今宵 月に願うこと・・・

愛する彼と わたしと 時々、病気のことも。

別れの時間

2010-10-25 20:01:56 | ふたりのこと。
帰る日は事あるごとに
泣いてたわたし...

ホテルの部屋で泣いて

車の中で泣いて

そしてやっぱり
空港でも泣いて...


彼の顔を見ると
離れたくなくて
帰りたくなくて

泣かないと決めてきたのに
どうしても我慢できない。



もともと涙もろいわたしだから

今回は楽しいことだけ考えて
泣かないって決めてた。



搭乗手続きをして、
荷物を預けて、
買い物して、

そこまではまだ我慢した。


遅い昼食に
ラーメン屋さんに入ったけど

食べたかったとんこつラーメンなのに
ラーメンすら喉を通らない。

「美味しいね」

って言いながら
味なんて全然わかんない。

ただただ時間が止まってしまえばいい


そればかり願ってた。


結局また彼が
ほぼ2人前食べることになった

ごめんね。


「外でたばこ吸ってくる」


って出た彼を見ながらまた涙ぐむ。


この2日間、
約48時間一緒にいて
彼はわたしの目の前で
たばこを吸ったことは
一度もなかった。


ホテルの部屋も
彼がスモーカーだから喫煙室にした。

でも彼は部屋でたばこは
吸わなかった。


外食の時も店の人に
「禁煙と喫煙、
 どちらになさいますか?」

と聞かれても

「禁煙で」

って言ってくれた。


「いいの?」

ってわたしが聞いたら

「ayutaにたばこの煙
 吸わせたくない」

って言ってくれた。


わたしが

「禁煙しよ~よ~」

って言っても

「努力してみる~」

と言いながら止められないたばこを


わたしがいる間は
極力がまんしてくれた。


「ayutaと一緒にいたら
 多分 禁煙できるな

って笑ってた。



そんな2日間の彼とのことを思い出してはまた
涙が出そうになる。



アナウンスがかかる。


「本日、○○○便は満席の為、
 早めに搭乗待合にお入り下さい」


あと15分。


彼が外から戻ってくる。


ふたりで椅子に座るけど
お互いに言葉が出ない。


「...また来るね。」

「うん、絶対に来いよ。」





とうとう中に入る時間。





「じゃ、行くね。」




ギリギリまで繋いだ手が離せない。




そして
手が離れた瞬間

わたしはもう我慢の限界だった。


どんなに周りに人が沢山いても
誰に見られてても

溢れだす涙を止められない。


子ども泣きに泣いて
泣きじゃっくりまで。


ガラス越しに彼と
手と手を合わせて
こんなに切ないのは
生まれて初めてだった。


目の前にいるのに
間に厚いガラスがあるから
声が聞こえない。

「また来るね」

って泣きながら言うと

彼がうなずく。


そうしたら彼が
ポケットからを出してかけた

わたしのが鳴った。


そっか、
これがあったね。


でも、声が詰まって言葉が出ない。


少しでも彼を笑わせたくて

「浮気しないでね」

って言ったら

「うん」って。


「身体気をつけろよ。」


「うん...」


もう胸が痛くて言葉が出てこない...


そして無情にも搭乗時間。




わたしが乗り込むまで
ガラス越しにずっと手を振っててくれた。



座席は窓側にした。


見送りの人たちが見える方だといいな。



そしたら運良く
滑走路までの移動中

窓から彼の姿が見える場所だった。


涙は次から次へと止まることなく溢れ出て
我慢なんて到底無理。

ただ、なんとか声は堪えてる状態。


隣りに座った
サラリーマン風のおじさんは
ずっと見ないふりをしてくれてた。


飛行機の中で
こんなに泣きじゃくってる女なんて
そんなに見たことないよね...。


飛行機内では携帯の電源は
切らなきゃいけないんだけど

すぐに彼にした。


「見えるよ



そして飛行機は
わたし達の別れを惜しむように
10分ほど遅れて離陸した。


あっと言う間に空港は
後方に小さくなり
見えなくなった...


そして羽田までの約1時間半
わたしはずっ~...と
泣き続けた...

こんなに長い時間
泣いたことなんてない。

今だってこうやって
思いだしながら
ブログ更新しつつ
泣けてくる。




そうやって、
わたしと彼の2泊3日は終わった。


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九州3日目最終日...

2010-10-25 14:21:57 | ふたりのこと。
最後の夜なのに、
食べてお風呂に入ったら
眠くなっちゃったのね、彼

彼の寝顔見ながら
わたしも眠くなっちゃった

何時に眠ったのか
何時間眠ったのか
全然覚えてない。。。

気づくと彼が
わたしの寝顔見てた

「寝ちゃったね。」

「うん。
 昨夜はなかなか寝付けなくて寝不足気味だったし
 いっぱい歩いて疲れてたからね。」

「俺、いびきかいてた?」

「うん、ちょっとね

なんて会話して



彼と2晩一緒に眠って
誰かと肌と肌をくっつけて寝るのって

すごく安心できるんだな

って実感した...


人の肌の温もりって
すごく心地いいね。って


しみじみ...


でも、
彼の腕枕で彼の横顔見てたら

「あぁ、
 もう今日帰るのか...」

って思って

そぉしたら胸が詰まって
ボロボロと涙が出てきた


そんなわたしの顔を見て
察した彼がギュッて
抱きしめてくれた。


何にも言わなくてもお互いの
気持ちがわかるだけに切ない。


それからわたしたちは
ウトウトしたり
また話したり
抱きしめあったり
彼の背中をマッサージしたり(笑)

そうやって朝を迎えた。


朝ご飯も
ホテルのバイキングだけど
きちんと食べた


ゆっくりチェックアウトだったから
お昼まで部屋でゴロゴロして


それから
ホテルを出てまた
ショッピングセンターでぶらぶら


サーティーワンで
ハロウィンのアイスクリーム見て

「食べたいね

って、

わたしはカボチャ味のキッズサイズ

彼はとってもカラフルなりんご味の派手なやつ(笑)をレギュラーサイズで。


昨日はソフトクリームをふたりで1つだったけど
今日は1つずつね


そしてわたしが

「後で車に戻ったら
 ふたりで写メ撮りたい

って言ったら彼が、

「プリクラ撮ろう

って言った。

「ayuta、前にプリクラ撮りたいね
 って言ってたでしょ

それで彼は二日間、
歩きながらプリクラを探してたらしい


「ayutaが、したいって言ってたこと
 全部してあげたいんだ。」


もぉ感激で溢れそう


プリクラのカーテンをくぐって
わたしと彼とキャッキャ言いながら

ハイポーズ

それから落書きして
出来たプリクラに大喜びのわたし


ピアスの次に嬉しい思い出になった



そうしているうちに
帰りの飛行機の時間は
刻一刻と近づいてきた。


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九州2日目

2010-10-25 09:17:08 | ふたりのこと。
夜眠るのももったいない

とは言え
寝ないわけにはいかない

ウトウト...
時々グーグー寝ながらも

寝慣れないベッドと
隣りに恋人がいるという緊張感で

わたしも彼も熟睡はできない


彼はし慣れない腕枕と
柔らかいベッドで背中が痛くなっちゃったみたい


もともとヘルニアっぽい症状がある彼だから
痛そうでかわいそうだったから

夜中、
彼の背中をマッサージしてあげた。

これも、
わたしが彼にしてあげたいことのひとつだったから

彼が横になって
わたしのマッサージに気持ちよさそうに
ウトウトしてる顔を見て
わたしもすごぉ~く幸せだった


目が覚めると
隣りに愛する人がいるって幸せを

実感できる時がくるなんて
何だか信じられない。


あれだけ抵抗していた

「一緒にお風呂

も、最初はめっちゃドキドキだったけれど

彼がすごく楽しい人で
優しい人だったから

幸せな気分でいられた


わたしがいつも浮腫んで辛そうな足も
彼がマッサージしてくれた


身体のキズも、

「何てことない。
 キレイなもんだよ。」

って言ってくれた。

何度も何度も

「ayuta、かわいいよ

って言ってくれた。

彼のひと言ひと言がすべて
わたしの心の中に積み重なって

一日目の緊張や遠慮は
もう二日目にはまったく消えて

一緒にいるのが当たり前のような

もうず~っと前から一緒にいるような

そんな心安らげる人になった


特別でないふつうのお店をブラブラと
手を繋ぎながらウィンドウショッピング
時々 試着とかして
「似合うよ~
とか言いながら。


美味しそうなものがあったら
ひとつ買ってふたりで半分こして食べる


ご飯食べてる時に
「これも食べてみて

と彼に食べさせてあげる。


今まではいつもだったから
話しが途切れると

「何かしゃべって~ayuta」

って言ってたけど、
ふたりでいたら
会話が途切れても
手が繋がっているから全然寂しくない


今まで繋がっていた1年近く

毎日の会話でわたしが言ってた
「ふたりでしたいこと」

を彼はちゃんと覚えてくれていたみたいだった


彼が毎朝、
わたしと話しながら通勤している道。


お昼休み、わたしと話しながら見ている風景。


毎日通うコンビニ。


彼の職場。


わたしに全部見せてくれた。


「こんな仕事してるんだよ」
って、休日誰もいない事務所にも連れてってくれた。


特別な観光をするよりも
わたしが一番見たかった
行きたかったところを
彼はちゃんとわかっていてくれてた。



「夜、今夜は何を食べようか?」

「お昼は天ぷらだったから
 夜はあっさりがいいなぁ」

って彼が。

じゃぁお寿司にしよう
ってことになったんだけど
部屋でゆっくりする時間が欲しかったから

ショッピングセンターの食品屋さんで
お寿司やサラダを買って
ホテルで食べることにした。


「これも美味しそう
 あれも美味しそう

と買おうとするわたしに

「食べきれないでしょ

と制止する彼


結局は食べきれなくて
残すわたしの分を
食べさせられて
自分が苦しい思いをするので

たった1日で
それを学ぶことになった彼


「残してもいいよぉ...」

と言うわたしに、

「もったいないでしょ

と言う彼。
もっともですね


そして夜は
ホテルの部屋でを見ながら
ふたりで買ってきたお寿司と
暖かいお茶と
楽しい会話


ご飯の後は
ふたりでくっついて...

今まで出来なかったこと
全部しようね

って話して


二日目のお風呂は

「お風呂入ろっか

「うん

と、何の抵抗もなくすんなりと...


不思議と彼といたら
すべてがなんてことない
当たり前のこと

って思えた。


愛してたら当たり前のことだよ


って言う彼。


ayutaが気にしてることなんて
何でもないよ


っていつもわたしを安心させてくれて
素直になれる、彼といると。


こんなに幸せでいいのかなぁ

彼は、
わたしの人生の最後に
神様がくれたご褒美なんだろぉか


と、ふと思った。


一日目の夜と違い
二日目の夜はもう

ずっ~...と前から
一緒にいるような恋人同士だった





そしてお風呂上がり
さすがに前日の寝不足と
疲れで一瞬
熟睡してしまったのは
言うまでもない(笑)



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