…というより、SUBARUがどうなるかを気にしてるんですが。
CSも契約してないし、各戦のDVDを買ってる訳でもないので、ことらの情報源はネットと雑誌だけです。
故に去年はあまりWRC記事は書かなかったんだけど、今年は「あの時はこんな話があったな~」ってメモの意味で、ちょくちょく書いてみようかと思ってます。
…なんて言ってる矢先に、WRC公式HPの日本語版が閉鎖しやがんの。。。
一番の情報源だったのに~!!
英語を翻訳するだけの英語力も気力もないしなぁ…。
さてさて、ピレリからBFグッドリッチにタイヤを変更せざるを得なかったIMPREZAですが…。
よっぽど今までのタイヤって酷かったのねぇ~。
ピレリ撤退の時は「共に闘ってくれて感謝する」とか、「いいタイヤを供給してくれてたのに残念だ」なんて言葉もあったけど、いざBFグッドリッチのテストが始まると「以前に比べて~」みたいな言葉がポンポン出てくるもんね。
なにしろ「トラクションがあって、グリップがあって、しかも熱ダレしない。」とか。
いいコトづくめやん…。
ピレリの方が良かったところって無いのかいな。
もっとも、WRC2006のサスペンションがダメダメで、タイヤにきちんとトラクションを伝えられなかった…ってところはあるんだけども。
でも、今の改良型WRC2006ならばある程度ちゃんとしたトラクションが得られてるだろうから、余計にタイヤの違いは顕著なのかも…?
数年前までは、ターマックのミシュラン・グラベルのピレリって図式がありました。
ミシュランを本気にさせたのは2000年のサファリじゃないかと、個人的には思ってます。
あの時はミシュラン勢は軒並みパンクに見舞われてタイム落としたのに、ピレリを履くバーンズ、カンクネン共に1回もパンクしなかったのよね。確か。
それまでも、グラベルではピレリの方がなにかと優位で。
おかげでインプレッサも「グラベルが得意なクルマ」ってなってしまって。。
でもミシュランが2004年にリピートステージ専用タイヤを開発してから、完全にグラベルでもピレリは歯が立たなくなりました。
2006年にミシュランからBFグッドリッチに替わったとはいえ、名前が変わっただけで、実質はミシュランタイヤ。
ミシュラン>>>越えられない壁>>>ピレリ の図式はとうとう覆らなかったですね…。
2004年シーズンオフにはSWRTもミシュランタイヤをテストしてたそうで。
ドライバーからはかなり絶賛されたらしいんだけど、それでもやっぱり次のシーズンもピレリでした。
そんなに資金が潤沢じゃないSWRTにとっては、安い(もしかしたらタダ?)ピレリタイヤを使わざるを得なかったんだろうね。
2001年に資金難からピレリにスイッチしたフォードが、「たとえ予算が無くても、勝てるタイヤじゃないと意味がない。」みたいな理由で、1年でピレリの使用を止めた時の、SWRTの首脳陣・ドライバーの心中や如何に?
実はこの頃から「ミシュラン履いたインプレッサのパフォーマンスを見たいな…」と、ずっと思ってました。
ようやくそれが実現。
まだまだデータ不足&素性の悪いWRC2006では、本領発揮に時間が掛かるだろうけど、最初からBFグッドリッチに合わせてるWRC2007には、かなり期待です。
「実はターマックの方が得意。」と言うペターも、ようやくまともにターマックを走れるタイヤを手に入れたね~。
「粘りがある。」てことだから、繊細なドライビングのペターにはうってつけでしょう。
今年のターマックラウンドが楽しみだ~。
でも、なんとかWRC2006にも、せめて1勝はしてもらいたい…。
ペターも母国ノルウェー戦では絶対勝ちたいだろうし、そこで有終の美を飾れるか??
「BOXER SOUND 2006-2007」が届いたんでWRC2006の解説を読んだんだけど…。
相当出来が悪かったんだねぇ。。。
開幕当初はとにかくしっちゃかめっちゃか。
サマーブレイクに大改修施して大分ハンドリングが改善したものの、今度は突然挙動が乱れるようになった。
せっかく調子よく走ってても、突然挙動が乱れてコースアウト・リタイアという事態が繰り返されました。
ようやく原因を掴んだのは第13戦トルコのシェイクダウン時。
エンジンルームの熱の影響で、フロントサスペンションの動きが渋くなるというものでした。
エンジンルームがそれほど熱を帯びてない…ショートステージや、涼しい気候のラリーでは、この症状は起きなかったそうです。
実際、そういうステージではペターもアトキンソンも好調だった。
確かに「ロングステージになると、途端に挙動が乱れ出す。」というコメントは、シーズン中にもよく見掛けました。
そんなことって起きるんだねぇ…。
抜本的な対策を取るにはWRC2007まで待たなきゃならない様だけど、応急処置を施したオーストラリア・ニュージーランド・GBでは、WRC2006はそれなりのパフォーマンスを発揮したのでした。
…まぁ、ニュージーはアレだけど。。。やっぱタイヤか。。。
だからきっと、WRC2006も素性はいいんでしょう。たぶん。
4年振りのWRカーだった新井選手がJAPANで6位に入ったくらいだし。
もはや「ラップワースが何をした??」と言えるような状態では無かったんですな…。
もともとの作り方が間違えてたと言うか…。
WRC2007はWRC2006の正常進化バージョン…というより、本来のWRC2006の姿?になるそうで。
写真がWRC+に出てるけど、ボンネットデザイン変更のおかげで、なんだかGr.Nみたい…。
でも中央部分に余裕が出来たから、GC型みたいに、真ん中に六連星ロゴが貼られるのかな?
GD型を象徴する寂しいボンネットからおさらばだといいな~。
この場合、模型映えするかどうかが重要っす。
…どこが出してくれるか知らんが…。
蛍光色デカールを自作する方法って無いもんですかねぇ?
シートをカットしろ?
えぇ~
そしてWRC2008。
やっぱハッチバックのクルマみたいですねぇ。
これでトップカテゴリーはみんなハッチバック…。
面白くないなぁ。
あえてセダンにしてくれんかな?無理か。
ストラトスみたいな奇抜なのが出てきたら面白いのに。
ハッチバックWRカーって、カローラが確立して、206が極めたって感じですかね?
フォーカスがやっとそのレベルになって、C4が更に上を行こうとしてると。
インプレッサはどうなるんだろ??
…C4には新車ゆえの初期トラブルなんかに期待した

んだけど、そこはさすがシトロエン。完勝だったねぇ。
考えてみれば、C4自体何年も前から開発してた訳で。
シトロエン撤退って時に一時的に開発が中止されて、その後すぐに「2007年に復帰!」となって開発再開されて。
”新車”と言っても、SWRTとかがこなせるテスト量とは、時間も予算も桁違い。
ある意味、速くて当たり前だなぁと。
やっぱ今年も本命はローブ・シトロエンかねぇ。
とりあえず、まずSWRTには、フォードに追い付き追い越して欲しいっす。
開幕戦モンテ見てる限りでは、WRC2006&BFグッドリッチで、フォードとほぼ互角に渡り合えたし。
でも、まだグロンホルムには追い付かないか…。
今年はアトキンソンが1勝はすると予想してるんだけど、はたしてどうなるでしょ??