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「祈りの幕が下りる時」 阿部寛 松嶋菜々子 

2019年07月13日 | DVD・映画

DVDも久しぶりに観た。

【この事件は俺の過去と関りが強すぎる。事件のカギは俺なのか・・・?

東京都葛飾区小菅のアパートで女性の絞殺死体が発見される。被害者は滋賀在住の押谷道子。
殺害現場となったアパートの住人・越川睦夫も行方不明になっていた。
やがて捜査線上に浮かびあがる美しき舞台演出家・浅居博美(松嶋菜々子)。
しかし彼女には確かなアリバイがあり、捜査は進展しない。
松宮脩平(溝端淳平)は捜査を進めるうちに遺品のカレンダーに日本橋を囲む12の橋の名が書き込まれていることを発見する。
その事実を知った加賀恭一郎(阿部 寛)は激しく動揺する。それは失踪した加賀の母に繋がっていた--。】

昔、小説を読んでたけどすっかり忘れてた。ちょうどいいね。多分、小説を読んだ後だったら、物足りなかったかもしれない。

でも、さすがは東野さん原作。いい作品でした。
最近結婚した昇太さんもがんばってたし。捜査会議の黒板の字がとってもキレイなのが気になりました。誰が書いたんだろう。警察の人も字がきれいな人がいるんだね。(どうでもいいか

松嶋菜々子さん、演技が上手ですね。目が、、、怖かった。
阿部寛さんはこのシリーズの顔。恭一郎といえば阿部寛。食べ方がもぐもぐキリンぽいのが気になった。(どうでもいい

ストーリーですが、父親(小日向文世)が、悲しすぎる。切ないねえ。

「親っていうのは、子どものためなら、自分の存在を消せるものなのかもしれない」

悲しい親心。気持ちはわかる。でも、罪を犯して逃げたら、自分も子供も幸せになれないんだよ。本当の幸せは、罪を犯さない、犯した罪を認めて償うことからしか生まれないからね。必死なんだよね。必死で、見えなくなるんだよね。

父親の親心は悲しい。もっと悲しいのは、愚かな過ちを犯した母親。あんなに荒れてたのは、きっと後悔の念が強かったんじゃないかな、、、。

父親を楽にしてあげた娘も悲しいね。自分も、罪と向き合わなかったから、だから苦しむことになったんだよな。子供だったから仕方がないのかなあ

でも、大人になったどこかで、、、それには、守りたいものが大きすぎたのかなあ?

人間は、弱いから、、、。

 

星4つ 

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