涼しくなってきたので、一昨日からクロスステッチ刺繡を始めました。
小さな作品のキットを買ってずっと寝かせていたもの。こういった集中する作業は暑いときには汗だらだらになってしまうのはなぜだろう・・・・・・力も要らないのに。
同じようになぜか夏は暑く冬は冷え冷えとするピアノ、正確にはキーボードだけれど、それも久しぶりに触ってみました。下手くそだから窓を閉めて弾いています。
ずっとやっていなかったから指がうまく動きませんでした。ヘバーデン結節やばね指ということもあるから余計にそうなるかも。
というのは明らかに言い訳というもの。新しい曲にチャレンジしてみたい気持ちが出てきているので、あまり難し過ぎない楽譜を買ってみようかなと思っています。
そうした楽譜も今は気軽にネットで買ってダウンロード出来る時代。作品集のような、昔ながらの製本したものも悪くはありませんが、開いた状態でキープするのが結構大変だったり
するんです。その点家でA4の紙にプリントアウトしてマステでつなげると扱いやすいように思います。
昨日はMGCをちらちら見ながら、これまた久しぶり、それも年単位の御無沙汰だったミシンを使った縫物をしていました。
仕事で使うものなのですが、ただまっすぐ縫うだけなのだけれど、縫う作業の合間にアイロンかけもあるし、大きなサイズのものなので鳴れていないこともあって余計に大変。
昨日は相方がお茶のお稽古で、お昼はお仲間と食べてくるということでしばらく帰らないのとお昼の支度に気を遣わなくてよく、こうした作業はそういうときにやるに限ります。
なにしろ本当に久しぶりだったので、傍らに取説を置いて作業しました。まずは糸を取り替えるところから。昔の足踏みミシンなら取説などなくても余裕でOKだったけれど、今どきの
ミシンはそういうわけにいかないですね。
そういえば上糸を通すところに何か所か「糸案内」がありますが、この名称ってかなり面白いと思いません?でも言い得て妙、でもある。案内とあると、糸に向かって「ささ、
こちらへ」と言っているような。
そして下糸。昔は金属製のボビンケースに下糸を巻いたボビンを入れて取り付けていましたね。私はよく失敗して、はずみ車を逆回転させてしまって糸が絡んでしまうことが多く、
何度もボビンケースを取り出して絡んだ糸を外したものです。
そういえば中学のときの家庭科の授業のとき、ミシンの構造を習うことがありました。足踏みの上下運動がカムやクランクで回転運動になったりまた上下運動に変わる仕組みがとても
面白いと思いました。最初に考えた人、すごい!
今の下糸はボビンケースなど使わず、直接ミシンにセットするようになっていますが、この手のミシンを初めて使ったときにも驚いたものです。娘たちはもうこのタイプのものしか
知らないはず。
このボビンに下糸を巻くのが苦手なんですよ、私。ほぼいつもボビンをセットしてある部分に巻きつけてしまうんです。
それ以前に、本当にまっすぐ縫う、というのが下手くそで。ついミシンのせいにしたくなりますが、やっぱり技術の問題ですよね、多分。
久しぶりのミシンでしたが、なんとか縫えました。最後の方は下糸が足りなくなりそうで冷や冷やものでしたけど。普段から縫物される方からしたら、一笑に付されますね。
今どきのミシンでありがたいのは、まず縫うスピード調節がボタンひとつで出来ること。かなりゆっくりから始められるところが安心ですが、ちょっと早めようとすると急にすごく
早くなるんです。安いミシンだったからなのか。フットコントローラーはつけていないけれど、私のようなうっかりさんは誤って勢いよく踏み込むことがあるので、ボタンのほうが
安心というもの。ぐっと踏み込んでいけないのはアクセルと同じですね。
それから、これが一番ありがたいのだけれど、上糸通しがついていること!老眼にはとてもありがた~い機能です。
調子に乗って、買ったものの使っていない布地があるので、何か作ろうかと考え中。もちろん直線縫いで出来る簡単なものですが、ちょっと家で着るくらいのものも作れるといいなと
思いました。昔はかっぽう着とか子どものバッグやスカートなど、あれこれ手作りしたものです。一応服作りも習ったはずなんだけど、その頃の知識やノウハウは既に忘却。
こうしたものを手作りすることは、かなり頭を使うはず。失敗したとしても脳の活性化には効果はありそうです。