昨夜は定例の夜回り。雨が降っていると、路上生活者さん達は
大抵どこかでしのいでいるので、あまりお会いできない。
昨夜は元気な代表、Kさん(アラセブ)を大学生、Mちゃんと
両手に花で?囲んでレッツ夜回り。ピンクの提灯に照らされた大通りの桜がキレイ。
私もハタチくらいの時はどんなだったっけ?ともはや思い出せない・・・。
雨でも何人かのおなじみさんに、いつもの場所で会えると安心する。
路上生活者さんの中には、知的障害を抱えているような方もいるが、
至って普通に常識ある、(知性のありそうな)ちゃんと喋れる人が多い。
ゆえに何故、路上にいるのか不思議なくらいである。
お金が無いとか、仕事や住居、係累がいないのであろうけれど、
ある意味、いろんなものに拘泥することをせずに、潔く路上に出てしまったのかと
推察する。世の中には、借金まみれになったりしながらも、どっこい生活して
いる人が山ほどいる。前にいたライフラインの会社では、支払期限を過ぎても
毎月、期日を延ばしてくれと電話してくる人がたくさんいた。
もちろんマニュアルどおり断らなければだったが、毎月各社に電話して
けんもほろろな対応をされるのもしんどいだろう、と思うと同時に、
サービスの対価としての料金を期限内にきちんと支払う、というルールを
守れない(単にルーズな人もかなりいるので)人も本当に多いな、と感じていた。
ある意味、純粋であろう路上の人々が、厳しい環境ではあるけれど
昨夜も元気でいてくれた事に、嬉しさを感じる。