Bamboo(てのりぐま)日記

子どもの成長とお出かけの記録。気が向いたら好きなものの勝手レビューをします。毒も吐きます。月の最後は読書記録で締めます。

鉱物写真館(第2回)

2012-05-02 13:11:54 | おもしろい・すき
さて、ちび1号の標本箱から、最近増えた鉱物コレクションを紹介します。

鉄電気石。中国産。
シェールトルマリンとか、ブラックトルマリンといいます。
トルマリンの仲間の中ではいちばん産出量が多いタイプです。


てっぺんにピントをあわせてみました。「はしら~」って感じがするでしょ?
なんでも、こすったら帯電するそうです(なので電気石)。一度ためしてみましょうか。魔法の電気棒になったりしてみて。


つぎはラピスラズリ。アフガニスタン産。
古の「瑠璃」でございます。
時代が1000年ぐらい前だったら、正倉院のお宝クラスだったかも(笑)
一番小さいのが小指の先ぐらいの大きさです。なかなかいい色がでていると思っています。
偽物(着色したもの)だとのっぺりした感じになるそうですが、これはたぶん大丈夫かなと思います。


さて黄鉄鉱。パイライトといいます。スペイン産。
きれいな立方体、各辺がシャープです。
1センチ何ミリかあります。でかいです。
そして重いです。中身の半分くらいが鉄やし。
昔は硫酸をつくる原料に使われていたらしいです。今は薄膜太陽電池の材料として注目されているらしい。


さて横綱登場。
タンザニア産ブルーゾイサイトです。宝石名はタンザナイト。
1カラットは200ミリグラムなので、この標本はだいたい386ミリグラム。小指の先くらいの大きさです。
ずっと捜し求めていたものが手に入って、ちび1号とってもうれしそうです。
ちなみにコレクションの中では一番高価(といっても小学生の小遣い範囲)。


おまけ。
人工ビスマス。ドイツ産。
人工でつくったときは、階段状の結晶になります。自然のものではこうならないそうです。
冷えるときに酸化膜ができて、きれいな色で光ります。大きいものは虹色のきれいなグラデーションになります。
これは小ぶりなので、虹とまではいきませんが、それなりにいい色のグラデーションになっているおもいます。
大阪ショーで割引券をもらったので安く買えました。


横綱以外はすべて数百円です。
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