電話の最後 彼が言う。
「そろそろ帰るかな・・・」
その言葉を聞くといつも胸のみぞおちのところが ズキン・・・
って痛くなる。
彼もそれをわかっているからいつも申し訳なさそうに言う。
このまま一生話し続けているわけにはいかないんだから「じゃぁまたね」の瞬間は必ずある。
そんなことは百も承知なのに これだけは一年半経っても変わらない。
前向きに考えれば 初めの頃も今も 彼を好きな気持ちは少しも変わってないってコト。
変わってないどころか もっともっと好きになってる。
どうにもならないのはわかっているけれど どうにかしたくてジタバタしている。
「逢いたい・・・。」
口を衝いて出た。
「俺も逢いたい・・・。」
「また九州行ってもいい?」
「いいよ おいで いっぱい抱きしめてあげるよ」
今度は胸がキュン...とした。
出来ることなら今すぐにでも飛行機に乗りたいくらい逢いたかった。
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