【人は最期に何処に還るのだろう。
倉本聰脚本『北の国から』『優しい時間』に続く、富良野三部作の集大成。
美しき花が咲き誇るガーデンを舞台に、死を目前にした男を通して家族の絆や生きること、死ぬこと
を描いた人間ドラマ。】
富良野の自然、風のガーデンの風景がすばらしい。
そして、緒方拳さん、中井貴一さんの演技。
いい役者さんだと思う。
緒方さんは子どもの頃「赤いシリーズ」だったと思うが、いや~な刑事(だったかな?)の役をしたのを見て
ほんとにイヤな人のイメージが強烈で、なかなか消えなかった思い出がある。
おだやかでとってもいい人柄の素晴らしい役者さんだと分かったのは大人になってからだったろうか?
次の世で、しあわせに過ごされていることを願っています。
中井さんは、女ったらしのダメな男という設定だが、どうみてもいい人だ。
改心して変わったからかな。女ったらし=ダメな人間 ではないってことかな。
死を当たり前のこととして、かなり客観的にとらえているからか、
(野菜づくりの方がおもしろくて、ドラマに集中できなかったからか)
このドラマを見てそれほどせまる思いはなかったけれど、
実際に今、末期ガンの宣告をされたらどうだろう?
やっぱり、あせるだろうなあ。
生きているうちに、色んな事、ちゃんとしっかりやっておかなきゃなあ。
星4つ
私もこのドラマは観ていました。
生きている間に・・・いろいろ考えさせられるドラマだったけど、野菜つくりの視点で観るのも面白そうですね。
ピーマンの葉っぱ炒め、お気に入りになりました。
忙しい毎日でも、それが充実したものであるといいですね。
自然の中でゆっくり生きたい私は、「風のガーデン」のような(野菜と花の)庭にあこがれます。