さよなら三角 また来て四角...日本編☆第二章☆

オーストラリアから10年ぶりに帰国。特別支援教育に携わりながら
市民農園・家庭菜園に励んでいます。

有り得ないことを望む

2010年02月01日 13時31分08秒 | Web log
ジョナサンの新しいクラスが発表になったり
プレイベートなことでやらなくちゃいけないことが
頭から離れずちょっとナーバスになっていた私。

色んな考えが頭の中をグルグル駆け回って、
夜中に目が覚めて眠れなくなったりして。

いろんなことが起こるのが日常であって、
対処できることには出来るだけ対処するけれど
できないことは、どう頑張ってもできないんであって
考えても無駄なんだと分かってはいるのだけれど。

できることをする、それだけなのにね。

ま、1週間もすれば落ち着くかと思います。

家に限ってですが子供より親のほうが遙かに心配している。

ジョナサンに至っては去年同じクラスの男の子が同じ
クラスじゃなくても、「別に~」だそうで。

「何も起こりませんように」と願うのが的外れなんであって、
「何か起こっても、乗り越えられるたくましい心を育てられますように」
と願うのが本当のところなんだと思う。

でも、心の中ではひたすら平穏無事を願っている。

ま、辛いこと、嫌なことは起こらないほうがいいに決まってますけどね。

さてさて、先日イギリスの番組をテレビで観ました。

偏食の激しい青年がそれを克服するのにカウンセラーと栄養アドバイザーと
から助けを借りて偏食を克服するという視聴者参加型番組。

偏食は支配的だった父親との確執からきているとの結論で、それを克服する
作業を行い、平行して色んな新しい食べ物に触れる挑戦をしながら
「人並みの食生活にもっていく」というのがテーマ。

その偏食の激しさはすごいもので食べるものはチョコレートとグレービーソースだけ。
それ以外のものを食べるのに恐怖症に近い反応を起こすというかなりな人だった。

例えばゆで卵をひとさじすくって食べるのに15分もかかったり、新しいものを
食べようとすると手が汗でびしょびしょになったりとか。

見ていて「信じられない」の連発でした。

マイクはそれほどひどくないけれど新しい食べ物に警戒心があるし、
ジョナサンもそうだ。
マイクのお母さんもそうだった。

これってイギリス人の中にある仕組まれているDNAのなせることなのだろうか。

それにしてもすごすぎる。

25年間グレービーソースとチョコレートだけって、何????

小さいときから食べるべきものを食べられなかったからお父さんも怒って
「テーブルに出されたものを食べなさい」って怒ったんでないの?
それを父との確執・・って結論付けて父親を悪者にするのもなんだかな・・

で、食べられずにいる子供にこっそり父親のいないところでチョコレートを
あげる母親もなんだかなぁ・・って感じじゃありません?

もっと栄養のある食べ物を与えろよ!

とつっこみたくなりました。

イギリス料理はまずいし、だからイギリス人は・・・と言うのはね、
あまり意味がないと思うんですけど、それにしてもイギリス人って
(少なくともマイクの周りには)偏食の人が多く、びっくりさせられる
ことが多いのです。

で、わたしがいつも思うのは「なぜ?」ということなんです。

環境によるんでしょうかね・・・

親が偏食だったら子供もそうなるし、大きくなってから慣習を変えるの
って難しいですからね。

例えば・・・いなご

わたし、食べられません。

見た目がどうも。いくら食いしん坊のわたしでも食べようという気が
おきてきません。

それはいなごを食べる環境(親)に育たなかったからでしょう。

蜂の子とか蟻とか、そういうものを食べる地域ってありますからね。

いくらおいしいと言われても、この年になって食べなれないものを
食べるのにはかなりの勇気がいると思いますから。

それにしてもね・・・イギリス人の食文化と歴史・・・興味そそられます。

今日はいつに増して長~くなってしまいました。






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