TAWAGOTO BLOG

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●ワールドグランプリ2005第1日「ブラジル×韓国」

2005年06月24日 14時12分15秒 | ワールドグランプリ
いよいよワールドグランプリの開幕戦「ブラジル×韓国」が始まりました!
両チームのスタメンはこちら。

韓国:キムサネ・チェガンヒ・ハンヨンジュ・チョンデヨン・ハンソンイ・
   キムセヨン・L=クギラン
ブラジル:シェイラ・パウラ・カロリネ・ヴァレスカ・カロー・ジャケリネ
   L=ファビアナ


第1セットはキムセヨンのクイック、連続ブロック、サービスエースで4連続ポイント。
いきなりブラジルがタイムアウトを取る滑り出し。0-5と韓国がリード。チェガンヒは
もう31歳なんですね(^^;;; 4-8で先に韓国テクニカルタイムアウト。韓国は5/8まで
国内リーグがあり、5/25にチームが始動したので準備は不十分だとの事ですが、
粘りはさすが。かなり拾いまくって、しびれを切らしたブラジルがミスをするという
展開。徐々にブラジルのブロックが出始め、攻撃にも幅が出てきて11-12。ただ
韓国も1枚でのしつこいブロックやチョンデヨンのセンターセミがなかなかよく
決まっています。ブラジルのブロックで15-15の同点。この大会にはマリは来ていない
とのことですが、モントルーもほとんど彼女ナシで勝ち抜いていますしさほどの
戦力低下ではないようです。先に2度目のテクニカルタイムアウトを取った韓国
ですが、17-16と逆転。2枚替えやハンソンイを下げて姉のハンエミを投入するも
ミスが続き20-17。ブラジルは中盤ブロックの低いライト側からの攻撃が目立って
ましたが、後半は単調なレフトオープンも決まりだしブラジルペース。ラケルを
出す余裕っぷりですが、やっぱりあまり使える選手ではないですね(^^;;;しかし
ジャケリネの強打でねじ伏せたブラジルが25-21で第1セットを先取。後半は韓国の
サーブレシーブが崩れ単調になった感があり、日本も同じパターンにはまってしまい
そうな気配がプンプン。しかも韓国ほど高さもないのでいかにレシーブが崩されないか
ですね。ただ韓国のブロックは組織的な怖さは感じられなかったですけど、個々の
動きは良かったと思います。

第2セットも立ち上がりはブラジルにミスが多く、韓国が2-6とリード。やはり
序盤は単調でリズムに乗り切れないところをいかに一気に押し切るか、後半で
いかに崩されないかですね。タイムアウト後ブラジルの攻撃パターンが多彩に。
縦のパイプも飛び出し7-5。ただセンター戦の頻度はそんなに多くない感じがします。
ジャケリネはモントルーの時もそうでしたが、乗ると手の付けられないような
スパイク打ってきますね~。マリとともにこれからのブラジルを背負う選手に
なると思います。サーブで崩し始めたブラジルが9-8と逆転。ちょっと目を離すと
いつの間にかブラジルが逆転してるって感じですね~このセットでは若い選手を
積極的に起用する韓国ですが、それが裏目に出てしまい16-12。ヴァレスカが
まだ全然打てないような。。。一度も名前を聞かないですね。まぁサイドがかなり
決まりだしてきているので無理する必要はないんですけど、それにしてもサイドを
使う頻度が高いです。韓国はやはりここ1本の決定力に欠けなかなか点差が縮め
られず19-14。要所でヴァレスカの強打炸裂!韓国レシーバーの顔面に直撃して
ました。最後もヴァレスカが決めて25-20。やはり第1セットでは少なかった
縦のパイプを多用してきており、韓国のブロックがかなりふられています。

第3セットは序盤からブラジルがセンターを絡めて韓国はタジタジ。。。レフトの
ハンソンイも決定力に欠けチョンデヨンが何とか決めている感じで、完全に
ブラジルペース。解説の吉川氏曰く、会場を見渡すとブラジルは4人ほどの
アナリストがデータ収集しているが、韓国には見当たらないとの事。チェガンヒが
かなり狙われ11-4。さらにミスが絡んで14-4。守備が乱れてハンソンイにしか
上げられないのはわかるが、連続ミスが多くまだまだ若いなぁといったところ。
個人的には去年見たOQTの時の方がよかたかなぁと。逆にブラジルはアテネの
スタメンが一人なのにこの攻撃力は侮れないですね~今年のチョンデヨンはライトに
若手を起用しているのでセンターでの出場でしたが、吉川氏も言っていましたけど
決定率が高かったと思います。しかし終盤彼女も止められ22-10。途中入った
サッサの連続ミスでちょこっと追い上げましたが最後はジャケリネがねじ伏せ
25-14。ストレートでブラジルが勝利しました。

チームとしての期間が短くキムサネとのコンビが合っていない感じもしましたけど、
全般的にチームが出来上がっていない以前に、このメンバーはそんなに脅威では
ないなという印象は受けました。要はメダルを狙えるチームにはなれないんじゃ
ないかなぁと思います。ただ日本との戦いを考えると、高さに関しては侮れない
感じはします。ブラジル相手でも1枚でシャットしていたりという場面もありました。
今年のテーマである「変化とスピード」を実践できればさほど怖くはないと
思いますけど。

ブラジル3-0韓国(25-21 25-20 25-14)
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