さよなら三角 また来て四角...日本編☆第二章☆

オーストラリアから10年ぶりに帰国。特別支援教育に携わりながら
市民農園・家庭菜園に励んでいます。

何事も前向きに??

2010年02月16日 10時43分47秒 | Web log
新年度がはじまって、クラス名簿が発表されたときに
ジョナサンが複合クラス(一年生と二年生の混合)だと
わかってちょっとショックだったわたし。

というのは教室が一年生のブロックにあって、
二年生のブロックとは対角線上に全く反対の所に
位置しているので、他の2年生から孤立してしまうと
聞いたので。

校外活動もすべて一年生と一緒。

でも、まぁ、仕方がない。変えたければ校長に直談判。
でも、そこまでする意味があるとも思えない。
やってみなければ、時間がたってみなければ、それが
良いか悪いかは誰にも分からないしね。

で、先生はどうなんだろう・・・と思って年上の兄弟姉妹が
いるお母さんに話を聞くと、

Mrs○○ is very good. Very firm and has a good reputation
among parents.
(すごくいいのよ。しっかりしてて、親に評判がいいの。)

で、That class should be nice.

などというので、そうか・・と思っていたけど、実際どうかなぁ
と思っていたら、ジョナサン曰く「面白くもないし、勉強ばっかり
させるし、口うるさいし、厳しいし・・」ときた。

で、『いい先生だ』と言っていたお母さんに、先週ジョナサンが大泣きして
学校に行きたくないといったこと、先生のことが好きじゃないこと
などなど言ったら、「そうなのよねぇ、家の娘も大変だったのよ~」と言う。

時々思うのだけれど、こっちの人はとてもあまり否定的な意見を言わない。

例えば

「退屈なところ」→「静かで、ゆっくりのんびりしている」
「厳しい」→「しっかりしている、揺るがない」
「怠け者」→「こだわらない、ゆったりしている」

とまあ、こんな風に。

批判的にならないように言葉を選んでいるというのがわかる。

それはそれでいいことなんだと思う。

愚痴ってばかり、批判ばかりってのもなんだかなぁと思うから。

でも、ときどきその超前向きさ加減に辟易するときもある。
「それって建前なんでないの?」と思うときもある。

本心が伴わなっていないのが分かるときがあるから。

愚痴や批判は、度が過ぎれば聞いてて面白くもないけれど、
でも『この人本音で言ってるなぁ』というのが分かるし、
それなら聞いてあげようとも思う。

で、過ぎれば私の意見を言わせてもらう。

言っても通じないときもあるけれど。

ま、本心を言うのは限られた人で、親しくない人に本心を
見せるってのは弱みを見せるのと同じことなんでしょうから
わたしは本心を言う相手として選ばれていないだけの話なんだろう
とも思う。

で、残念だけれど、それはそれでいいと思うようにしている。
それは相手の領域だから、尊重しないとね。

それにネガティブな情報は伝播しやすいから、主観的な意見で
相手に悪影響を及ぼさないように、とまで考えて言ってくれている
のならば、逆にすごいことなのかもしれない。

でも、きれいごとで終わってしまうのって、最初っから相手に
されていないんだなって思うときがある。

距離を感じる。

その『距離感』は、こっちの人にとってはごく普通のことなのかもしれない。
だから卑屈になって距離を感じている必要もないのかもしれない。

距離のとり方が違うってだけだと思えばいいことなんだとも思う。

でも、違う文化からやってきたわたしのような人間にはどうもしっくり
こない感がある。

自分は・・・こてこてこってり日本人なんだなぁと思う瞬間なんである。

でも、同じくよそものであるマイクも同じ事を感じるらしい。
白人なのにね。「イギリスとは違うんだ・・・」という。

で、調子に乗ってあまり否定的なことを言わないように気をつけなければ
と思うんですけれど、昨日もパースはどう?って聞かれて
「退屈です」と言ってしまった。



あぁ、今日もくどく長いブログになってしまった。

反省。















ハッピー バレンタイン・デー

2010年02月15日 21時36分32秒 | Web log
昨日はバレンタインデーでした。

でも、わたしもマイクもすっかり忘れておりまして、
カードもプレゼントも用意しておらず。

わたしたちは全然そういうの気にしない性質なので
「ごめんねー」で終わり。

でも、せっかくだし外食しようということになり、
子供たちを午後プールに連れて行き、その帰りに
Sizzler'sというファミレスに行きました。

私が住んでいた山形県にはミルキーウェイという
ファミレスがありますが、そういう感じ。

メインディッシュを注文して、サラダバーと
ドリンクバーはお変わり自由。

メインディッシュは25ドルから35ドルの間。
で、サラダバーはその値段に含まれます。

サラダバーには野菜、果物、パスタ、パン、デザート
スープが含まれます。子供はサラダバーだけでも
オッケーな感じ。

で、味はともかく量はおなかいっぱい食べられます。

バレンタインデーということもあってか、5時過ぎに
行ったら長蛇の列。家族連れがほとんど。

10分ほど待ったらすんなりと席につけました。

ベンジャミンは3歳なのでドリンクバーのみで
サラダバーは無料。

で、ジョナサンはキッズミールを注文し、
わたしたちはマイクはチキン、わたしは
エビの料理をメインで注文し・・・

全部で70ドル。

日本円だと6500円くらいかな。

あの内容で6500円ってどうよ?と思いましたが
でも、Value for money です。クオリティーは
置いておきましょう。

食いしん坊のわたしはとにかくいろいろ挑戦しまして、
おなかいっぱいになって帰宅しました。

そういう食べ方も、たまにはいいもんだ。

去年までは外食なんてベンジャミンも小さいし、
ムリムリって感じで、なによりもマイクが
子供たちと一緒だと、落ち着かない子供たちが
気になってゆっくり食べられない性質で、帰る頃には
ヘトヘトになるんです。(わたしではなく、マイクが)

子供なんだからある程度は・・・と思うのは、わたしくらいで、
公の場で子供がうるさいとか、落ち着いて食事ができないというのは、
とても恥しいというか、気になるらしい。

でも、ジョナサンも成長と共にまともに色々食べられる
ようになり、ベンジャミンもそれなりに食べるので、
楽しい時間をすごせました。

とにかく量を!というオーストラリア在住のあなたに
お勧めです。
















ベンジャミンの前歯

2010年02月14日 20時46分31秒 | Web log
1ヶ月くらい前、子供たちをプールに連れて行った。

そのとき、ほんのちょっとした隙にベンジャミンが転んで
顔面強打&大量出血。

プールに入って濡れていたので、出血がとてもひどく見えたけど、
わたしは、歯もあるし、大丈夫なんでない?と思ってたんですけど
傍にいた見知らぬ人がとてもおろおろし始めて、救護の人を
呼んできてくれた。

歯を折ったか?と誰しもが思ったくらい大泣き&大出血でした。

下唇に歯が食い込んで切れていたのと、上の前歯の付け根から
出血。

救護班の人に氷をなめるように言われたときには、泣き止んで
いたし、氷ですぐ出血も止まった。

翌日も触れると痛いようだったけれど、食事も取れていたし
大丈夫だろうと思っていたら・・・

先週あたりから前歯が黒ずんできた。

やばい・・・神経死んだかも?

歯医者に行ったら『一時的なものかもしれないし、レントゲンを
とってみないと分かりません。』と言われ、火曜日に幼児専用の
歯医者に連れて行くことになった。

どうも、ベンジャミンはそういった事故がジョナサンに
比べると多いような気がする。

走って転ぶとか、頭を打つとか、そんなことで
しょっちゅう泣いている。

ベンジャミンが走っているのを見ると、ひやひやしてしまう。
「いつ転ぶか???」と思って心臓の縮む思いがする。

でも、わたしも人のことが言えない。

中学のとき、運動会で組み体操をすることになった。

で、練習の日。

合図とともに直立で立った姿勢から前に倒れていき
両手で着地することになっていたのだけれど。

わたしは両手を出しそびれて、顔面で着地してしまった。

もちろん口が切れて大量出血した。

体育の先生からは「手を先にださなくちゃ・・・」と言われた。

ベンジャミンを見ていると、そんな自分の昔の出来事を思い出す。

スノーボードで転倒して頭を強打し、軽い脳震盪を起こして
記憶がぶっ飛んだりとか。

小学校のときですが、傾斜のかなりきつい坂道を自転車で、
ノーブレーキで降りていき、加速度がつきすぎて転倒して、
通りすがりのおばさんに車に乗せられて、おばさんのお家まで
連れて行ってもらい、処置をしてもらったこともある。

海外旅行したときも、病院に何度か運ばれた。

よく考えていそうで考えていないというか、抜けているところが
ベンジャミンに遺伝してしまったようだ。

人騒がせなくせに、本人はけろっとしているというパターン。

周りはヒヤヒヤさせられているのも気付かずに。

家族に2人もそういう人物を抱えてしまって、一番大変なのは
きっとマイクに違いない。

ベンジャミンはもちろん、わたしも自分が見えてないし、
危なっかしい2人を背後で見ているマイクは本当に大変だろうな
と思う。

少なくともわたしは、ベンジャミンの危なっかしさは見えているので、
マイクがどういう風に感じるのか、少しは分かる。

でも、いざ自分のこととなると、きっとわたしは何も気付かずに
ヒヤヒヤさせるようなことをしてしまっているんだろうなぁ~とも思う。

こういうのって、どうすればいいんでしょうねぇ。


10年続ければ・・・

2010年02月13日 22時24分55秒 | Web log
今日は1週間ぶりの空手。
先週行きたくないといったジョナサンを連れて
2人で行った。

1ヶ月以上の休みは、あまりよろしくない。

ジョナサンは「行きたくない」の連発だった。
道すがら半泣きだった。

『長く休むとね、誰でも行きにくくなるもんだし、
マミーも先週はすごく緊張したんだよ。

とにかく何も考えずに行けば、前の気持ちを取り戻すから』
と言った。

案の定、ジョナサンは楽しくお稽古をして帰ってきた。

わたしも今週は呼吸に気をつけて、最後までやり遂げて
帰ってきた。

楽しかった。

さて、吉本隆明(作家・吉本ばななの父親で、思想家)という人が
「どんなことでも、毎日10年やり続けられたら、一丁前になれる」
と言った。

この一言を読んだときに、なんだか光が差し込んできたような
そんな気持ちになった。

若いときは、才能があるとかないとか、自分に向いてるとか向いてない
とか、そういう訳のわからない、不確かなことで何をやるかを
決めようとしていたところがあった。

確かに、才能のある人というのはいると思う。1を聞いて10を知るというか
とにかく勘がいいというか、すぐ飲み込めるタイプの人。

でも、そんな才能に恵まれて生まれてきた人というのは限られていて、
どれだけいるんだか。

じゃ、才能がなければ全くダメなのか?というと、全然そんなことはない。

「10年続ければ・・・」なのである。

やる気があろうがなかろうが、時に楽しもうが、時に嫌になろうが
続ければ、一丁前になる。

才能うんぬんではないというところが、平凡かつ月並み(あるいは月並み以下)な
能力しか持ち合わせていないわたしにとっては力強い言葉。

『続ける』・・・それだけ。

ま、そこが難しいんでしょうけれどね。

才能があるかどうかなんて、よくも分かりもしないことを考えて
やらない言い訳を探そうとするのは、ようするに怠けたいから
なんだよね。

つべこべ考えずに続ける。

耳が特別いいわけでもない、よって発音だって特に上手なわけでもない。
記憶力が長けていて、単語をいっぱい一生懸命覚えているかというと
そうでもない。

わたしはただ英語を続けてきただけだ。続けたって言ったって、
続けざるを得ない立場に身を置いてきたってだけの話だ。
本当にそれだけだなぁ・・・って思う。

世の中の母親がそれなりに料理ができるのは、そうしなければ
ならない立場に立たされて、それを続けてきたからなんだと思う。

(中には好きで料理している人もいるでしょうけれど、だからって
毎日うきうきで料理をしているかというと、そうでもないんでは
ないのかな?)

才能なんてなくても、それでもなんとかなる。

私の空手もきっとそんな感じで、続けさえすればなんとか
なるんだろうか。

きっと・・・・そうだ

だから今は・・・ヘタでもいいんだ、と開き直ることにする。

言葉が通じないとき

2010年02月12日 21時14分57秒 | Web log
ある人に長いメールを送った。

このブログもそうだけれど、わたしの書く文章は
とにかく長くて、読んでる人にしたら、
くどく感じるんだろうなぁ・・・

わたしの考えていることを正確に伝えようとすれば
するほど、複雑になってしまうのか。

で、相手が日本人であるに関わらず・・・全然、意図した
ことがつたわっていないことに唖然とさせられることが
ある。

あれだけ詳しく書いたのに・・・・

「会って話せればいいんですけれど・・・」といいながら
再度、長い説明を加えたメールを送った。

きっと、読むのが苦手な人は長いメールをみただけで
気持ち的にひいちゃうのかもしれない。

相手の限界なのか、自分の限界なのか・・・・

でも、会ったからといって本当に分かり合えるのか?

保障はない。

ネット上であれ、なんであれ、言葉を超えたところにある
何かが一致していないと、同じ場所、時間を共有しても
分かり合えることは難しい。

何かが一致していれば、言葉が少なくともぴたっと分かり
会えるのだけれど。

長い時間を共有するというのもある意味大事だけれど
でも、どれだけ一緒の時間を過ごしたか、だけでは
量れない何か。

それは、実に国籍を超える。

日本人でも、かみ合わない人とは、まるっきりかみ合わない。

日本人でなくても、日本語を話さなくても、大丈夫な人とは
全然大丈夫なのである。

本当に不思議だ。

違うところに気付く

2010年02月09日 17時19分27秒 | Web log
ある人から昨日電話がかかってきて、家を訪問したいとのこと。
で、私的にはちょこちょこっと片付けて、掃除機かければいいやって感じ。

で、帰宅したマイクにこのことを言うと、顔色を変えて窓掃除に取り掛かった。

「今から、窓ですか・・・・」

それよりも、君の部屋に脱ぎっぱなしになっている洋服とか
ぐちゃぐちゃに積み上げられている靴下(きれいなものですが)とか、
コンピューターの周りの食べっぱなしのお皿とか

そういうところを片付けないといけないんでないの? と思うわたし。

いつも思うのだけれど、片付けるとき、掃除をするときの優先順位が
わたしとマイクではちょっとズレがある。
わたしは、窓拭きとか窓掃除ってのは、年に数回のことだと思っている。
でも、マイク的には窓がきれいだと家がきれいに見えるらしい。
なので、とりあえず窓掃除。

「ほんとかよ・・・」

同じように生活をしていて、同じものを見ても、気付く場所が
どうも違うらしい。

私的には窓掃除なんて優先順位がかな~り低いですから、
マイクが率先してしてくれるに越したことはない。

ので、時々『違い』にストレスを感じることがあっても、ある時は
その違いが好都合に働くことがある。

そんな時、2人合わせて全体としてより広範囲を網羅できているのなら、
それはそれでいいことだ、と思う。

ところで先週の土曜日。

マイクが「忙しい?」って聞くので「別に・・」というと
「ちょっと見て!」と言うので言ってみたら、YouTubeの動画だった。

タイトルは

Kseniya Simonova's Amazing Sand Drawing

URLは http://www.youtube.com/watch?v=vOhf3OvRXKg です。
(画像をリンクする仕方が分からなくてすんません)

これは本当にすばらしい、涙ちょちょぎれる映像でした。
2人して感動していました。

時間のあるかたは是非、是非ごらんくださいませ。

わたしならきっと気付くことなく見落としてしまうことを
マイクが拾い上げて、わたしに投げかけてくれる。

友人であれ家族であれ、気付かないことに気付かせてくれる
存在というのはとてもありがたい存在だなぁと思います。

夕方から始まった窓掃除は別にして・・・・
(週末の午前中とかなら最高なんですがね)

どこまでも現実的に

2010年02月08日 10時26分40秒 | Web log

今朝、ジョナサンが学校行きたくないと言い出した。

「なんで嫌な先生に会いに学校へ行かなければならないんだ。
去年の先生も優しくなかったし、今年もそうだし。」

「早く、大人になりたい。そしたら好き勝手なことできる。」

で、わたしは言いました。

「そんなことないよ。大人になったって嫌な人と付き合わなければ
ならないときだってあるし、ダディだって、毎日会社に行きたくて
行ってるわけでもないし、会社に嫌な人だっているんだよ。
やりたくない仕事もあるし。

人生というのはそういうもんなのよ、残念だけど。

嫌なこと、嫌な人はどこにでもいるんだよ。

そういう人や事柄にどう対処するかを学ばなければならないんだよ。

そして、たとえどこに行っても自分が少しでもハッピーな気持ちで
いられる何かを探さないとね。人生つまらないよ。」

「・・・・僕がママの立場だったら学校に行かなくてもいいし、
働かなくてもいいし。僕はママになりたい。」

「でも、わたしは働いてないけれど、他のお母さんで働いている人、
いるでしょ?家族がよりよい生活を送るためなら、働かなければならない
ってこともあるんだよ。

わたしだっていつか働かなきゃいけないかもしれないし。」

ジョナサンが、ただつぶやきたかっただけってのは分かる。

結局、あれこれ言いながら、制服に着替えていたし。

で、わたしも7歳の子にどこまで言うべきなのかと迷うときがある。

でも、やはり現実というのはあるわけで、現実というのはどういうものか
教えなければ・・・と思うのであります。

ある条件(場所、人、環境)が変われば生活の質が変わるというのは、
一部言い得ているかもしれないけれど、でも全てではない。

どこかに行けば幸せが待っているというのは幻想でしかない。

海外に来て、日本にないものを得たとしても、日本にある
「よきもの」を失っていることに気付く。

結局、対処しなければならない問題が変わるだけの話。

「じゃ、いろいろ嫌な思いをしたりして、どうして僕らは
生きなければならないの?」

という根源的な問題にぶつかる。

ジョナサンにそんな酷な現実を気付かせるべきなのか、どうか。

でも、わたしが何も言わなくても、きっとそんな問題に
立ち向かわなければならないときがいつか来ることでしょうね・・・。

ジョナサンを学校に送ったあと、ベンジャミンが車の中で
「僕、学校に行きたくない・・・」と言い出した。

ジョナサンのマネすんな!

スターウォーズ I love Yoda..... 

2010年02月07日 19時35分48秒 | Web log
スターウォーズは古くから多くの人に愛されてきた
超大作の映画ですが、実は見たことはありませんでした。

宇宙戦争映画というイメージが強く、見てみたい
という気持ちになることはありませんでしたが、
ジョナサンが大きくなり、スターウォーズに興味
を持つようになって、登場人物やストーリーに少しづつ
触れるようになって、なんだか面白そうだなぁと
思うようになったのでした。

で、昨日、スターウォーズ エピソード3 シスの復讐を
みんなで一緒にみました。

いやぁ、面白かったです。

しかも内容がとても深い。
 
アナキンがオビワンの期待を裏切って、ダークサイドに魂を売る
いきさつとか、心がとても痛くなりました。

ジョナサンも「アナキンは本当に愚かな選択をしてしまったね」
とクールな発言。

でも、第三者はクールな目線でストーリを追っていますから、
アナキンを簡単に批判してしまいますけれど、わたしもジョナサンに
100%同意なんですけれど、でも、とてもとても切なくなって
しまいました。

疑いと恐れが人を狂わせる。

で、本人にとっては「大事なものを守るため」という大義があるから
その判断が間違っているんじゃないかと心のどこかで気付いていても、
それを跳ね返せない弱みに捕らわれてしまっている。

本人にとっては「正しい選択」にしか思えない。

そこでヨーダがいい事いうんだ。

"Death is a natural part of life.
(死は自然に起こる人生の一部分である。)

Rejoice for those around you who transform
into the force.
(あなたの周りにいる人が「力」へと姿を変えていく
のを喜びなさい。)

Mourn them, do not. Miss them, do not.
(悼んではいけない。寂しく思ってはいけない)

Attachment leads to jealousy.
(執着は嫉妬へとなる)

The shadow of greed, that is...
(強欲の影である)

Train yourself to let go of everything
you fear to lose...
(あなたが失うことを恐れるもの全てを手放すよう
己を鍛えなさい。)

The fear of loss is a path to the dark side."
(喪失への恐れは暗黒の世界への道となる)

Yes, fear leads to anger (as we "fight" out of clinging),
and anger leads to hatred, and with hatred, there is suffering
for oneself and others.
(そう、恐れは怒りとなり、怒りは憎しみとなり、憎しみにより
己と他の人を苦しめる。)

でも、Anakinはヨーダの忠告を理解することはできませんでした。

パドミを愛するがゆえに

愛がですよ・・・

『愛』に反する人はいないはず。

でも、愛が人を狂わせることがある。

それは愛そのものが問題なのではなくて、その陰にある「執着」なんでしょう。

執着から手を離したときに、本当に大事なものは何か、が見えてくるって
ことなんでしょうね。

ヨーダ・・・・すごいよ。

ジェダイマスターのヨーダ。

尊敬いたします。

そういえば2年前の12月の始めだったか、ジェダイ・トレーニングの真似事をして
骨折したっけね・・・・ジョナサン。

でも、ジョナサンがジェダイに憧れる気持ち

・・・・今だからとってもよくわかる。

ジェダイ・ナイトにはなれないけれど、せめて空手がんばります。







空手、再開

2010年02月06日 20時33分53秒 | Web log
今週の月曜日から空手が再開した。

のだけれど、月曜日と木曜日は参加できず、今日、初参加。
ちょっと緊張しながらひさびさに道場へ行って、
『何も考えない』と自分に言い聞かせて、練習に集中。

ところが久々だったのとメニューがハードだったのとで、
途中で貧血気味になり立ってるのもつらくなり、練習を
中座することに。

そしたら谷川俊太郎似のおじさんが介護に来てくれて
まず手をおなかの上において、横になって血液の
循環を通常にもどしなさい、とのこと。

で、ずっと傍でわたしを見守ってくれました。

で、傍で『空手、楽しんでる?』『どこ出身?』とか聞いてくれて。

私が『空手は楽しいんですけれど、6週間も休みだったから
今日、道場に来る前はとても緊張してしまいました。』と言ったら

『みんな同じだよ。上級者でも、赤帯保持者でも、6週間も空けると
緊張するし、そういう気持ちを抱えてみんな来てるから、心配しなくて
いいんだよ。」

と。

いいおじさんだぁあ・・・(泣)

他にも数名、心配して声をかけに来てくれて、かなり照れましたが、
心がほっこり暖かくなりました。

で、途中で倒れると悪いからと『谷川さん』が、家まで送ってくれました。

で、ちょっとだけ彼の話を聞いたのですが、

『谷川さん』は、ザンビア生まれのインド人。
ケニアで育ち、イギリスを経てオーストラリアに来たとのこと。

そういえば、尊敬するマハトマ・ガンディーも
アフリカ(南アフリカ)に住んでたときがあったのよね。

世界を移動しても強くたくましく生きている人って
すごいなと思います。

どこの国へ行っても、自分のアイデンティティー見失わない、
しなやかさを持ち合わせているんでしょうか・・・

彼には18歳になる息子さんと20歳になる娘さんがいて、
子供が空手に通い始めて、自分も通うようになり、
(わたしと同じ動機)子供たちは『卒業し』今は
自分だけ通っているとのこと。

で、彼が空手を始めたとき、周りの人はまさか彼が空手をする
なんて思ってもみなかったそうで・・・(谷川さんは、年末にすさまじい
昇級テストを経た黒帯候補生です)

わたしはいろんな人の話を聞くのが大好きなので、なんだか倒れて
得した気分になりました。

「僕たちは若くないからね、自分の限界を知って、自分のペースで
頑張るしかないんだよ。」と優しく一言。

ちなみに『谷川さん』眼科医だそうです。だから、わたしを助けに
来てくれたんだ・・・たとえ専門外でも、貧血に対処するくらいの
基本的な医学の知識は持ち合わせていらっしゃるでしょうからね。

今日は、実にいい1日となりました。


きたぁぁぁぁぁぁぁぁっ

2010年02月04日 10時20分53秒 | Web log
登校3日目にしてジョナサン

大爆発!!!!!

迎えに行ったときから様子がおかしいなぁと思って
いたら、ベンジャミンに八つ当たりをしはじめ、
最後には

「学校なんか大嫌いだ。」
「先生も嫌いだ。」
「僕に指図する人はみんな嫌いだ。」

などなど色々と泣きじゃくりながら訴えるんだけれど、
喘息の発作で息もできない感じになった。

爆発してしばらくしたら落ち着いてました。

頭の中が不安とストレスと混乱とですっちゃかめっちゃかに
なっていたらしく。

で、月曜日から色々聞き出そうと私も気を使っていたのですが、
別にどぉってことない感じだったのです。

男性の脳みそは右脳と左脳をつなぐ脳幹が女性に比べると細く、
両方の脳みそに情報を往来させて処理する能力が女性より
低いと聞いております。

ので、ジョナサンも新しい環境と状況を理解し、処理し、
湧き上がってくる感情の動きを捉え、表現するということが
私が思う以上に難しいのでは??と思います。

ジョナサン、繊細な部分あるし。

で、形はどうあれ爆発するというのはいいことだと思います。

表現しないよりは、したほうがいい。
溜め込むより、吐き出したほうがいい。

爆発は混乱の度合いを示しているということで。
でも、もう爆発したから、あとは沈静の方向に向かうのでは?と
目論んでいます。

でも『余震』は警戒しなくちゃいけないけれど。

実は、去年も新しく学校が始まって2週間後くらいして
急に爆発したことをはっきり覚えていますので、いつか
くるぞ!と思ってはいたのですが。

去年より早くきたということは、成長しているってことで。

子供なりにいろいろと神経をすり減らし、新しい環境に慣れるのに
必死になっているのを見ると本当につらいのですが、これも経験を
繰り返して学習するしかないんだよね。

大人になってもそれは同じこと。

性格にもよるかと思いますが、新しい環境に飛び込むというのは
幾つになってもしんどいことです。

でも、いつかは慣れることになっているんですけど。

がんばれ!ジョナサン。

それにしても「僕にあれこれ指図する人は嫌いだ」というところ
誰かさんにそっくりです。

(わたしじゃありませんよ。)













署名

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