お寺の奥さんの幸せな暮らし

自分も他人もみんな幸せな暮らしを目指してます。
自分の体験や本や人から教えてもらったりした幸せになるタネを紹介します。

お彼岸にお墓参りする訳

2020年03月16日 | 仏教
お彼岸は、春分の日をはさんだ前後3日間をいいます。
今年は、3月17日から23日です。

常に変化し苦しみ多いこの世界を「此岸(しがん)」というのに対し、
対極にある苦しみを離れた平安な世界を「彼岸(ひがん)」といいます。

彼岸の意味は「仏様の世界、悟りの境地」です。

仏教では、仏様の世界(彼岸)は、生きている間にきちんと良いことをするなどした人のみが
たどり着くことのできる世界です。


しかし日本では仏様の世界つまり「彼岸」は、
きちんと供養されたら行くことができる死後の世界、
「あの世」と言う意味を持つようになります。

日本に古来からあった
ご先祖様が見守ってくださっていて
きちんと供養すると助けてくださるという
祖霊信仰が混ざり合ったからです。

だからお彼岸にお墓参りに行くんですね。

みんなでお墓参りに行きましょう