Bamboo(てのりぐま)日記

子どもの成長とお出かけの記録。気が向いたら好きなものの勝手レビューをします。毒も吐きます。月の最後は読書記録で締めます。

6月度月報

2017-06-30 00:11:34 | 読書
今月は6冊。1月からの累計は25冊。順調。

===

1.まほろ駅前多田便利軒 三浦しをんさん

町田市の近郊にすんでいるひとなら2倍おいしいと思いますねえ。
便利屋さんのお仕事ってこんなきな臭いのかな(笑)

過去に心に傷を負った多田君が、すこしづつ癒されていきます。


2.まほろ駅前番外地 三浦しをんさん 文春文庫

「まほろ駅前多田便利軒」の続編です。まずそちらから読むべし。

行天くんがいい味だしているなあ。
だいぶ暗い闇をかかえているみたいだけれど、
どうやってこれ回収するんだろうなあ。

おばあちゃんの昔話もいいよね。素敵だわ。


3.白銀の逃亡者 知念実希人さん 幻冬舎文庫

筆者はお医者さんです。
医療的な知見にもとづく描写はもうすごすぎる。
医療ミステリーっていうのかな。

海堂尊さんは組織とか、外に向かうイメージだけど、
知念さんは人間の内なる方向に向かうイメージがあるなあ。


4.終点のあの子 柚木麻子さん 文春文庫

いやいやいや、すごいなあ。心理描写。
年頃の女の子(高校生)が何を感じているのかよくわかっていない中高年のみなさん、
この本を読んでみると、追体験できるような気がしますよ。


5.空棺の烏 阿部智里さん 文春文庫

八咫烏シリーズの4作目です。首を長くして1年待ってましたよ。うれしい。

雪哉くんの成長物語ですね。なかーまがすこしづつ増えていきます。
いろいろ事件も起こります。若宮がその力をまたまた発揮します。

いろいろ伏線が張られてるので、どうやって回収するのか、次の巻が楽しみです。


6.増山超能力師事務所 誉田哲也さん 文春文庫

読みやすいです。ざーっと読めます。
テンポがいいです。ドラマ化されているときいて、なるほどと思いました。
主人公男子(2級超能力師)の小物っぽいところに親近感がわきます。


以上です
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