さよなら三角 また来て四角...日本編☆第二章☆

オーストラリアから10年ぶりに帰国。特別支援教育に携わりながら
市民農園・家庭菜園に励んでいます。

忘れられた洗濯物と社会問題とメディア

2005年06月03日 13時10分24秒 | Web log

朝、子供の洋服ダンスをみると妙に服がすくない。

洗濯機が7.5kg分洗えるので週に2回くらいしか
洗濯しないのですが洗濯機の上に洗濯物がカゴ一杯たまってたので

「だからかぁ。お洗濯しなくっちゃ」

と洗濯機を開けると・・・

おそらく火曜日に洗った洗濯ものがそのまんまに
なって入ってた。

ガーン。ショック・・・洗濯したまま干すの忘れてた。

忘れるのもここまでくると自己嫌悪。かなり落ち込み。

臭いを確かめもう一度洗いました。

あぁ、自分の愚かさに再度涙。

ところで海外生活を愚痴ってばかりいても
よろしくないと思いつつ、ちょっと気になることが。

買い物に行くと抜き打ちでバックチェックをされる。

わたしは子供のオムツやらおおしり拭きやら非常用の
飲み物やお菓子を常備しているので、かなり大きいバックを
いつも背負っている。

だからか?それともわたしの人相が悪いからか?

行ったそれぞれのお店で2回バックをチェックされた。

何も盗んでないので別にチェックされてもかまわないけれど
非常に不愉快。きっと日本でそんなことされたことないから
だろうと思います。

こちらではアボリジニの犯罪がよく話題になります。
金曜日の夜もFremantleで女性がアボリジニから首にナイフを
突きつけられ、車に押し込まれそうになったけれど自力で
なんとか逃げたというニュースをラジオで言ってました。
現在、捜査中だとか。

それ以外にもアボリジニが車のガソリン(英式にはPetrol)
を入れた後、お金を払わずそのまま逃げたり(こちらではセルフ
でいれて、後でお金をカウンターに払いに行くというのが普通)
店での万引きなどいろんな問題が新聞などで取り上げられるのを
見かける。でも、警察はアボリジニに対して目をつむっている
ところがあり、地域住民が苦情を訴えても「彼らはマイノリティー
だからどうすることもできない」と言い訳するらしい。

そうやってアボリジニの社会問題は深刻化し、そして
アボリジニ=近づいてはいけない人々という意識と差別が
ますます深く浸透していく・・・

アボリジニの行動に対してメディアが敏感に反応しすぎている
から差別がなくならないのだ!とアボリジニのポリティカル
リーダーは強く主張するらしいですけれど・・・

どっちがどっちなのか良くわかりません。

ところで、わたしの持ち物検査の話と平行して
もしわたしが善良でまじめなアボリジニだとして
アボリジニだというだけで、犯罪者みたいな扱い
されたらやっぱりかなり不愉快でしょうね。

差別されてる!と意気込むに違いありません。
だからといって、持ち物検査に抗議するという
過剰反応はよくないのかも・・と思うわけであります。

指紋押捺問題というのが日本でかなり昔に問題になったの
を思い出す。

アホだったわたしは「悪いことしていないのなら指紋くらい
いいじゃん」と思ったりもしたけれど個人の尊厳ということを
考えたときに最初から犯罪者扱いってのはねぇ・・・

問題かと思いますよ。

そうそうFremantleの暴行未遂事件ですが、ラジオでは
アボリジニがと言ってましたが犯人が捕まってないのに
そのように言及するのはいかがかと思います。

日本で似たような事件が発生したときにメディア上「日本語で
ない言語を話していた」というニュアンスで逃走した犯人が
日本人ではないことをほのめかし、犯人が捕まるまで国籍の明言は
避けていると思います。

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