もしかしたら今後、もっと外出しづらくなる、かもしれないこのご時世なのに、相方は例年通り、毎年作っている里芋の種イモを買ってきました。
私は世の中の規制が厳しくなるかもという不安と、もしかして感染したらどーするの?という不安の両方を抱えているのになぁ・・・
おまけに、来月半ばには目の手術を控えていて、日帰り手術の当日から抜糸(目を縫う、ってどういう感じなんだろう・・・怖)までの一週間は、仕事すら
出来ないっていうのにね。
でも畑仕事は相方にとって趣味というより生き甲斐に近いものがあります。くたびれしか儲からないけれど、出来たものを自分や家族、知人においしく食べて
もらえることに無上の喜びを感じるみたいです。
なにしろ家庭菜園というには多すぎる量を作るので、園芸センターなどで苗を買ってくるのではなく、種をまくところから始めて自分で苗から作るという
こだわりよう。
今度行くときにはそんな種から育てたレタスの苗を植える予定ですが、他にもブロッコリーと長ネギ、キャベツの苗を育苗中。
そのブロッコリー、ポットに3つずつ種をまいていますが、芽が順調に育ってきたので先日間引くことに。
これを捨てる手はない!れっきとしたブロッコリースプラウトだもの(大きすぎるけど)。
3つ出た芽のうち1つを相方がとり、私がすぐ根っこの部分をとり去って、ルンルンと台所へ持ち帰り。
その日のお昼ご飯のうどんの上にのせていただきました。おいしかった・・・と言いたいところなんですが、正直味がよくわかりませんでした。すぐに
クタクタになってしまったからでしょうね。
この写真は数日前。今、残した芽は順調に育って、倍以上の大きさに育っています。もう少ししたらもう一度間引いて、1本にするはず。そのときはもっと
食べ応えがあるはず。ウフフ・・・
膝も悪いので農作業の手伝いは収穫くらいしか出来ない私。料理番としてせめておいしく食べられるように調理するのが、私に出来る最大の役目という
ところです。
それにしても、小さな種から大きな野菜になるのを見ると、本当に不思議というか。当たり前だけど、キャベツの種からはキャベツが、レタスの種からは
レタスが出来ることが奇跡のように思えるのは、種から育てるところを見ているから。
誰でしたっけ?「薔薇の木に薔薇の花咲く 何ごとの不思議なけれど」と言ったのは。全面的に同感です。
そういえば、里芋の種イモを買いに行ったときの園芸センターといったら、すごく「密」だったそうな。なかなかの殿様商売のそのお店、マスクなしは
入店不可となっていたそうです。支払のときに指を舐めて札を出すな、という「おふれ」も出すくらいのお店らしいわ(苦笑)。