Over 60's yukinokoブログ

実家の片づけ、そして義母を送って、次は自分の生前整理だな

まな板の上のブタ

2022-04-30 08:36:46 | 健康First

昨日の記事でちょっと忘れ物。

伊勢、と言って一番に思い出すのが、赤福じゃないでしょうか。

一昨日行ったときも、おはらい町にある本店のイートインのレジには長蛇の列が出来ていました。私たちはお土産に8個入りをひとつ買っただけ。それは全部相方のおなかに入っていきます。

私は別に嫌いじゃないんですが、ほぼ食べません。積極的に食べようと思えないんです。

その赤福のピンクの包み紙を開くと、上に日替わりの紙が入っています。

                

ちょうど私たちが見た、舞楽の「蘭陵王」の絵が。記念に日記帳に張ることにしました。

 

さて、昨日は相方と私の39回目の結婚記念日。

きみまろの「あれから40年~」にはまだ至っていませんが、40年めに突入したわけで。思った以上に長持ちしているなと感心します。

そんな世間的にはめでたい日、のはずだったのに、とんだ出来事が起きまして。

 

それは昨日の夕方のこと。

晩ごはんの支度をし始めた頃だったでしょうか。

なんとなく、胸のあたりが押さえられるような感じがしました。それも何度となく。

まぁそんな感じは今までもしたことがなくはなかったし、特に脈に変化もなかったんです。これまでは。

でも昨日は違った。

何気なく手首の静脈が脈打つところを観察していたら、その胸の違和感があるとき、それまで規則正しく打っていた脈が一瞬飛ぶ。

 

え?

 

今もこうして思い出しているとまたそうなりそうで、ちょっと怖いのだけれど、ほぼ晩ごはんを食べているときくらいまで時折そんな状態になったので、これはさすがに相方に話すべきかなと

思って告白。すると「それは医者に行ったほうがいい。俺が車で乗せて行くから」

俺が、って言いますけど、あんた飲んだ後、だよね。ビール。それにどうなるかわからないから、とにかく食事の後片づけだけは済ませたい。

片づけを済ませた時点で一応かかりつけ医にも電話すると、救急外来をしている拠点病院へ行け、という指示。

なので出かけました。おまわりさんに見つかったらどうしようかとビビりながら、相方の運転で。(後ほど娘にこっぴどく説教されましたが)

幸い数分の距離なので、おまわりさんにも見つからず無事到着。

救急の受付で問診票などに記入して、かなり待たされたのち看護師さんが来て症状について問診。

その後処置室へ連れていかれて、ストレッチャーで横になって心電図など計測。その後またしばらく放置されました。

なんだか寝心地のよい?ストレッチャーで背中がぽかぽかと暖かく、うとうとしそうになってしまった、まな板の上のブタの私。

その後血液検査と点滴をします、と言って男性の看護師さんがやってきました。その看護師さんがなかなか面白くて。

「あら~、細いねぇ。ちゃんと針入るかな?」と、話し方がどことなくおネエ系。

「腕も血管も細くないはずなんだけど」と私が言うと「手首の上のところに刺すから~。あ、大丈夫そう。ちょっと痛いけど、細めの針にするからね~」

話し言葉の語尾に「~」が常に入る感じ。でも穏やかな雰囲気で、救急外来に来ている緊張感がほぐれていきました。

 

その後また放置(救急患者が多すぎる)されたのち、今度は車椅子でCTとレントゲン撮影へ。人生初の車椅子体験。

以前頭部のMRIを撮ったことはありますが、CTも初めてのはず。腕を万歳のように上にあげなければならず、短時間ではあったけれどそこが苦痛でした。

撮影後はストレッチャーには戻らず、トイレに行ったついでにそのまま待合室で相方と座って待っていました。途中何度か診察した若い女性の医師が、カルテに書き込むためか、心電図などを

とりながら訊いた症状などについて改めて数回聞き取りに。看護師さんにも話したし、いったい何度同じこと言ったんだろう。

10時半を回った頃、ようやく診察室に呼ばれて説明を受けました。血液検査からわかる心筋梗塞や狭心症のときに現れる数値の変化もなく、心電図の波形も問題なし。ここから急に

容態が悪化することはまずないでしょう、とのこと。ただかかりつけ医は循環器は専門でないので、週明けに診察を受けに来るように、とのこと。

とりあえず病院でお泊りはなくなりましたが、支払時に持参したお金ギリギリで内心冷や汗。こっちのほうが心臓に悪い(苦笑)。

 

病院に行く前やストレッチャーで寝かされているとき、もし入院とかになったら相方、どうなるかな?とか、入院するとなったら暇つぶしに数独の本が要るな、とか。いろんなことを

考えました。

これまで私がこんなふうに救急外来受診することなどなかったので、私より相方のほうが心配していたと思います。大きな病気などしたことがなく、医療保険がもったいなかったと

後悔することはあっても保険金をもらったこともありませんでした。

子どもたちの反応もそりゃあもう(笑)。でも娘は私の体調もさることながら、相方の酒気帯び運転に激怒。「タクシーで帰れ!」との命令が出ましたが、お財布の中身も乏しいので

患者本人の私が運転して帰宅。

病院に行った後から現在まで、昨日のような症状は出ていませんが、元々心拍数が多いのだけれどそれが妙に気になります。疑心暗鬼と言うあれでしょうね。

こうして記事に書いていると、頭の中で再現VTR状態になってしまって、なんだか呼吸までおかしくなりそう。なのでこのあたりにしておきますが、もしブログがお知らせもなく更新が

滞ることがあったら、「もしか」したかな?と思ってね。


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