9日は朝っぱらから保育士試験の二次に行きました。
滅多に乗らない埼京線で板橋区まで。
東京は最も受験者が多く、総勢1000名強ほど。
ガイダンスのあとにさっそく絵画。
となりの女性がおもむろにスケッチブックを4冊も出す。うわ!そんなに練習したの?
チラ見するとなかなか上手い。合格は間違いない出来映え。お世辞ではなく、
「上手ですね、ずいぶん練習したんですね」 と声をかける。
でも、あざらしもダテに30何年絵を描いてませんから、負けないっすよ、キラーン。
(THE 負けず嫌い)一般の人と美大出の違いは、画材=手の一部になっていること。
色鉛筆なんてもう、幼少のみぎりから使い倒していますから。
試験時間は45分だが、いつも40分で描く練習をしていたので時間が足りないことはなく、
まあまあの出来。
そして午後の言語まで空き時間が4時間以上。キャンパスを出て
十条駅前の長い商店街を歩いてみると、209円均一のナイスな古着やさんを発見。
ついお買い物。それからファミレスを発見し、早めのランチ。
隣の席の女性も保育士試験受験者だったので、話しかけて情報交換。
なんせお互いに時間をつぶさねばならない。
彼女は震災のあとに地方の実家にしばらく帰り、震災報道を見る度泣いてしまい、
2か月以上勉強が出来なかったとか。繊細な方なのだなあ。
私も確かに余震だとかしばらく不安な日々を過ごしていたけれど、地震の当日も翌日も
そしてその後もずっと怒濤の○○電力で働かねばなりませんでしたからなあ、
私は仕事が鬼のように忙しくて2か月勉強が止まっていたような気がする。
いかに自分がタフなのかよく分かった。モラ環境にいるとこうも鍛えられる。
また10分歩いて会場の某大学キャンパスに戻る。
受験者が多いせいで待機会場から何チームにも分かれて呼ばれていく。
それが緊張をあおる。私はICレコーダーで吹き込みしたものを聞きながら
口パク練習するが、皆落ち着いて待っている。
いよいよ呼ばれて違う棟に連れて行かれる。うわー緊張。
会場教室について、しばし待たされる。あードキドキする。ここで気合いを入れ直す。
昨年の筆記に落ちてから、いかに絶望し、立ち直って仕事も変わり、死ぬ気で(?)
勉強し、ようやく筆記を合格したのだし、ここで落ちたりしてはならないのだ。
ダテに毎日喋る仕事をしてる訳じゃないし、私なら出来るんじゃあ~、かかって来いやあ。
うん、めちゃくちゃ緊張してあまり覚えていませんが、あとから思えば
文頭を一字間違えそうになって修正した(ちゃんとチェックされてた)のと、出だしがやや
硬かった以外はまあ練習のとおり、時間どおり。視線が泳いでいたかも、とか姿勢が
悪くなかったか?とか不安はあれど、もう考えない。えいっ。
とりあえず燃え尽きました。結果は来月、待たされるなあ・・・。