さよなら三角 また来て四角...日本編☆第二章☆

オーストラリアから10年ぶりに帰国。特別支援教育に携わりながら
市民農園・家庭菜園に励んでいます。

トヨタ・オーストラリアに煮え湯を飲まされる

2010年10月28日 18時08分16秒 | Web log
車の件、全く進展がなく。

昨日、ディーラーから「修理をしないなら明日まで車を返して欲しい」という連絡があり
再び日本のトヨタにメールをし、我慢できないので電話をしました。

担当の人(女性)は平謝りでしたが。

かすかな望みを持って、日本のトヨタにオーストラリアで発生していることを
話しましたけれど、それもこちらの気休めにしかならないんだなぁと思えてきました。

というか、これはトヨタ・オーストラリアの管轄内で起こったことなので
日本のトヨタに言ったからとて、無力なのは薄々感じていましたが。

その通りでした。

で、私が直接ディーラーに行きまして、
「調査が行われているはずなのに技術的な証拠も何も提示されず、
こちらに非を押し付けられても納得がいかないし代車まで返せというのは
同意できません。せめて、証拠を伴った判決がでるまで代車を維持する
権利があるはず」と言いましたが、

相手は相手の理屈がありまして、

「代車に関しては最初の修理に対して無償提供したのであって、それ以降の
トラブルについての異論はお客様が起こしたアクションであり、こちらに責任はない。
トラブルに対しても、こちらの責任と思っていませんから、代車を無償提供する理由がない。
よって、代車を返さないならば「盗難」とみなし、警察に訴える。」

とまで言われました。

わたしたち、もうすこしで「車の窃盗犯で~す」

トヨタ日本からトヨタ・オーストラリアに連絡がいったはずですが、

トヨタ・オーストラリアは全くやる気なし。

マイクがトヨタ・オーストラリアに電話をしたら、担当の女性が今週中に辞めるし、
(女性ってところからして、やる気なしなのは見え見え)

でほかの女性に担当を移したけれど、技術的な問題が関わっていて複雑すぎるということで
拒否しているとのこと。

っていうか、本気なら上の人がもっと動くはずでしょうに。
本気じゃないんだな。

たらいまわしして、結局、何も着手するつもりもないようです。

無駄な仕事と思っているのでしょうね。

っていうか、トヨタ日本がいくら口出ししたとしても、強制力がないと分かって
いるから、余計なことはしたくないと思っているのでしょう。

結局トヨタ日本も「これはこちらの管轄外」と思っているし
トヨタ・オーストラリアも「これはこちらの責任じゃないし、勝手にすれば?」と
思っているんでしょうね。

ここまでくると、政府系のカスタマー・プロテクションもどこまで当てになるのか
わかりません。

わたしたちオーストラリアの永住者じゃありませんからね。

カスタマー・プロテクションからの手紙には
「双方の和解に協力しますけれども、こちらには相手に何らかの弁償を
強制する力がないので、もし強制執行を願うのなら、裁判所にいってください。」

という、丁寧だけれど無意味な手紙がきました。

ので、結局、裁判に持っていくしかないようです。

正しいことがいつも正しいとは限らない。
正しさなんて文脈でいくらでも変わる。

わたしの「正しさ」が、相手の「正しさ」に常に一致するとは限らない。

煮え湯を飲まされて、非常に苦痛な思いをしていますが
それも結局、煮え湯と思っているのは私たちだけ。

結局、なるようにしかならないんですね、残念ながら。

不当だと思えることに遭遇してしまった不運を嘆く以外にありませんね。

今、心はぐつぐつ煮え立ってますけれど、それを戦いのエネルギーにしたところで
論理で戦わないといけないので、怒りのエネルギーに支配されていると
正しい論理の構築の邪魔になってしまいますので

これは感情に執着しない以外に方法はないようです。

Let it go・・・ Let it go ・・・

こちらがどんなに納得いかないと叫んでも

潔く、受け入れなければいけない現実は最終的には受け入れなければいけないんだなぁと
覚悟を決めています。

裁判所に行くまで、冷静に最後まで戦いますけれど。

「受け入れたくない」ともがいたところで、きっと心の傷と痛みが深まるだけのような
気もします。




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