さよなら三角 また来て四角...日本編☆第二章☆

オーストラリアから10年ぶりに帰国。特別支援教育に携わりながら
市民農園・家庭菜園に励んでいます。

けんかの理由

2010年10月08日 20時50分19秒 | Web log
先週からスクールホリデーが始まりました。
子どもをあちこちに連れて行くので、普段よりも忙しいです。
昨日は急に体調が悪くなり、夕飯も食べずに寝ちゃいました。

さて、「キングス・パーク」という公園に子どもたちを連れて行ったときのこと。

オーストラリアで一番人気のあるスポーツは、Australian Football。
ラグビーのような、アメフトのような。
スポーツが特に好きではないわたしは、全く興味もなく、ルールも知りませんし、試合も観ません。

私たちがそうなので、ジョナサンも特別熱心なファンでもないのですが、周りの友達に影響されて、地元チーム Westcoast Eagles のユニフォームを買ったりしまして。

パースには Westcoast Eagles と Fremantle Dockers という2大チームがあります。で、地元の人はどちらかのチームを応援しています。

で、たまたま公園に行った日、気まぐれで Eagles のユニフォームを着ていったのでした。

そうしたら、Dockers のサポーターらしき 男の子2人からいじめられまして。

ジョナサンが「二人が戻ってきたら、仕返ししたいけど、いい?」

と聞くので、「仕返しはだめ。だけれど、二人がまた喧嘩を仕掛けてきたら、わたしに言いなさい」とだけ言いました。

そして、二人がまたやってきた。

ごろつきめ!!! また、ジョナサンをいじめようとしている!!!!

Excuse me・・・

で、始まり、ガツンと言ってやりましたよ。

で、帰宅後マイクに出来事を話したら、「君はそういう環境に育っていないからね」と軽く言われました。

イギリス生まれのマイクは、そういう環境で育ったそうです。

イギリスのフーリガンは「サッカー」を理由に喧嘩をふっかける奴らですし、マイクの地元の学校もプロテスタントとカトリックに分かれて、何かにつけて対立していたそうですし、スコットランド人は、イギリス人が大嫌いで、ワールドカップでも、イギリスではなく、イギリスの相手国を応援するくらいですので、その憎しみの度合いがはかりしれます。

そんなに戦いたいの??? そういう無駄なことにエネルギーを使って、楽しいのか?

と思ってしまいます。

学校の休みに公園に出かけてすがすがしい気持ちでいたのに、もともと好戦的ではない私が、ジョナサンをいじめる子ども相手にエネルギーを使い果たしてしまい、気持ち的に疲れ果て、なんだか割り切れない気持ちで帰ってきました。

子ども相手にあれだけ言ったことが、良いことだったのか、悪いことだったのか、よく分かりません。

でも、まだまだ幼い子どもたちが「Footyの敵チームならいじめてもいい」などという、理由にならない理由で見ず知らずの子どもをいじめるなんて、思考自体間違っているのです。

子ども相手に大人気ないという人もいるかと思いますが、ジョナサンが「いざとなったら、ママが守ってくれる」と思ってくれただけでも、良しとしようと思います。



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