さよなら三角 また来て四角...日本編☆第二章☆

オーストラリアから10年ぶりに帰国。特別支援教育に携わりながら
市民農園・家庭菜園に励んでいます。

Nathanの家に行ってきました。

2010年10月23日 08時02分23秒 | Web log
昨日はベンジャミンのKindyのお友達、Nathan のお家にお邪魔しました。

お母さんの名前はAnn

公園とかで一緒に遊べればと思っていたのですが、

「Tradesmanが来るから家を空けられないの。でも、家くる?」

と誘ってもらって、たっぷり色々お話しました。

Annのご両親の苦労話とか、わたしたちの苦労話とか、もちろんTOYOTAの話とか。

わたしの気持ちにとても共感してくれて。気持ち的に救われました。

忙しい中、わたしたちのために時間を作ってくれて、本当に有難かったです。

Annのお母さんはイギリス人でユダヤ教徒
お父さんはシンガポール人でカトリック教徒

で、ユダヤ教徒は異教徒との結婚はご法度ですので、Annのお母さんが結婚を決めたとき
彼女は家族に絶縁をつきつけられ、そして手紙を書いても読まれずに返送されてきた
そうです。それでもあきらめなかったお父さん。二人に初めての子どもができたときに
門前払いをくわされるのを承知でイギリスに行ったそうです。

でも、それが功を奏して、なんとか交流が復活したとか。

ドラマだなぁ~

で、二人がシンガポールからオーストラリアに移住したときも、とても苦労して、特にお父さんが
アジア人ということもあって、人種差別を受け、そして何度も何度も二人で「本当にこれでよかったのか」
と泣き明かしたそうです。

本当に大変だったと思います。

でも二人でがんばって、子どもと孫に囲まれて今は幸せに暮らしているそうで。
Annも両親には感謝していると言ってました。

そういう両親を知っているからか、Annもいい人なんだ~。
わたしのことを理解し、同情してくれようとしているのが伝わってきました。

どこに住んでも、いい人は必ずいる。

嫌なやつもいるけれども。

嫌なことをされて負けてはいられないのだぁ。

信頼の心だけは失ってはいけないなと、思います。

で、Annの両親のお話を聞いて、どこに住んでも、あるいはどこで働いても、
嫌なこともいいことも必ずあって、それをどう前向きに受け止めて、自分たち、
あるいは家族の幸せのために生きるか?ということが大事なんだなぁ~

自分が選んだことを疑ってしまったら、どこまでも惨めになるだけなんだ

と思いました。

頑張らねば。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。