TAWAGOTO BLOG

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●グラチャン2005女子4日目第1試合「ブラジル×アメリカ」

2005年11月19日 17時39分36秒 | グラチャン女子
ブラジル3-0アメリカ(25-16 25-19 25-19)

序盤はお互いに様子見の状態。サーブで走り出したブラジルが
6-3としアメリカ早速タイムアウト。昨日は途中出場で好調だった
ウィルキンスもシャットされ7-3。しかしアメリカも足は動いて
いますのでいいラリーが続いています。8-4でブラジルのテクニカル
タイム。徐々に自力の差かカットの乱れから単調な攻撃を見事に
シャット。そして攻撃でも早くも3Dバレーを織り交ぜアメリカの
ブロックは崩壊。ブラジルは昨日の日本戦とは違って本気が
感じられます。15-9と一気に6点差。さらに今大会サーブ部門
1位に躍り出るサッサのサービスエースで16-10。それでも
アメリカのカット率は72%なんですよね~しかし連続ブロックで
アメリカは16-12。でも波に乗りかけるもサーブミス。ハニーフの
対角にもっと決定力のあるエースがいたらアメリカはもっと
強くなると思うのですが、グランプリからも確か選手は変わって
いると思いますし、なかなかローガン=トムに代わるエースが
出てきませんね。ブラジルは後半シェイラ中心に攻め立て、
好レシーブもあってさらにリードを広げ22-15。今日はゼッター
ランドが解説しやすい実況で、聞いていて気持ちいです。
ブラジルはやはりブロックがいい。遅れてでも飛んでくるセンター
ビロックが結構引っ掛けてるんですよね。最後もサービスエースで
25-16。意外にも(!?)一方的な展開になってしまいました。
サーブ&ブロックが本当に効果的です。

これまではギマラエスが目指すバレーを180cmそこそこの中型の
選手が実践してきていましたが、今年から若返りさらに大型化
した面子がそのバレーを実践してきているので、本当に手ごわい。
第1セットのカット率はアメリカ58.3%に対しブラジル87.5%です。
日テレはこのスタッツ紹介だけはマメですね。いろんなデータを
出してくれるのでわかりやすい。第2セットはブラジル優位で
展開しているようにも思えるんですが7-7とポイントは互角。
しかしブラジルに連続ミスが出て9-12とアメリカのリードで
タイムアウト。さらに突き放すチャンボにもかかわらず日本
並みの短い返球。アメリカも乗り切れないですね・・・そこを
すかさず連続サービスエースで14-13。せっかくのリードも生か
せず16-13でブラジルのテクニカルタイム。そこから同点までは
追い上げるんだがリードは奪えず、なんかバタバタしている感じ。
朗平が目指す緻密なバレーとは打って変わって、雑だなぁ。
19-19から22-19となりさらにサッサのサーブで崩して23-19。
さらに最後もサッサのエースで25-19。今日ですでに何本目?
というくらいにエースを量産しております。

第3セットはアメリカがバックマンに代えてジョインズIN。
このセットも立ち上がりは足が動いており5-8とアメリカ
リード。このリードを後半も保てるか。8-11でもいつの間にか
11-11。動いていた足も一歩遅い感じで後手後手にフェイント
など前後に揺さぶりをかけられ、そこからリズムはブラジルへ。
ここがブラジルの強さですね。リードされてもびくともしない。
そしてサーブで崩して14-12。さらに16-14でブラジルのテクニカル
タイム。さらに18-14でアメリカ2回目のタイムアウト。こういう
展開になるとアメリカがガマンできず20-15。20-18と追いあげ
られたところでブラジル初めてのタイムアウト。後半も一気に
突っ走り最後はブロックで25-19とゲームセット。序盤は
スロースターターでも後半一気に加速して終わってみれば
一方的と。元からブラジルは強かったですよ。でもねー、
これだけメンバーが変わったにもかかわらずチーム力を
落とさないどころかむしろアップしているのには脱帽。
恐るべし、名将ジョゼ・ギマラエス!!!

明日韓国戦を残しているブラジルはほぼ全勝優勝を手にした
と言っていいでしょう。逆に日本は今日中国に勝てば明日の
アメリカ戦で銀メダルの可能性も残すのではないでしょうか。
とテレビ的なコメントを残して・・・(^^;;;

ポーランド×韓国、日本×中国戦は今日見れるかどうかは
わかりませんが、また時間を見つけて見たいと思います。
コメント (6)
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