日帰りでの畑行きでしたが、前回と違って爽やかなよい陽気・・・こういうときにゆっくり出来たら幸せなんだけどなぁ。ま、外に出られるだけ充分幸せ
なんですけどね。
標高の高い場所を通るので新緑も清々しく、山桜や花桃などいろいろな花がまだまだきれいに咲いていました。
車での往復と滞在時間がともに5時間。でも相方としてはやりたい仕事は出来たので満足そうでしたし、私は私で前回より確実に増えていたワラビ採りに
勤しめたので、もう笑いノンストップ。
あまりに採り過ぎて、帰宅してからあく抜きしようといつも使う一番大きな琺瑯のボウル(直径26センチくらい)を取り出したものの・・・明らかに大きさが
不足、だな。
やむなくステンレスの洗い桶を使うことにしましたが、もう少し節度を持って採るべきだったと反省。これじゃ舌切り雀の強欲な婆さんとおんなじやん!(苦笑)
ワラビの他に採ってきたのが蕗。春先にふきのとうが出たあと葉っぱが伸びてきますが、今まで葉というか茎というか、そっちは採ったことはありませんでした。
しかし今回、なんでも食べたがる相方が「これってさぁ、食べられんの?」と訊くので「多分食べられるとは思うけど、茎が細いから皮を剥いたりするのが
ちょっと面倒くさいんだよね~」と答えたんです。でもどうやら彼の耳には「、」より前の部分しか聞こえなかったようで。
知らないうちに何本か採ってきちゃいました。あらあらまあ・・・ワラビを含めて、帰宅後がさらに忙しいぞと、とほほな気分。
帰ってから早々にワラビのあく抜きと、蕗の下茹でをしました。蕗は葉と茎に分けて、両方とも茹でて。よく売っている蕗の葉を濃いめの味付けで煮たものが
本体?より好きな私ですが、野に生える蕗の葉っぱはあくが強すぎるのではないかとちょっと心配しています。でも食べられるなら食べたいので、水にさらす
時間を長めにしてチャレンジしようと思っています。
蕗の茎の皮を剥くのが本当に面倒!でした。さっき合間をみてやったけれど、気をつけないとやり過ぎて?茎が裂けてしまったりで。こちらはワラビと一緒に
煮ようかなと思っています。
先日、畑に植えてあるタラの木の芽を天ぷらにした話をしましたが、今回もまた少しだけ収穫しました。
でもそれだけを天ぷらにするのも、ねぇ・・・他に何かめぼしいものはないだろうか、とふと気づいたのが、そこらへんに生えているヨモギ。
これを天ぷらにしてもいいんじゃない?ということで、まだ若い葉を選んで摘んでやってみたら、揚げているうちからヨモギのよい香りが!春だ春っ!
うっかり写真撮影し忘れましたけど、タラの芽より野趣溢れる味わいでした。こういう山菜系の天ぷらは塩でいただくのが一番ですね。
こんなふうに昨日から今日、ただだけど手間のかかる食材を相手にしていますが、昨夜娘から、ごはん作りにうんざり・・・といった内容のLINEが届きました。
そりゃあまあ、おいしいのはもちろんのこと、栄養面に気をつけてしかも経済的で、出来れば時短なメニューを毎日考えるのはなかなかしんどいもの。
特に婿さんもテレワークになったし、孫娘もときに「食べないの」テロ(苦笑)を起こしたりしますしねぇ。好き嫌いだって多少あるし。
私は家事のうち、料理が一番クリエイティブで、そこが他の家事にはない魅力だと思っているので、毎日の献立や料理作りが面倒と思わないわけじゃないけれど、
料理することを手放したら、一気にボケると思うんです。
今ではお昼に自分ひとり、というシチュエーションも増えてきましたけど、残り物オンパレードだとしても、なるべく体に悪いものばかりにならないように
という心がけはしているつもり。食べたもので体は作られますもんね。特にコロナの感染対策を考える上でも、まず基礎体力が大切ですから。