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『初期仏教の「女性・男性」論:女性こそ社会の主役、男性は暇な脇役です』アルボムッレ・スマナサーラ長老

2015年10月24日 | お釈迦様

仏教に男女差別(女性蔑視)などありません。
それどころか、”生きとし生けるものいっさいの生命は平等である”と、生命として”慈しみ”で見るのがお釈迦様の教えです。

でも、
(一)比丘尼サンガが比丘サンガの管理下に置かれること。
(二)戒律で、比丘尼は比丘に礼を尽くすことになっていること。
(三)正等覚者(迷信を信じていて真理を発見していない世界で、初めて真理を発見して説く覚者、つまりお釈迦様のような方のこと)は男性であるという経典があること。

などから、女性蔑視なのではと言われることがあるそうです。
でも、女性蔑視ではなく、女性は”肉体的物質的”に弱いので、守られているのだそうです。

「俗世間では、女性は管理者」だそうです。子供を産み育てる母親は、「生きることを管理する」。子どもを管理し夫を管理する。(思い当たりますね)

>女性というのは管理者です。しかも管理の達人なのです。あらゆる方法で自分が生んだ生命を管理します。

女性は強いのです。
しかし、出家したら男女を乗り越えなければいけない(男、女ではなく”生命”として修行する)ので、俗世間を乗り越えるためにあえて比丘に礼を尽くすという戒律があるそうなのです。まあ、覚れば、男性に頭を下げたってどうってことないのです、無我なのだから。


”なぜ俗世間では女性は抑圧されるのか?”

女性が強いからです。強いがゆえに、強引に、無理やりに、女性は表舞台から降ろされているのです。弱いのであれば、そんなに苦労して降ろす必要はない。

>「控えめ」を演じた管理は効率が高いのです。世の多数派はこれを使います。その「控えめ」は演技です。 (・・・演技って

>本来、女性は優しいのです。簡単にけんかするのは男性です。しかし、女性の優しさは管理に直結したものです。すごく優しく、きめ細やかに配慮したりすることで管理してしまうので、どんなに力が強い男でも逆らえないのです。(確かに、やさしさには弱い。)

男性は、その偉大な、主役の女性という生命体を支える脇役なのです。男性は、いつでも女性に命令されることに従って、女性を支えます。

男の役目はほんの少し。だから、男は暇で自由だから好きなこと(いらんこと?)ばっかりやってるってわけね。

>暇があるから仕事をする。政治をやる。戦争もする。軍隊もつくる。技術開発もする。機械もつくる。…

>男というのは、あらゆる技術開発をしますが、90%は役に立ちません。しかし、女に怒られると、役に立つものもつくります。それも、生命の世界では、男はエキストラだからなのです。

>結局、男性がやっていることというのは、女性のお世話です。しかも、女性に管理されてお世話をしています。

 

存在の中で女性が唯一偉い。そのぶん自由がないというのが、生命論の真理です。偉い人には自由がないのです。
>役が重くなればなるほど、自由はなくなります。

>女性は主役であり、管理者です。男性は女性に管理されて女性をお世話しているのに、それを勘違いして、男性が何でもやっているのだと思い込んでいます。

現代社会は西洋型の社会で、男性中心ですね。これは自然法則に逆らった「男性が偉い」という価値観による社会です。当然、その男性中心の社会はうまく機能しないのです。

 
なぜ正等覚者は男性なのか。”・・・それは、男性は暇で自由だから、だそうです。
(子供を産まない女性もいるんだから、そういう女性が正等覚者になれたっておかしくないんじゃ?とも思いますが、生物的にはそうなるらしい。個別には男女関係なく悟れるのだから、別に正等覚者が男性でも女性でもどっちでもいいけどね。)

生命として女性には自由がないのだから、余計なことは何もできない、ということです。命に関係のないことに力を割いている暇などないということです。男性には暇と自由があります。(暇なのか

生命を生み、育み、守る上で、男に果たせるのは、せいぜい0.5%の役割だけです。ですから、女性が男性の役割の少なさに不満をもつのは当然のことです。(男って…)

女は管理者(主役)で偉いから自由がない。男は脇役なので暇で自由がある。

お互いのことは理解できなくて当たり前なのに、女性は「育てる」という天職のために、相手のことがわかった気になってしまうみたいです。だから、そのズレに女性の方が悩みを抱えることが多くなるようです。(不満を言うのは大体女性の方ですね)

> もし、心から平和を望むなら、豊かさを望むなら、戦争が嫌ならば、女性たちが命令すべきです。「こうしなさい」と、政治をやっている男たちに力強く命令することで、ジワジワと世界は変わっていきます。

世の女性たちは、もっと声を出した方がいいね(奥さんがんばって!)。まあ、中には男性と同じようなちょっと危ない女性もいるけどね。男女の区別がわからなくなってきてるね。

>人類は平等なのです。しかし、一人ひとりが違うのです。劣等感も、優越感も、それを感じることはおかしなことです。そういう人は無智なのです。
>生命というネットワークの中で、「自分」という一個が自分の役割を果たすべきです。「男だから」「女だから」などと言っている場合ではないのです。 


(政府は「女性の活躍」だとか「女性の活用」だとか言ってますが、女性差別を意識している点で逆に差別してるようで違和感があるんだよね。どうせなら「男女関係なく」「性別ではなく個々の能力に合った」て言うとか?あと「活躍・活用・輝く」っていうのも国が女性を”使おう”ってもっと働けって言ってるみたいで違和感があるんだよね。言われなくても働ける人は働いてるさ。生きてるんだから。”外でも中でもどこでも”働きたい人がそれぞれ働きやすい社会になるといいね。)
 

kindleで300円。あっという間に読めます。面白かったです
 

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