもしろい御様子。
どうやら観て損はなさそう。
批判的コメントもほとんど無いし。

そうなれば話は早い。

さっそく上映館を探しました。

ところが…。
大阪では一カ所しか上映してない!
しかもミニシアター。
評判に反して「んお?」みたいな。

おまけにCMも見たことがない。

そういえば某NHKでこの夏のアニメ映画3作を取り上げた番組があって、その中で細田監督が「大々的な宣伝はあえて打ってません。」って言ってたな…。
それだけ作品に自信があったんだろね。

しかし口コミの力はすごい。
狙ってた時間はすでに満席で入れず。
うちらが観た時間も満席超えて立ち見状態。
…客層は若干独特だったけどね…男女比率は9:1くらいだったかな…
キャラクターデザイン:貞本義行ってことで納得したり。。

それはともかく、とにかく作品に引き込まれました。

原作の小説は、もう40年も前に発表されたそうで。
原田知世版が1983年。
それだけ前の作品となると「時代に合ってるのか?」なんて思ったりもするけど、そこはそれ。
タイトルとアイデアは原作から取ってるけど、中身はほぼオリジナルでした。
…って、これ書いてることらは原作も原田知世版も知らないんだけども。

とにかく作風が明るい!!
出るキャラ出るキャラすべてが活き活きしてました。
それこそちょっと出るだけの脇役でさえ。
シンプルな絵も良かったし、声優もものすごくはまってました。
あと音楽も。…入り込みすぎて、音楽の印象ほとんど無いんだが…これは「デスノート」にも言えたけど。

冒頭は若干スローテンポ。
主人公たちの日常生活を淡々と描いてる。
ところがそれが、全部後半の複線なんですね~。
計算ずくの淡々さでした。これにはちょっと驚き。
後半は一気に展開していきます。
小気味よいテンポで。

笑えて泣けて感動して、見終わったあと「ホンマ、ええもん観せてもぉたなぁ~。」と思える作品でした。
観てたみんなが上映中、微動だにしなかったってのが、このことを証明してるかと。
立ち見のおぢさんは最後拍手してたな。
ことらも思わず拍手しそうになりました。
これって「ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還」以来だわ。
こじかは最後号泣しかけてたし。


ミニシアターで口コミだけで「知る人ぞ知る」で終わらせるには、あまりにもったいない!
この作品こそ色々な人に観てもらいたいです。
「ゲド戦記」は、やっぱジブリの名前のおかげか、老若男女いろんな年齢層の方が観に来てました。
「時をかける少女」は、どうやら今のところは、限られた年齢層の人しか観に来てないようです。
これこそ老若男女が楽しめる作品だと思うんだが…。
上映館は順次拡大中ってことなんで、もっと大きな劇場で上映されることを期待してます。

うちら的にはこの夏一番のお勧め作です!。


…ちなみに、作品の舞台になる街は長ーい坂の途中に踏切があるという、とても危険な街です。(ようやくネタバレ)

【8/15追記】
本日2回目の鑑賞に行ってきました。
ストーリーは知ってるはずなのに、やっぱり「泣いた。笑った。感動した。」
前回に比べるとお歳を召した方々、またお子様が増えてるのが印象的でした。
だいぶ一般の方々に広まってきたかな~。
でも、大阪では8/19からは朝一と最終のみの上映となるようです。
まだの方、観やすい今のうちに劇場へ急げ~

ゲド戦記

2006-08-08 07:13:05 | 映画
※当ブログは基本的にネタバレありで書いてるので注意してください。



映画ネタ連作その3「ゲド戦記」です。

正直、これってどうなの?って…。
伝わるものはあった。が、しかし。

映画って本当に人それぞれで、原作のファンの方はご立腹みたいでしたね。かなり。
でもでも、カネ返せってほどでもなく。。。
なんというか、暗い!!んです。全体的に
やっぱり、息子とはいえ監督大抜擢は鈴木Pの行き過ぎたたくらみ?

比べちゃいけません。お父様の作品とは。
でも、ね。
今までのジブリ作品とはスケールが違うでしょう。
絵のタッチはジブリなんだけど、とにかく暗いし単調。
遊び心がないんですよね

小学生以下のお子さんは観ても全くおもしろくないでしょう。
それに…冒頭の父親殺しのシーンは必要??
原作にはない設定だとか。
監督はアレンと自分をダブらせているのだろうか。

まあ全体的なイメージというか、おおまかに伝えたいことは伝わった。
とりあえず、眠たくはなかったし。

ものすごく期待していた訳ではなかったけど、やはり仕上がりとしては残念なものでした。

それに岡田准一の顔が終始浮かんで仕方がなかった。(岡田作品の見過ぎ?)
アレンというキャラクターの薄さがそうさせたのかな。
ハウル(木村拓哉)の時は、キムタクの顔は全く浮かばなかった。
その位ハウルのキャラクターも完成されていたし、映画全体のキャラも活き活きしていた。脇役も全部。

岡田起用も鈴木Pの妙な策略を感じてしまう。

ちょっと辛口になってしまったけど、とりあえず観て、あ~だこ~だ言ってみるのもいいかも。
ひょっとしたら、バッチリはまる人もいるかも…


…ちなみに笑えたところがひとつだけ。
とは言っても、上映前に流れたポスカムのCMなんだけど。
岡田准一「あ!今(カルシウムが)失われた。」
ことら「竜二や!」
こじか「ぶっさんや!」

パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト

2006-08-07 07:25:36 | 映画
※当ブログは基本的にネタバレありで書いてるので注意してください。



映画ネタ連作その2「パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト」です。

単純明快でおもしろかった前作を受けて「これは是非観なきゃ!」と思っていました。
「デスノート」でかなりずーんとなってしまったんで、頭使わなくて単純に楽しめる映画として期待していました。

ところがまぁ、正直「・・・」な内容で…

とにかく 気持ち悪い!!

子供が観たら夢見るぞ。
しばらくタコは食べれそうにないッス。
あと、ヤドカリも勘弁願いたいかな。

前作はウィル(オーランド・ブルーム)とエリザベス(キーラ・ナイトレイ)の話が中心で、ジャック(ジョニー・デップ)はスーパーサブ的役目だったのがよかったんだけど、今回はほとんどジャックのお話。
若干「出過ぎだろ。」って感じでした。
前作のジャックは「となりのトトロ」での「トトロ」だったと思うんですよね。
意外とそんなに出てくる訳じゃないけど、ポイント押さえて強烈な印象残すっていう。
ところが今回はそのトトロが全面的に出てきちゃった。
これは「となりのトトロ」じゃないだろうって感じっす。

それに、今回は思惑持ってる人が多すぎる。
しまいにゃ、誰が何を目的にしてたか、ぐちゃぐちゃになって分からなくなる始末。
ことらは一通り全部観たけど、こじかはストーリー分からなくなるくらい眠りこけてました。
近隣のオヤヂはすごいイビキかいて眠りこけてたし。
もっと凝縮して短くすればよかったんじゃないかなぁ。
(ちなみに上映時間は約2時間30分)
トイレかタバコか、途中で席を立つ人がかなり多かったのも気になった点。

とはいえ、ジャックのコミカルな動きは健在で、この点はすごく楽しめました。
大笑いしたし。
前作よりパワーアップしてるかな?
その影響かどうかは分かりませんが、周りの俳優陣もコミカルな動きしてたような。

次作完結編(というか、監督は5部作にしたいらしいけど)ということで、今回はつなぎの回。
そう考えると、この内容は仕方ないのかな?って感じ。

確かに「さらばジャック・スパロウ」だったけど、たぶん次回はいきなり幽霊船で働いてるはず。
そう考えるとかなり笑えるんですが。

映画はアレだったけど、あいかわらず音楽はすばらしかったです。
観終わって即サントラ買いに行きました。
オーケストラの真骨頂って感じ。
今回のサントラもバラエティなんかで使いまくられるんだろな~。


…ちなみにタコ船長の俳優さんは「ラブ・アクチュアリー」のゲイ歌手です。
全くわからねー。

デスノート(前編)

2006-08-06 00:12:48 | 映画
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…とはいえ公開して結構時間経ってるから、大丈夫かな?



ようやく観てきました。「デスノート(前編)」
前知識は全くなしです。当然原作も読んでません。
正直「デスノート」という作品を全く知らなかったんです。
でも「すごいおもろいで」というクチコミと、「バトルロワイアル」での藤原竜也の好演で、すごく興味のある作品でした。

知ってたことと言えば「デスノートに名前を書かれた者は死ぬ」ということだけ。
故に「デスノートってどんなノートだよ??」と。
「デスノート」という物に対しての謎解きも話の核かと思ってた訳です。
ところがあっさり「リューク」とかいうアニメキャラが出てきた。
もう愕然と言うか、がっかりと言うか。
「なんだよ?この漫画みたいな展開は?! …あ、デスノートってマンガか。」
と、ひとりボケ突っ込みしてた訳です。

そんな訳で序盤はちょっと興醒めしてたんだけど、話が進むうち、どんどん話の世界に引き込まれていきました。
…でもリュークの違和感は最後まで消えなかったけど…
…あと、月と書いてライトと読むってのも…

何か批判的な文章続いてるけど、すごくおもしろかったですよ。
いや、ホント。
観なきゃ損な作品だと思います。


…気を取り直してっと。

観てて怖いなと思ったのは、人間のエゴがもろに晒されてる点。
月にしても、初めのうちは法律に限界感じて、いわば過剰な正義感で犯罪者を葬ってただけのハズ。

それが、捜査の包囲網が縮まるうちに、だんだん自分を守るために殺しをするようになる。
FBI皆殺しにして、逆に死神に突っ込まれるくらい。
しまいにゃ恋人までねぇ…。

「デスノート」ってのは人間が手に入れちゃいけない力であり、それを手に入れてしまうと、どんな真人間であっても狂ってしまうというのを、月は体現してると感じました。

もし自分が手にしたとしたら…って考えると恐ろしいな…。
その辺、まだ比較的月は自制心残ってるかも…。

…こういう作品が少年誌で連載されてるってのがすごいな。。
原作はここまで重くないんだろか…?


前述したけど、やっぱ藤原竜也はすごい。
月が狂っていくにしたがって、なんかだんだん生気無くなっていくんですよ。
メイクかもしれんけど…。
それにしてもこの人、割と爽やか系の顔立ちなのに、こんな影のある役柄が多いなぁ…。それだけ実力あるってことかな?
うちらにとっては注目の俳優さんの一人です。

Lも不気味だったなぁ。
でも、「あ、なんか居るよね。こういう人。」って思えたのが、逆によかったかも?

主人公:月にせよ、ライバル:Lにせよ、どちらにも共感はできなかったです。
月は、犯罪者だけを葬ってる間はまだよかった。
FBI皆殺しにしたあたりから、だんだん「おいコラ。ちょっと待て。」みたいな。
Lは正義感なんて皆無で、謎解きを楽しんでる感じ。

でも、この2人の対決はすごかったです。
頭脳戦でこんなにハラハラするもんかと。
ハリウッド的な派手なシーンなんて皆無で、そんなに大きな動きのある作品でもない。
でもストーリーと演技と監督の絵だけで、ここまで観客を引き込めるんだな…と。
映画の原点を観たような気分にもなりましたね。

繰り返すけど、すごくおもしろい作品でした。
ホント、観なきゃ損だと思う。
でも、観た後、ものすごくやりきれない気持ちになりました。
ここまで考えさせられた作品ってそうそうないな…。

ことらはFBI捜査官のレイ(細川茂樹)が殺されたところで不覚にも泣いちゃった。
こじかは詩織(香椎由宇)が殺されたところで泣いちゃったとか。

後編はさらに胃が痛くなりそうだな…。
月とLが顔突き合わすし、第2のデスノート出現?
むーん


…ちなみに「リューク」の声はあの「犬島君」でした。

機動戦士ガンダム

2006-04-08 18:39:39 | 映画
今や「ガンダム」と名の付く作品はいくつあるの?って状態だけど、やっぱファーストガンダムこそが「ガンダム」だろうと思うわけです。
(もちろん派生の中にもおもしろい作品はあるんで、否定はしません)

うちらは2人ともガンダム世代で、先日も劇場版3部作を一気に観て、あらためて感動してました。

今この歳になって観るからこそ気付くってところがたくさんあって、何か新鮮な感じで観れましたよ。
何年も観てないって人は是非観てください。新たな発見があるハズ。
すごく練られたストーリー、登場人物全員がそれぞれ物語を持ってて、それが描かれてる点など、語り出すとキリがないんだけど、やっぱ長年支持されてる作品というのは、ちゃんと理由があると感じました。
無論、ガンダムというモビルスーツの超越した強さから来るカッコ良さもあるんだけど。

それにしても、当時の自分は果たして、この作品をどこまで理解出来てただろう…?
大人になって、社会経験積んで、それからでないと理解できないよなって思う描写がたくさんありました。
この辺が「ガンダム」という作品のリアリティなんだろね。
故に本放送当時では、重すぎて理解が得られなかったと。。


うちらが所有する「ガンダム3部作」はLDなんです。
DVDが出ると聞いたときは飛び付きかけたんだけど、踏み止まりました。
何故か?
BGMや効果音、声優が変えられてるんですね。DVDは。
効果音はターンAガンダムが元にされてるらしく、ビームライフルの音がめちゃめちゃ軽いとか。
(DVD版は観たこと無いので…)
オリジナルのビームライフルの音が好きなことらとしては、これだけで買わない理由足ります。
偶然某模型店で「めぐりあい宇宙」のラストシーンを観たんだけど…、愕然。

BGMはなにやらポップなBGM、やたら滑舌のいい声優陣、流れる唄は井上大輔ではなくTMR。
もう萎え萎え。
あの感動的なラストシーンはどこへやらって感じでした。

オリジナル音源のDVD化熱望!!

…作品が古いことがネックなのかなぁ…?


さてさて、そのファーストガンダムのTVシリーズが、ついにDVD化されます!
今まで出てなかったことが不思議だけど。。。
前述のような音声入れ替えなんて余計な事はしないで欲しいと願ってますが、さてどうなることやら。
このニュース聞いて「欲しいっ!!」と思ったんだけど…その値段にちょっと愕然。
DVD BOX2巻で出るんだけど、両方併せて約7万円!
高い。高過ぎる。
バンダイもガンダムでさんざ儲けたんだろうから、ここらでサービスしてくれてもいいだろうって思うんだけど…。
ファンに感謝してよ~。

常々2人で話してるんだけど、
とにかく日本の映像作品は高い!
というか、ハリウッドが安すぎるのか??
こじか曰く「ハリウッドは世界で売れるけど、日本は日本だけだから、市場規模が全然違う。だから値段が下がらないのでは?」
…納得。
ホントにそうなら、ちょっと寂しい話ではあるけどね。。。

ミニミニ大作戦

2006-03-28 21:39:19 | 映画
という訳で、出張先からハリウッドネタを書きます。

あ、ちなみに1969年のオリジナルじゃなく、2003年のリメイク版のお話ですので、悪しからず。

邦題「ミニミニ大作戦」
原題「THE ITALIAN JOB」


タイトルだけだと「どこをどう訳せばこんな邦題になるんだ??」ですが、内容はまさにミニミニ大作戦!!

タイトル通りミニクーパーが大活躍するんだけど、あくまでストーリーで見せてるんで、ミニは道具にすぎないってところが逆にオシャレかも?
とはいえ、カリオストロのFIATのごとく、この映画のミニも道無き道を走り回ります!おかげで持った印象が「実写版ルパン」
…まぁ、登場人物はルパンほど個性強くないけど…。

いや、強いか。

チャーリー(マーク・ウォルバーグ)とステラ(シャーリーズ・セロン)はある意味王道行ってるかな?
主人公らしい主人公と、ヒロインらしいヒロイン。
その2人がラストで引っ付くってのも、あまりに王道。
でも、この作品はそこがイイのだ。
スティーヴ(エドワード・ノートン)も悪役らしい悪役だし。
個人的にツボにはいったのは”ナップスター”ライル(セス・グリーン)。
ハンサム・ロブ(ジェイソン・ステイサム)と女の子の会話を、遠目からアテレコするシーンは大爆笑。(しかもアドリブとか!)
”ナップスター”の名前にこだわるところも、いい意味で子供じみてていいですね~。
レフト・イヤ(モス・デフ)もこっそり笑わせてくれるし。
レンチ(フランキー・G)にはス○イダーマンを呼び出すという大役が…。

しっかし、これ観るとミニに乗りたくなるよね~。
乗ったこと無いけど。。。
でも映画のミニはカリカリにチューンされた(と思われる)クルマだから、実際には映画のような走りは無理だろうけどもね。

THE ITALIAN JOB のタイトル通り、舞台はイタリアのベニスから始まります。
このベニスでの金塊強奪劇は、アイデアにびっくり、チェイスにもびっくりで、ホントに手に汗握ります。(ここではモータボートでのチェイス)
音響効果もものすごい!!
やっぱこれは劇場で観たいな~。
でも冷静に考えると、ベニスの運河であれだけのボートチェイスをやるってことがとんでもないことな訳で。
撮影チャンスは1回きりだったそうです。
それを見事に成功させたんだから、ただただ拍手。

ミニが登場するのは後半から。
舞台はハリウッド。
ハリウッドの大通りを貸し切って撮影したそうなんだけど、確かにそこまでしないと無理だろうなってくらい走り回ってます!
なんたって、地下鉄と追いかけっこするんだから。
それで今度はミニvsヘリのチェイスなんだけど、このヘリの操縦もとんでもないっす。狭い駐車場に入っていくし~!

最後はお約束通りのハッピーエンド。
前述したけど、この映画はこれがいいんです。
観て爽快になる映画です。
どうもB級映画の扱いらしいんだけど、そこらの映画よりかは遙かに楽しめるかと。
観たことない人は是非っ。
…いっぱいネタばらししてるけどね。


…うちの会社の先輩が「小さいんか、大きいんか、どっちやねん!」と言ったのには大笑い。


フライ・ダディ・フライ

2006-03-27 23:01:18 | 映画
せっかく映画のカテゴリーを作ったのに、あまり映画ネタが書けず・・・

うちらは自宅にホームシアターがあるので、最近は劇場に足を運ぶことが少なくなったのです。えへ♪
過去に観た映画でお気に入りのものはたくさんあるので、機会があれば書き込みたいのですが、それはおいおいと言うことで。
今回は、久々にレンタル屋さんへ行って借りてみました。

うちらは、木更津キャッツアイタイガー&ドラゴンが大好きなので、
岡田准一出演のフライ・ダディ・フライを借りて観ることに

こじかは、原作(金城一紀著)を読んでいたので『おっさん』のイメージに堤真一さんはどーかな?
って思ってたんだけど、堤さん、ちゃんと『おっさん』してたし、もし本当のおっさんが『おっさん』を演じたら、華がなくて映画にならないよね(笑)

個人的には常連のくだり(バス停のとこね)を、もう少し膨らませてほしかった気はするが、、、。

しかし、岡田准一って本当にすごい俳優
スンシンのイメージにぴったり!!
ぶっさんでも竜二でもなく、ちゃ~んとスンシンでした。

全体的に若干単調ではあったけど、なかなか楽しめましたよ~
でも、レンタルで十分かな。(辛口?)

それにしても、邦画&アジア映画のネタが多いなあ
次回はハリウッド系で何か書きたいなっ♪

頭文字D(その2)

2006-03-04 22:53:35 | 映画
前回から時間が空いてるうちにあれこれ検索してみたんだけど、やっぱ皆さん映画公開当時にいっぱい書いてるね~。

なので、今更内容については書くこと無いかと。

ただ、公開当時に書いてたみなさん、ほとんどの方が「頭文字D」と同じスタッフ・キャストが作った「インファナル・アフェア」を御存知ない。

「吹き替えで観たけど、ほとんど違和感無かった。」なんて話を見るにつけ、おいおいごめんなさい、ちょっと待ってくれ、と。

香港映画ってことで「インファナル・アフェア」を敬遠してる方はかなり多いみたいです。映画好きとしては、それはあまりに寂しい。つーか、もったいないです。
これだけは言いたい。
「インファナル・アフェア」は、ハリウッドをビビらせた映画ですよ。
ブラッド・ピットの目に留まって、それ故ハリウッドが大枚はたいてリメイク権取得して、ディカプリオ&マット・デイモンでリメイクしてるんです。(ホントにやってるのかは、かなり疑問だけど…)

この日本においても「インファナル~」はかなり影響与えてます。
それは「輪舞曲」見ても明らか。
ホントにパクってたしね~。
(最近の話は見てないので知らないけども)

とにかく「頭文字D」にハマったなら、絶対「インファナル・アフェア」は観てください!!

その後で「頭文字D」を広東語で観てください。
きっと新しい発見が一杯あります。


あまり持ち上げすぎると期待させすぎてしまうので…。(^_^;)


アンソニー・ウォン(文太)のギャップにはかなり驚く事と思います。
エディソン・チャン、ショーン・ユー、チャップマン・トゥも、それぞれ涼介・中里・イツキと違い、すごく味のあるキャラで出演してます。(エディソン、ショーンは”2”がメインですが)

ここまで書いててなんですが、逆に拓海役であるジェイ・チョウについては、実は全く知らなかったんです。
ホント「無名の新人か?」と思ったくらい。
実は彼って、香港長者番付1位なんですね~。
ということは、トニー・レオンやアンディ・ラウより稼いでるってことで…。
勉強不足で申し訳なかったっす。(¨;)
それはともかく、ジェイ・チョウ演じる拓海はすごく良かった。
まんま「拓海」って感じで。
普段はそこらに居る、全く目立たない高校生なんだけど、ひとたびハンドル握ると常人とは違うってところが、見事に演じられてたと思います。
ホント、日本の役者でここまで「拓海」を演じられる人は居ないだろうって思うくらい。
でも、あのTシャツの数々は本人が選んだのか、衣装係さんが選んだのか…。
「69」とか「南葛 10」とか…気づいた人が笑えばいい事なんだけどね~。
この辺が香港映画なのかな~。デコトラとか「秩序」とか。。(^_^;)

ラストから察するに、たぶん、おそらく、きっと、続編はやるでしょうね。
そうなると「PROJECT D」の話だろうから、今度はさすがに啓介が出てくるでしょ。
でも、エディソン・チャン(涼介)の弟となると、なかなか俳優が難しそうですね~。
むしろこれがショーン・ユーだろうと思うんだけども…。
たぶんスタッフ的には、中里を出したいというよりも、GT-Rを出したかったんでしょうね。あのGT-Rがドリドリしてる映像は、それだけでかなりインパクトあったし。
というかーぁ、中里はグリップ重視じゃなかったかぁー???
いや、どーでもいいことだけども。。

それはともかく、インファナルファミリーとしては、はたしてショーンを誰にしようか?と悩んだんじゃないかと…。
エディソン=涼介はあまりにはまり役だったしね。
結果、”いい人”キャラであるショーンは中里になったのかな?
(”いい人キャラ”のところは「インファナル・アフェア2」のインタビュー見てくださいまし)
原作の中里も結構いい人だし。


というわけで、我が家では「頭文字D」を吹き替えで観るってのは御法度です。
特典映像の予告観る度「気持ち悪いー!!」と絶叫してます。笑


最後に、この映画の完成度から言うと、ホントにどうでもいいツッコミどころを列挙して終わりたいと思います。

・なんでみんな4点式シートベルトじゃないの?
・ハチロク、キンコンカンコン言わないね。
・エンジン載せ換えた時からバケットシートのハズだよね。
・水温計は?(もう一つのメーターはなんだったっけ?)

そんな感じで~。


ドリフトシーンにて
ことら「うぉぉぉぉぉぉーっ!すげすげすげぇぇぇぇっ!」
こじか「タイヤ減るーっ!!」

頭文字D

2006-02-27 23:04:13 | 映画
今日は映画ネタ~

「頭文字D」が実写映画化されると聞いた時、周りの反応は
「へぇ。やるんだ」
うちらの反応は
「これは絶対観ないと!」
それはなぜかと言うと。

香港映画の金字塔と言えば、なんと言っても「インファナル・アフェア」をおいて他にないでしょう。
(知らない人は、詳細は検索してね♪)
そのスタッフ・キャストが制作する映画となると、これは観ずにはいられませんっ!
正直なところ、「頭文字D」映画化の文字が目に付く前に、スタッフ・キャストの名が目に入ったんです。
走行シーンはどうなるんだろう?言葉はどうなるんだろう?という不安はあったけど、このスタッフが作るんだから間違いないっという確信はありましたね~。

結局、劇場へはことらが一人で足を運んだんだけど、その感想は「原作知らなくても、映画としてもおもしろいと思うで。」でした。

そしてDVD発売。
ひょっとするとことら以上にこじかがハマったかも。

長いので続くっ


サントラもすごくいいっす

ちなみに音楽スタッフも「インファナル・アフェア」のスタッフです。
サイコーっす